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悪戦苦闘の結果・・・?ファインダー用・暗視野照明付きレティクルアイピース!&PlayerOne Ceres-C(ケレス) [天体観測機材]

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この前紹介した自作ファインダーですが、見やすいのは良いけどアイピースの見口の位置が少々高くて使い難いので、アイピースを換装することにしました。候補として手持ちの部品の中で使えそうなのは、数年前Amazonで購入した格安メーカー不詳の暗視野装置付き《12.5mm二重線十字レティクル・アイピース》と、それよりはやや高級な購入時期不明の《広視野20mm単線十字レティクル・アイピース》です。

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ただ、この《12.5mm・アイピース》では焦点が合わないので、アイピース・バレルをお手製の(金鋸で強引にぶった切った)の物に変更しました。

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余談ですが、このアイピースは十字線に焦点が合うように調節する場合、レンズ部分をかなり繰り出す必要があるのですが、そうするとレンズがグラついて使い物になりません。私は弾力性のある厚めのインシュレーターに穴を開けて挟み込んでいます。こうすると焦点位置で固く締めこむことが出来ます。同様の機種を購入して悩んでおられる方お試しください。

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これで解決!と行きたいところですが、暗視野装置の照明が何故か点灯しない・・・電池切れ?分解して中の電池を見てみたら《L1131c》の表示が・・・あまり聞いた事が無いなあ~(-。-;?小さくて薄い電池が3個入っている。

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早速Amazonで検索したら《L1131》でヒットした値段が何と9千円オーバー!ゲッ!絶句した私は他のボタン電池で試してみることに。幸い何とか《LR44》2個で代用できることが判りホッとしました。

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これでようやく解決!の筈ですが、接触不良なのか何故か照明が点いたり切れたりして安定しない・・・?そこで分解して状態を確かめることにしたのだが、ここからが大変だった。スイッチ部分の小さなセットスクリューを外そうとしても六角レンチが何故か合わない。インチサイズと分かるまで余計な時間が掛かってしまいました。更にセットスクリューを落として紛失してしまい、仕方なく別のネジで代用することに(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)ノ。またスイッチの内部の方はどうかと言うと、切れていたのが極細の配線(老眼の目には辛い)だったので半田付けには更に苦労しました。

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さて実際に使用してみると、視野が若干狭い(約40度)ことを除けば十分実用にはなると思います。値段を考慮すれば上々でしょう。続いてもう一つの候補も試してみることにしました。

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この《広視野20mm単線十字レティクル・アイピース》も高さがあるので、以前のものと比較して見易さはあまり改善しませんが、視野が広く明るいという点がメリットかな。で早速スイッチを入れたのですが点灯しません。これも電池切れのようです。

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開けてみると電池にはこれまた見慣れない《AG9》の表記が。しかも《LR44》に比べるとかなり小さい。これでは電池の持ちがあまり期待できない。どうしよう(-_-;ウーン ランニングコストを考えると《12.5mm》の方が優位かな?

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ふと閃いた!白いスリーブを外せば《LR44》が使えるのではないか?案の定、長めのばねを無理やり押し込んで締め込むと何とかピッタリ収まりました。が、まだ点灯しない。そこで絶縁の為にセロハンテープを巻いたら漸く点灯するようになりました。

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最後に焦点の微調整。フォーカス機構が無いので、各部を固定した状態でM42のトラぺジウムを覗きながらピントが合うようにスペーサーを複数挟み込んで調整しました。少々重くなるのが難点ですが、視野が広くて使い易くなりました。電池の問題も解決したのでこれで決まりです。
Ps
当初は暗視野照明装置そのものを入れ換えることも考えたのですが、ネジのピッチが合わないので断念しました。

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話題は変わって、こんなものをポチってしまいました。PlayerOne社の Ceres-C(ケレス)CMOSカメラです。本来はガイディング用途のカメラですが、《ほしぞloveログ》の Sam さんの記事を読んで、電視観望にも対応できることが判ったからです。でも電視観望用途なら既にZWOのAsi224を持っていますので必要ありません。これで何をするかと言うと実は観望会の様子を撮影する目的で購入しました。

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上の写真はこの前の(NSP)観望会でスタッフの相馬さんに撮影して頂いた物ですが、確かiPhoneのナイトモードで撮ったと伺いました。星空をバックに観望する人達の姿が臨場感抜群ですね!

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でも自分の手持ちカメラでフラッシュ撮影するとこんな感じで、ちっとも面白くありません。それに複数の機材の操作と参加者の対応に追われて、中々撮影する暇がありません。オマケに私の所有しているガラケーとタブレット端末には星空が撮影できる機能がありません。そこで電視観望を実演しながら同時に来場者の様子を撮影するために、もう1台購入したという訳です。値段もお手頃ですし(^_^;)

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ついでに専用アダプターと広視野レンズも揃えました。百均ショップの三脚に取り付けて一応完成です。(撮影時は未だアダプターが届いていなかったので、アイピースキャップに穴をあけて代用しています。)

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こんな感じで同時に撮影出来ると思うのですが、果たして巧くいくでしょうか?

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ZWOのカメラだと背面にネジ穴が切ってあるので更に使い易くなりますね。気分に応じて切り換えてみても面白いかも?

因みに我が家の和室の窓から外の様子を撮影するとこんな感じに写りました。
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(ZWOのAsi224をAsiLiveで画像を保存した物)

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(PlayerOne Ceres-CをSharpcapのスナップショットした画像。)Ceres-CはAsiLiveには対応していないのでSharpcapしかも最新バージョンしか使えないのがちょっと残念!Asi224とCeres-CをSharpcapに繋いでカメラを切り替えると各種パラメーター表示が変わるので面白いです。それと最初Ceres-CをUSB延長コードを追加した状態で繋いだら、途中で突然ドロップダウンして認識されなくなりました。この辺はZWOのカメラと比較して若干デリケートなのかも?

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(上のライブビュー画像のホワイトバランスのパラメーターを自動に再設定するとこんな感じです。右側に写っているのは亡霊ではなく、ガラスに反射した私です!)

次回はCeres-Cを使った電視観望ともう1台Asi224を加えた同時撮影の効果的な方法を模索してみたいと思います。

今日の1曲、 再登場【De Dannan】で ”Anthem for Ireland ”

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=WvBI52AwyPE


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これは〇〇イ!バーティノフマスク? [天体観測機材]

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前々回のブログで電視観望用に《バーティノフマスク》を購入するか自作するか検討していると書いたのですが、ネットで検索しても意外に口径の小さい鏡筒に適合する《バーティノフマスク》が見つからないので、仕方なく自作することにしました。

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効果の程が定かでは無いので、お金を掛けず取り敢えず身近な素材を利用して試作開始!まずはネットで見つけた適当な画像をケント紙に印刷。少し色が薄いので《ローラーケシポン》で更に黒塗り。

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定規を当てて慎重に白い部分を中抜きする。ただどう見ても強度が足りなそうなので、以前《デコパージュ》に使って余っていた接着剤を筆で上塗り。でも水分で紙が反ってしまうので、ある程度乾いたら適当な重しを載せて平らにしてから乾燥させる。後は適当な大きさに切る。

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望遠鏡のフード(使い古して色が褪せたポテトチップの蓋。懐かしい【Nabisco】表記がある?)の中央をくり抜いて両面テープで貼り付けて出来上がり!しかし見た目は余りにも酷すぎる・・・(-_-;ウーン。新しいチップスターにするか?いやそういう問題では無いような・・・(-。-; 

早速、夜中にその《バーティノフマスク》を装着して電視観望を試みたのだが・・・?

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丁度その時間、空は少し薄曇りで条件はあまり良くなかった。それを差し引いても光量が不足しているのか光条がはっきりと見えずピントの山も掴みにくい。

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試しに《バーティノフマスク》を外して観望したところ、この前使用した5cmのファインダー改造鏡筒と比較して明らかに星像が肥大している。天候だけでは無くどうやらこの鏡筒の対物レンズにも問題があるようです。やはりカメラ用望遠レンズの前玉の代用ではちょっと役不足みたい。そこで日を改めて再チャレンジと行きたいところですが、手動操作だけでも、星像を拡大してから焦点を合わせるとそこそこ追い込めるので正直微妙です。電視観望だけなら必要ないかな~( ̄~ ̄)ξ?

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因みにファインダーは45°正立タイプが一番使い易いと個人的には思っている。今回使用したカメラ用望遠レンズの前玉はバックフォーカスの関係で45°正立プリズムが使えない。一方5cmファインダー改造鏡筒の方は使用できるのでファインダーとして使用するならこの選択がベストなんだけどね。と言う訳で結局電視観望用にはこれを使うことに。

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カメラ用望遠レンズの前玉はファインダー以外にはもう使いません。

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話は変わって、この前こんな物を手に入れました。ZWOの1.25インチフィルターアダプターです。電視観望をするようになってからフィルターやレデューサー&バローレンズを幾つか購入しました。ただ2インチタイプのフィルターは高価なので、おいそれと手が出ません。もっぱらアメリカンサイズです。未だ使っていない物もあるのですが、複数のフィルターを重ねて使ったらどうなるか最近気になって仕方がありません。それで色々買ってみたという訳です。いずれ試してみようと思っています。

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Ps
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リリース・クランプが余っていたので、L型のアングルプレートに取り付けてみました。水準器が付いているので重宝します。

Ps‐2
【活動後記】
《バーティノフマスク》を作ること自体は楽しいのですが、細かい手作業が多いので目が疲れます。一定以上の大きさならAmazon等で購入した方が安上がりで見栄えも良いと思いますよ。もっとも撮影目的でないなら必要ないと思うけど。

今日の1曲、アイリッシュ・トラッドフォークグループ【De Danann】で ”My Baby Needs a Shepherd”です。

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=Gd49MfYA8Ug
この曲は如何?どこか懐かしいメロディーが心に響きます。
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=uof2KYV63FY


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植毛(ショックもう~)・・・?Ⅱ [天体観測機材]

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時が経つのも早いもので今年もあと僅か!という訳で年末恒例の大掃除・・・では無く、望遠鏡やアイピース等々日頃お世話になっている愛機達のメンテナンスをすることにしました。可哀想に今年もあまり出番が無くて、保管用のケースに入れたままの物もいっぱいあります。来年は今年より活躍の場がありそうなので、その時に備えて今のうちにしっかり状態を確認しておくことも大事ですよね。

ところが残念な事に、以前買って殆ど使わずに保管していた某社9mmのアイピースにカビが生えてしまいました。思い起こせば購入後検品していた時に、何となく埃のようなものがこびりついていた記憶があるのです。でもその時はまさかカビが生えているとは全く思わずに、「あとでブロアーで吹けばいいや!」ぐらいに考えてそのままにしていたのですが、改めて今回確認したら明らかにカビの胞子が増殖していました。先ずはカビを取り除かなければいけないと思い、近くのドラッグストアで無水エタノールを買ってきました(でも思ったより高いのね(^_^;)。該当するレンズを中性洗剤で洗い、エタノールで拭き上げた。実はカビが生えていたのはスマイスレンズの表面部分だけだったのですが、よせば良いのに更に分解して確かめようとしたことが運の尽き・・・ (-。-; あろうことか誤って落としてしまい、各レンズやスペーサーの向きや位置関係が全く分からなくなってしまった。ゲッ!

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「まあ~いいや!(幸運にも双眼用にもう一つ同じものを購入していたので)もう一つの方を分解して確かめれば何とかなるだろう。」。ところが5群6枚?のレンズを再度組み上げるのは予想以上に至難の業だった。悪戦死闘しながら何とか組み上げてみたものの、思ったより埃の混入が酷くて実用には程遠い有様・・・(-_-;ウーン。とりあえず諦めることにしました。ガックシ(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)ノ!いずれこのレンズを使って他の方法で有効活用したいと密に思案中です・・・( ̄~ ̄)ξ?

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次に愛用の双眼望遠鏡なのですが、前玉を外して中を覗いて見た時に対物部はしっかりと艶消し塗装が施されているのに、接眼部と連結する筐体内部が予想以上に乱反射していることが判りました。対物部の遮光環の光路からは外れていて今まで全く気付かなかったことから、実用には然程影響がないのかもしれませんが、このままではやはり精神的に良くありません。

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という訳で内部を植毛紙で迷光処理してみました。結構乱反射が抑えられたように気がします。月などの明るい対象ではコントラストが更にUPするかも?いずれその効果の程を検証してみたいと思います。

今日の1曲、【 Alisa Fineman】の歌で ”Story Ring ”です。中古でたまたま購入して初めてこの歌を聴いて大感動。ヤバイ!また涙が出そう。
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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=3XBbIsdt3G4




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祝!「その先を往け 道しるべ ~ 續 長久保赤水の一生」長編マンガ発刊 [天体観測機材]

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以前ブログ内で「 長久保赤水の天文学」と言う本を紹介しましたが、この度、長編マンガ「その先を往け 道しるべ ~ 續 長久保赤水の一生」が《長久保赤水顕彰会》から刊行されました。赤水の当時の藩主や知識人たちとの交流が史実に基づきわかりやすく描かれています。本は大き過ぎず持ち運びしやすいサイズで旅や通勤のお供にピッタリかと?知的好奇心をくすぐる一冊、オススメです!お問い合わせはコチラへ⇒http://nagakubosekisui.org/archives/4013《長久保赤水顕彰会》

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それから「その先を往け 日本地図の先駆者 長久保赤水」の動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=w9d7mvNsXa4が公開されています。こちらもオススメです!

さてこの前、イベントで使用する双眼観望用のアイピースSVBONYのUF 18mmを紹介しましたが、今度は同じSVBONYのUF 10mmを衝動買いしてしまいました。余裕も無いのに20%オフの格安だったのでつい・・・(^_^;)。

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外観はこんな感じのアメリカンサイズのアイピース。焦点距離10mmだと愛機BKMAK‐180で使用すると倍率270倍なので惑星観望には丁度いいかな?

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見口のアイカップも柔らかくて折り返しし易いです。

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裏側はこんな感じです。ただ残念なことにスマイスレンズ傍の迷光処理に塗りムラが・・・(-。-; 。予想通りやはりChinaクオリティー?

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個体差により品質にバラツキがあるようですが、とは言えレンズ内部は塵や埃の混入も無く、色収差も殆ど気にならない。全体的な造りは良く出来ていると思います。某望遠鏡ショップKKさんで販売されている《APM UF10mm60°アイピース》と同様のOEM品と思われますが、1/3以下の価格で購入出来るのは魅力ですね。今月11日に街中交流センター《くるる》で開催する観望会でお披露目予定です。レビューは後日改めてブログにUPしますね(^-^)。

今日の1曲、【flibbertigibbet】の歌と演奏で"Blackleg Miner"です。以前紹介したCDショップ《カケハシレコード》さんに今月のシルバー特典で頂いたCDですが、これは当たりでした!英フォークバンドの《メロウ・キャンドル》のメンバーが南アフリカで結成した幻のグループ、78年唯一作との事ですが、惜しむらくはもっと長く活動していれば・・・残念!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=kmbiFxb1LnU


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PCにGPSを付けてみた! [天体観測機材]

昨日、次回の観望会で使用する機材に一部修正を加えました。現在も主に電視観望用にはSky Watcherの《AZ-GTi》を使っているのですが、PCとタブレット端末を持ち替えるのが段々と面倒になってきたので、PCに一元化して作業し易くするのが狙いです。何を今更と思われるかもしれませんが(長い間ほったらかしにしていたので突っ込みなしでご覧下さい。もっとも「AZマウントPro」に同架すればその必要はないのですが・・・(^_^;)。

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でも見直すと言っても本当に至極簡単な作業です。先ずはSky WatcherのウェブサイトからWindows版SynScanProをダウンロードしてインストール。その後外付けのGPSレシーバーで位置情報を取得して入力するだけなので超簡単!(「SkySafari」等の天文シミュレーションソフトを導入されている方もいるようですが、正直私はあまり興味が・・・?)さて今回使用したのは「KKHMF Vk-172」と言う Amazonで購入した格安GPSレシーバー。ネットで検索すると似たような製品が予想以上に沢山あり、どの製品もカスタマーの評価は似たり寄ったりであまり芳しくないので躊躇しましたが、実際に使ってみないと何事も判断できませんので、今回も人柱覚悟で入手した次第。

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先ずはメーカーのリンク先にアクセスしてドライバーをダウンロードする必要があります(選択の余地が無く、アクセスすると勝手にダウンロードが始まるのでちょっと戸惑いました)。

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でもここで問題が発生!GPSレシーバーを挿し込んだ後、待てども待てども衛星が捕捉されず、結果位置情報を取得できない状態が延々と・・・(-_-;ウーン。別のノートPCでも試してみたがやっぱりだめ!色々試した挙句・・・"これはもしやいつもの「安物買いの銭失い」か?”と諦めかけていたのだが、たまたま同時に購入したUSBハブを試そうと、外付けのマイクロUSBメモリーを外したら、急に起動し始めた。何で?原因は不明だが、小さなマイクロUSBメモリー(多分made inChina)が干渉して動かなかったようだ。試しに東芝製USBメモリー(made in Philippine)を挿したままでは何の問題も起こらなかった。Amazonでの評価が分かれたのはこれが一因かもね?( ̄~ ̄)ξ。データ保存用のメモリーは、位置データを取得した後に挿し直せばいいので、まあ問題無いでしょう(でも何となく気持ち悪いけど。)

GPSの複数のデータ表示パネルから必要な物だけを選んでカスタマイズ。

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位置データをSynScanProに入力して完了です。

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余談ですが、《AZ-GTi》の駆動スピードの可変はカーソルキー脇の+-ボタンで行うこと今回初めて知りました(毎回、アラインメントの際、導入するまでのスピードが遅いのでイライラしていましたが、漸くストレスから解放されそうです。と言うか我ながら今まで気が付かず、ホント情けない 話 (-。-; )。

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それから電視観望用の鏡筒には遮光フードが無かったので、有り合わせの物で作りました。見た目はダサイですが、実用には問題無いでしょう。

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(一応、内部に植毛紙を貼りました・・・皴だらけですが(^_^; )

今日の1曲、【BlackHawk】で - ”Every Once In a While”
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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=WSEwIQ5gGVU
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双眼観望用アイピースを人柱覚悟で買ってみた! [天体観測機材]

先週の観望会では、主に惑星が対象だったこともあり、いつもの様に望遠鏡には双眼装置を装着して来場者に見て頂きました。でも使用したアイピースのゴム製のアイカップが欠損していた為、外光が目に入って見難かったり、眼鏡を掛けている方の多くが外さないと上手く覗くことが出来なかったり、幾つか問題点が見つかりました。

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(ウイリアムオプティクス製WA20mm(見掛け視野66度)。薄いゴムのアイカップは経年劣化で破れやすいのが難点。明るく抜けが良く中心像は良いが、短焦点レンズとの組み合わせではやや周辺像の乱れが気になる。)

そこでネットで検索したらこんなアイピースが目に留まりました。SVBONYの SV190 ウルトフラットフィールド接眼レンズ1.25" UF 18mm(見掛け視野65度)です。値段も格安(一個税込み、送料込み7580円也、Amazonにて)で作りも良さそうだし、アイレリーフも20ミリなので眼鏡使用者にもぴったり?という訳で人柱覚悟で購入してみました。

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(アイカップを外すとTネジが切ってあるので、カメラの装着も可能と思われる。)

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(大きさの比較用に3種類、左からUF18mm、WA20mm、賞月観星UWA16mm)

余談ですが、UWA16mmのアイカップを外すとWA20mmと共用できることが判明。
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今日は、月蝕なので実際に装着してお月様を観望することにしました。

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その前に地上観察。近くの携帯電話の中継局のアンテナを観てみたのですが、視界は公称スペック通りWA20mmとほぼ同等ですが、第一印象としてまず歪曲収差が非常に少なく視野が平坦に感じられます。外周に向かっての像の乱れがあまり気にならず、また色収差も良く抑えられており好感が持てます。覗き易くアイレリーフも長めなので、眼鏡を掛けたままでも大丈夫でしょう。子供たちも見やすくなるかな。

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(夕方5時頃のお月様・・・手持ち撮影の為に写りが悪いですがご容赦をm(__)m。左側が欠けて見えますね。この後天候が悪化し観望は断念しました(T_T)。)

お月様も同様に良く見えました。あくまで主観ですが値段を考えると中々のハイCPだと思います。観望会でもガンガン使えるのでオススメです!

今日の1曲、【 Eden's Edge】で ”Swingin Door” 全曲に亘りドブロがいい味出してます。またこの曲が入ったアルバムの発表後にメインボーカルの女性がトラブルにより交代したとの噂が・・・残念です。
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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=mfVqerk6Tr4

Ps
先週の観望会の様子が、貴さんのホームページでも紹介されています。今後の観望会開催情報も掲載されていますので、是非ご覧になって下さい。
https://peraichi.com/landing_pages/view/stargazingparty2021naunogahara
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テストの結果は? [天体観測機材]

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昨日の夜、以前紹介した新たに電視観望に使う予定の鏡筒をテストしました。双眼望遠鏡で眼視と電視の同時観望をするのには出来るだけ軽量な鏡筒が必要なのです。テストの対象は満月に近いお月様。対物レンズ(古いキャノン製望遠レンズの前玉を再利用・・・多分単レンズ?)のスペックが分からないので、お月様がどれぐらいの画角に収まるのか確かめたかったのです。地上の景色では一応OKだったので、たぶん大丈夫!と思っていたのですが・・・ここで問題発生。

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無限遠でも何とかピントはぎりぎり合ったのですが、フィルターを付けるとその厚みのせいで合焦しないのです。おまけに対象のお月様も小さ過ぎるし、更に全体がベールを被った様でスッキリしない。低倍率のファインダーとして使うのは全く問題無いのですが、カメラを通すと色々粗が見えてしまうようです。

因みにMAK90だとこんな感じ。出来ればこれぐらい大きく映って欲しいのです。
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という訳で予定変更。
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仕方なくお気に入りの自作45°正立ファインダーをバラして再度改造することにしました。
安物といえども一応アクロマートなので地上の景色の映り具合も悪くないですね。それでも何となく焦点距離が足りなそうな予感がして、双眼装置用の1.6倍バローも付けておきました。
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でこっちの方は、元の鞘に収まりました。90°で少し重いことを除けば、低倍率(多分5~6倍)で明るいしファインダーとしては申し分ない。それに自作なので愛着もあるのです。

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今日は、日中に太陽を使ってテストすることにしました。でも専用のフィルターが無いので、余っていたソーラーフィルターの切れ端で急遽造りました。
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で結果はどうだったかと言うと
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まあほぼ狙い通りの大きさに収まっています。でも欲を言えば2倍バローの方が良いかもしれませんね。取り敢えずバローレンズを付け換えることで今後の応用範囲も広がりそうです.\(^-^)/。
Ps
《AZGTi》はお気楽観望には最適なのですが、久しぶりに外部電源では無くアルカリ乾電池を使ったら、乾電池BOXを収納するのが大変でした。取説通りに入れようとすると何故か上手くいかないのです。配線とコネクター位置を色々考えた挙句、コネクターと配線を揃える必要があるみたいです。

取説では・・・。
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こんな感じなのですが、自分は配線出ている左下にコネクターを合わせて
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ケーブルを三つ折りにして
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収納するとキッチリ収まりました。上手くいかない時は試してみてね!(取説の図とは違っているので、あくまでも自己責任でお願いします。)

Ps+
《星旅祭2020》のポスターやパンフがもう直ぐ出来上がります。近々UPする予定です。イベントの詳細はこちらまで⇒https://peraichi.com/landing_pages/view/hoshitabi2020

今日の1曲、たまにはこんな音楽は如何?【FINGERS Mitchell Cullen】のスピード感溢れる素晴らしい演奏をどうぞ!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=OHZZuO2vY50
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星旅祭2020プレイベント・星空観望会 第2弾は残念ながら! [天体観測機材]

一昨日(24日・土曜日)に予定していた星空観望会第2弾は、雨の為に中止となりました。現地で待機していたのですが、急に天候が悪化し(雷雨)晴上がるのは20時以降との予報。と言うことでスタッフの石川さんと相談し、本日の観望会は敢え無く断念することに。それでも帰宅後、午前3時頃起きて空を見上げると予報通り満天の星空!(風が強くあまり条件は良くなかったのですが)急いで双眼望遠鏡をセッティングして、朝方まで一人観望会をしました。
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とは言え、この前見た《いわきの里・鬼ヶ城》の星空とは雲泥の差!でも我が自宅の庭で眺める星々もそれなりに味わい深いものがあり楽しむことが出来ました。

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(今度は近場で星の良く見える場所を探そうかな?八方ヶ原方面にも遠征しようかな?)

昨日は、久しぶりにAZGTiで遊んでみました。でも以前対策した三脚との接地面の問題が⇒https://skymusic-fun.blog.ss-blog.jp/2019-02-09今一つ納得できなかったので、色々考えた挙句、部品取りと化していた今は使っていないメーカー不明(たぶん中華製)《ミニポルタ風架台》の三脚部分を利用することにしました。
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天面の中央が凹んでいるので、1/4と3/8インチの互換ネジが出っ張っていても問題無い。

ただこのままでは固定用ノブネジの長さが合わない(短い!)ので、別のノブネジの部品を代用してみました。でも今度は逆に長過ぎる結果に (-_-;ウーンどうしよう?

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そこで手持ちのワッシャーを2枚挟み込んで調整してみると、今度は固定することが出来ました。これで架台の問題は解決。AZGTiはフリーストップとしても使えるのでお気楽観望にも最適だし、何より以前と比べて安定感が増しました。

話は変わって、昨日【アズ】に立ち寄った帰りがけに、和枝さんから子供用(今度お孫さんが生まれるので.\(^-^)/)の望遠鏡を買いたいとの相談を受けました。ちょっとまだ早い気がするけど真っ先に思い浮かんだのは、今話題の学習用望遠鏡《MAKSY60》。⇒https://www.sightron.co.jp/news/maksy60.newtony.htmlでも未だ現物を覗いたことが無いので、それを想定して以前紹介した手持ちの同サイズのマクカセ・笠井《PICO‐6》で色々確かめてみることにしました。そもそもこのサイズの望遠鏡の観望対象は月や惑星に殆ど限定されるので、アイピースのとの相性が肝心かも?使い易さや値段も考慮し手持ちのZOOMアイピースと組み合わせてみました。
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この2つの比較では、最初のアイピースで充分かな~( ̄~ ̄)ξ。SVBONYの方は色収差等が更に抑えられて良いのは分かるんだけど、価格が望遠鏡本体の半分くらいするのでちょっと不釣り合いですよね。

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因みに更に上のグレードのZOOMアイピースで試してみたら、視野が更に広くなり(高倍率では暗くなるがそれ程像が破綻することも無く)、このサイズとは言えマクカセのポテンシャルの高さ改めて感じた次第(まあコントラストだけはそれなりですが)。以前このサイズのマクカセに対してあまり良い印象はなかったのだが、月惑星に限れば十分楽しめるかな!それから低倍率用に32mmと40mmのPLアイピースを試してみました。これぐらいだと地上の観望にも使えそうです。ご参考までに!

今日の1曲、若き日のジョン・ハイアットが参加したことでも知られるナッシュヴィルのカントリー&ルーツ・ロック・バンド、【White Duck】の記念すべきファースト作品から "Billy Goat” 。

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=2VmfXldpdzg

Ps
スタークラウドの宮野さんがTwitterで私のブログ記事を紹介してくれました。
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https://mobile.twitter.com/hinostar1/status/1318409715848605696
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やってみないと分からない? [天体観測機材]

最近、何気なく天文関連のブログを検索していたらこんな記事が目に留まりました。Lambdaさんと言う方のブログ⇒https://m-lambda.blogspot.com/2019/05/blog-post_18.htmlの記事《衝撃!筒内気流除去の術》なのですが、掻い摘んで言うと筒内気流の対策(銀色のシートを筒に巻き付ける)で気流の乱れによる像の劣化を最小限にできるらしいのです。と言う訳で早速やってみました。

取り敢えず、アルミの防災シートを購入(これがベストかどうか分かりませんが)。

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広げるとこんな感じ。

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これを望遠鏡に巻き付ける。私の場合、キャリーハンドルの代わりに結束バンドを使っているので、擦れて破れないようにアルミシートは2枚重ねにしました。本当は外気順応の為には1枚の方が良いらしいですが・・・。

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で仕上がりはこんな感じ。効果の程はともかく目立つこと間違いなし。接眼部分は剥き出しですが、余ったところは温度順応後に適当に縛って置けば良さそう。

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ついでに今まで使っていたフードも内側に植毛紙を貼り、外側に銀色のシートを巻き付けてみました。再来週の観望会でお披露目予定です。さてさてその効果の程は如何に?

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Ps
2019.6.30 天井プラネタリウム.jpg
来週の土曜日(17日)に《第4回DeepSky観望会》に参加する為、いわき市の《鬼が城》に行ってきます。コロナの影響で県外への遠征は控えていただけに、久しぶりに遠出の観望会なので嬉しさも一入。今からワクワクしています。更に今年買った双眼望遠鏡での初めてのディープスカイ観望。いや~楽しみだあ~.\(^-^)/

Ps+
趣味が木工細工と言う、以前紹介した青木さんから連絡があり、《与一の里》のフリマで半額セールをやるというので行ってきました。それで買ってきたのがこのテーブル。約CD一枚分の値段でこれは掘り出し物でした。

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今日の1曲、いつもながらマイナーな曲ですみません。【fairfield parlour】で
”In My Box”

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=x7bDlSESMHc
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天候不良で・・・モヤモヤ! [天体観測機材]

せっかくの4連休だと言うのに相変わらず天気が(-_-;ウーン・・・ストレスが溜まりまくりです。と言うことで暇つぶしに何か作ったり、天文機材をいじくり回して遊んでいます。例えば・・・

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ファインダーを双眼望遠鏡用に90°から45°の正立仕様に変更。多分こっちの方が観易いと思う。手持ちのパーツを試行錯誤しながら組み合わせるのは、パズルみたいで中々面白いです。

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またダイソーでこんなものを見つけたので、薄手の赤い樹脂板を貼り付けて観望時の照明に。マグネット付きで任意の角度に向けることができるので予想以上に便利かも?

その他に架台の振動対策用にこんなものを。

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洗濯機の振動防止ゴムに、使っていない転倒防止用のゲルクッションとワッシャー&ウレタンクッションを組み合わせた複合緩衝グッズ。まだ実戦使用していませんが、以前にもお話した様に、国道傍の我が家では夜間の長距離トラックの振動に悩まされています(惑星等の高倍率撮影には影響大!)ので、少しでも役に立つことを期待しています。

今日の1曲は、イギリスのトラッドフォークシンガー&ギタリスト【NIC JONES 】のアルバム《PENGUIN EGGS》から ″CANADEE-I-O”。悲しいことに82年に不慮の事故で早逝してしまいましたが、その素朴な歌声と流麗なギターの調べが深く心に残っています。

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=KlFKwY_YgZ4

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