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昔の動画をチェックしたら? [天体観測&イベント]

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(2013年6月23日撮影 Sharpstar Al‐80直焦点 Logicool Qcam180X 画質HD?)

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週末は天気が良くなかったので、昔撮影用に使っていたノートPC(Windows7)を動作確認の為にたまたま開いてみたら、7年ぐらい前に撮影した懐かしい動画が入っていました。主に太陽面や月面を撮影した動画ですが、太陽も元気いっぱいで今では殆どお目にかかる事が無くなった《黒点》が沢山映っていました。

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(買ってはいけないと噂の望遠鏡を改造して《金環日食》を撮影した時の様子。)
当時は中学生以来数十年ぶりに天文熱が再燃した頃で、PC用を改造したWEBカメラとお手製のソーラーフィルターと言う簡素な機材しかありませんでした。経緯台も無くてカメラ用の三脚を固定して使っていましたね(日周運動で画面から次第に移動するので長時間の撮影は無理!)。普通のWEBカメラだから映り具合だってお世辞にも良いとは言えませんが、それでも日々変化する《黒点》を撮影するのが楽しくて仕方なかったなあ~(^-^)。今や地球はコロナの蔓延で大変な事になっています。お日様 の元気が無くなると地球も風邪を引いてしまいます。お日様 が元気になれば、何となくまた世界中の人も元気になるような気がします。お願いですからお日様 m( _ _ )m。コロナ砲でコロナを退治して下さい!但し地球も火傷しますのでお手柔らかに。

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(センサー面の格子状の模様が目立つのが悩みの種でした。オマケに色かぶりが酷くて月面や太陽はモノクロ仕様で使っていました。)

ところで動画の中で一つ気が付いたことがあります。普通の人工衛星でしょうか?それとも鳥かな?ごく短い時間ですが右上から左下に太陽面を通過して行きました(大きさからISSではないと思いますが、何となくソーラーパネルが付いているような気がします。UFOだったらもっと面白いけどね 同年7月8日撮影)。

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今手元にあるAsi174MMで撮影していたらグローバルシャッターの効果で更に詳細が判ったかもしれません。残念!と言うか手に入れてから未だAsi174MMで太陽や月面撮影したことが無いんですよね。最近は電視観望&眼視観望オンリーで撮影そのものにあまり興味が無くなってしまいました。宝の持ち腐れになるので偶には撮影してみるかな( ̄~ ̄)ξ。

Ps
おかえり《はやぶさ2》!と言うことで、《はやぶさ2》の帰還に合わせて来週の土曜日(12月6日)に大田原市内《トコトコ》3Fにて予定通り《星旅祭2020》を開催します。イベントの内容はこんな感じです。良かったらお近くの方は足を運んでみてね。

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Ps+
そうそう大事な事をお伝えするの忘れてました。明日(30日)は夕方から宵にかけて、地球の半影に月が隠される半影月食が起こる日です。夜中にお散歩がてら(ちょっと寒いですが)お月様を眺めてみては如何?

今日の1曲は、【Heron】で ”Little Angel” またもや70年代のマイナーなブリティシュ・フォークロックバンドです。屋外での録音なので耳を澄ますと街の雑踏や風の音や鳥のさえずり等色々な音が聴こえてきます。でもこの素朴な爽やかさが堪らんのです!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=W6fv9rKiZNo
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星空観望会 第4弾!~双眼装置も大活躍の巻 [天体観測&イベント]

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昨日予定通り大田原市内の多目的中央公園於いて《星旅祭2020》プレイベントミニ観望会をしました。その前にまず今回の電視観望に持ち込む予定の鏡筒VixenのMAK90(F₌5.6 500mm)に0.5倍レデューサーを付けて前日に再度テストしてみました。

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やはりこれ位の口径だと迫力が出てきますね!

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ストーンバッグ代わりに架台下に吊るしてあるのは、この間購入したポータブル電源。45000mAhとそこそこの容量で、しかもコンセント口が2つあるのでPCとAZGTiの両方に対応できると考え、耐久性は不明ですが価格が手頃(9千円弱)だった事もあり思わずポチってしまいました。実際使ってみると観望用には充分かと。

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これが昨日の観望会場の公園です。周りは住宅や店舗が立ち並び肉眼では星があまり良く見えません。遠くに見えるのは高原山~塩原~那須岳に連なる山々です。

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今宵の月齢 は5.9。風が強くてシーイングは最悪ですが、何とかなるでしょう。

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受付の様子です。

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佐藤さんと観望中の親子連れ。

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星を導入中の石川さんと親子連れ。

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小さいお子さん達は望遠鏡を覗くことに慣れていないので、片目では上手く見ることが出来ない事や90°の正立プリズムでは高い踏み台が無いと対応できない等前回の反省を踏まえ、今回は45°正立プリズムと双眼装置を取り入れました。ただこれらの併用は像の劣化を招くので本当はあまり使いたくなかったのですが、果たして結果は・・・大正解でした!立体的に見える月や惑星に子供達は大騒ぎ。特に両目で観る月のクレーターの迫力には圧倒されたのか何度も何度も繰り返し覗いていました。やはり子供達にとっては、いや大人の方も含めインパクトに於いては双眼の眼視観望に勝るものなし!と言ったところでしょうか。

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今回、電視観望用に少し大きめのモニターを持ち込みました。画像や文字が大きく見易くなるので操作も快適で来場者の評判も上々でした。再来週はいよいよ《星旅祭2020》の本番です。コロナ禍の中で不安も多々ありますが、最善の手を尽くして成功するように頑張りますので、応援よろしくです!

Ps

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同好会の平田さんから、以前紹介したUnistellar 《 eVscope》 の画像が送られてきました。14日の観望会で撮影したらしいです。タブレット端末だけでお手軽観望、撮影が出来るので惑星はともかく、DSOにはなかなか魅力的な機材のようです。平田さん、また撮れたらUPしてね!

Ps+
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SamさんにSharpcap画面のナイトモードへの変更方法を教えてもらいました。夜は目に優しくお陰様で操作が快適になりました。感謝です!その他私のような《ASILive》初心者の方へ。画面上でWクリックするか左上の向かい合わせの矢印をクリックすると下のような画面に切り換えることが出来ます。画質調整の際は操作し易くなりますので一度お試しあれ!

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今日の1曲、【Barclay James Harvest】で ”Rock 'n' Roll Star” 高校生の頃よく聴いていたイギリスのロックバンドです。特にこのアルバムのラストの曲・・・は衝撃的!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=7bVzpGIzSzs
更にオマケでもう一曲。この独特の世界観に嵌ると抜け出せなくなります。”May Day”
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=C8k5Q9KeTek
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星空観望会 第3弾~電視観望をやってみた! [天体観測&イベント]

一昨日に大田原市内の多目的中央公園に於いて《星旅祭2020》のプレイベント観望会を行いました。当日参加したスタッフは星旅祭実行委員の私と石川さん&佐藤さんの計3名。当日の天候は快晴で絶好の観望日和でしたが、少し北風が強くかなり冷え込みました。

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コロナ禍の真っ最中と言うことで、今回のイベントの影響によるコロナ感染拡大を防ぐ目的で、来場された方々には受付に於いて、先ずご住所やお名前を書いて頂きました。それと事前にマスク着用等の対策をした上で来場されるように告知していた事もあり、参加された皆さんがしっかりとルールを守って来て頂いた事に改めて感謝いたします。有難うございましたm( _ _ )m。

さて現地にはイベント開始の一時間前に到着して準備に取り掛かりました。今回私が持ち込んだ機材は、5cmファインダー改造鏡筒にCMOSカメラがZWOのASI224MC&架台がSkyWatcherのAZGTiです。
当初はBKMAK180かMAK127Spで惑星の眼視観望をプレゼンする予定だったのですが、前回ブログで紹介した《ほしぞLoveログ》のSamさんご推薦!(電視観望初心者や私のような電視観望音痴?にぴったり)ZWO社の新しいキャプチャーソフト《ASILIVE》がどうしても試したくなって、玉砕覚悟で実戦投入することにしました。果たして結果はどうだったのかと言うと・・・?


先ずイベントの結果は大盛況でした。平日と言うこともあり、こんな寒い中あまり来場者はいないだろうと予想していたのですが、中には開始時間前にも拘わらず来場された方もいました。その年配のご婦人にお話を伺ったら、前回中止になった第2回目の観望会にも来て頂いたとの事。(当日はイベント開始時間が迫るに連れ、急速に天候が悪化して(凄い雷雨でした!)結局中止になりました。)それでも天候が回復するのを願い暫くの間待っていてくれたそうです・・・涙!ありがとうございます・・・m( _ _ )m。その後は家族連れやカップル等多くの方が足を運んでくれました。また第1回目に参加してくれたネパール人のご夫婦が今回もまた来てくれました。リピーターの方がいるとホント励みになります。期待を裏切らないようにこちらも気合が入ります。今後は更にもっと楽しんでもらえるように新たな工夫の模索も必要ではないかと感じています。

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多くの方が楽しそうに、また真剣に星空解説に耳を傾けてくれました。皆さん満足して帰って頂けたようで嬉しい限りです。また来週もやりますので遊びに来てね!


さて本題のキャプチャーソフト《ASILIVE》はどうだったかと言うと、ぶっつけ本番にも拘わらず大成功でした。PCの画面に映し出される映像を皆さん興味深く眺めている姿が印象的でした。また亜鈴星雲やリング星雲が色の付いた状態で見られる事にも驚かれた様子です。しかもこんな小さな望遠鏡で!このソフトは余計なパラメータ設定をしなくても直ぐにスタックした画像を見せることが出来るので、来場者を待たせる時間が最小で済みます。ターゲットに関する情報を説明しながら簡単に操作できるのはホントに有難いです。今まではキャプチャーソフトの使いこなしに慣れていない為、観望会に持ち込むのを躊躇っていたのですが、これで漸く電視観望実演の自信が付きました。今後もどんどん活用していこうと思っています。(個人的な目標としてはSharpcapのがもっと上手く使いこなせるようになりたいです・・・(^_^;)

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高感度のCMOSカメラが登場する前は、有り合わせの部品を組み合わせた自作の改造WEBカメラ(ロジクールのQcam130X)で太陽や惑星を撮影して楽しんでいましたが(というか一昔前には貧乏人に他に選択肢が無かったのです)、今や高価な機材が無くても、惑星状星雲や銀河等のDeepSky天体も含めて手軽にライブ観望したり、撮影できるとは有り難い時代になったもんです・・・( ̄~ ̄)ξ。

今日の1曲、【Jim Croce】で " I'll Have To Say I Love You In A Song”
これからという時に、惜しくも事故で亡くなった彼ですが、その歌声は今も心に優しく語りかけてくれます。

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=E6Vn17S37_Y
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電視観望奮闘中! [天体観測&イベント]

先週《星旅祭2020》の打ち合わせに行った時、石川さんから福島の《星の村・スターライトフェス》で念願のCMOSカメラ(ZWOASi385MC)を手に入れたとの話を聞き、それならと自分も来週の《星空観望会》第3弾には、観望会初お披露目となる電視観望用の機材を持って行くことにしました。でも実践投入は初めてと言うこともあり、久々に練習も兼ねて一昨日の夜にやってみたのですが・・・(-。-;  手間取って思ったように上手くいかない。ソフトがまだ使い慣れていないようです。(ちなみに使用機材は、この前ブログにUPした50mmのファインダー改造鏡筒とCMOSカメラはZWOのASi224MC&キャプチャーソフトは定番のSharpcapです。)

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(写っているのはさんかく座の《M33》です。実は真面に観られたのはこれだけ。さて何故でしょう?)それからASi224MCはCMOSセンサーのサイズが小さいので、毎回アラインメントの際は対象の星を導入するのに苦労します。そんな訳で未だ先のような気もしますが、操作になれたらゆくゆくはカメラもグレードアップしようかな~・・・( ̄~ ̄)ξ。

もうちょっと簡単に扱えるソフトがないか探していたらありました。ZWO社がリリースした《ASILive》と言うソフトです。Samさんと言う方のブログ《ほしぞLoveログ》で紹介されていました。⇒http://hoshizolove.blog.jp/archives/40534774.html (この方のブログを拝見したところ、電視観望に関しては(それ以外も含めて)相当な知識をお持ちのようで、私のような初心者擬きには目から鱗の情報が満載です。Sharpcapの使い方も詳しくUPされているので、遅ればせながら今後は私も参考にさせて頂きます。)Samさん曰く、《ASILive》はZWO社がリリースしたASIカメラ用のASI Studioの中の3つのうちの一つで、主に電視観望の際のライブスタックに特化したキャプチャソフトであり、初心者には最適との事。そこで早速インストールしてみました。

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(3つのキャプチャーソフトの他に《Fits Viewer》と言う閲覧用ソフトも入っていました。)

起動してみるとこんな感じ。
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このボタンを押すと現在のキャプチャー画像が。
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全画面表示でこんな感じ。操作パネルの隣には他の画像編集用のアイコンが並んでいて、全体的に文字が小さ過ぎることを除けば凄く使い易そうです。
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今日の夜にテストしようと思っていたのですが、天候不良の為断念!後日、改めて結果報告する予定ですが・・・って本番は水曜日なのに間に合うかな・・・(-_-;ウーン

それからこの前の観望では50mm鏡筒にはフードを付けていなかったので、光害が無視できない程に悪影響を及ぼしていた可能性が高いです。
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そこでペットボトルと植毛紙&ウレタンクッションと結束バンドでフードを作りました。
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見栄えはともかく、何とか実用になりそうです。
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今日《いわき・スターライトフェスティバル》の小沼さんからメールが届きました。12月5日発売の《星ナビ》1月号で、先月催された《第4回DeepSky観望会》のイベント情報が掲載されるとの事。オマケに私のブログのURLも掲載しましたとの報告が・・・私の拙いブログが?お恥ずかしい限りです。

今宵の1曲、【Little Feat】の《The Last Record Album》から "Long Distance Love ” いつ聴いても良い曲ですね!ジョージのスライドギターも心に深く・・・!
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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=vsNeUZd9n48
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