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テストの結果は? [天体観測機材]

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昨日の夜、以前紹介した新たに電視観望に使う予定の鏡筒をテストしました。双眼望遠鏡で眼視と電視の同時観望をするのには出来るだけ軽量な鏡筒が必要なのです。テストの対象は満月に近いお月様。対物レンズ(古いキャノン製望遠レンズの前玉を再利用・・・多分単レンズ?)のスペックが分からないので、お月様がどれぐらいの画角に収まるのか確かめたかったのです。地上の景色では一応OKだったので、たぶん大丈夫!と思っていたのですが・・・ここで問題発生。

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無限遠でも何とかピントはぎりぎり合ったのですが、フィルターを付けるとその厚みのせいで合焦しないのです。おまけに対象のお月様も小さ過ぎるし、更に全体がベールを被った様でスッキリしない。低倍率のファインダーとして使うのは全く問題無いのですが、カメラを通すと色々粗が見えてしまうようです。

因みにMAK90だとこんな感じ。出来ればこれぐらい大きく映って欲しいのです。
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という訳で予定変更。
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仕方なくお気に入りの自作45°正立ファインダーをバラして再度改造することにしました。
安物といえども一応アクロマートなので地上の景色の映り具合も悪くないですね。それでも何となく焦点距離が足りなそうな予感がして、双眼装置用の1.6倍バローも付けておきました。
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でこっちの方は、元の鞘に収まりました。90°で少し重いことを除けば、低倍率(多分5~6倍)で明るいしファインダーとしては申し分ない。それに自作なので愛着もあるのです。

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今日は、日中に太陽を使ってテストすることにしました。でも専用のフィルターが無いので、余っていたソーラーフィルターの切れ端で急遽造りました。
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で結果はどうだったかと言うと
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まあほぼ狙い通りの大きさに収まっています。でも欲を言えば2倍バローの方が良いかもしれませんね。取り敢えずバローレンズを付け換えることで今後の応用範囲も広がりそうです.\(^-^)/。
Ps
《AZGTi》はお気楽観望には最適なのですが、久しぶりに外部電源では無くアルカリ乾電池を使ったら、乾電池BOXを収納するのが大変でした。取説通りに入れようとすると何故か上手くいかないのです。配線とコネクター位置を色々考えた挙句、コネクターと配線を揃える必要があるみたいです。

取説では・・・。
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こんな感じなのですが、自分は配線出ている左下にコネクターを合わせて
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ケーブルを三つ折りにして
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収納するとキッチリ収まりました。上手くいかない時は試してみてね!(取説の図とは違っているので、あくまでも自己責任でお願いします。)

Ps+
《星旅祭2020》のポスターやパンフがもう直ぐ出来上がります。近々UPする予定です。イベントの詳細はこちらまで⇒https://peraichi.com/landing_pages/view/hoshitabi2020

今日の1曲、たまにはこんな音楽は如何?【FINGERS Mitchell Cullen】のスピード感溢れる素晴らしい演奏をどうぞ!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=OHZZuO2vY50
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星旅祭2020プレイベント・星空観望会 第2弾は残念ながら! [天体観測機材]

一昨日(24日・土曜日)に予定していた星空観望会第2弾は、雨の為に中止となりました。現地で待機していたのですが、急に天候が悪化し(雷雨)晴上がるのは20時以降との予報。と言うことでスタッフの石川さんと相談し、本日の観望会は敢え無く断念することに。それでも帰宅後、午前3時頃起きて空を見上げると予報通り満天の星空!(風が強くあまり条件は良くなかったのですが)急いで双眼望遠鏡をセッティングして、朝方まで一人観望会をしました。
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とは言え、この前見た《いわきの里・鬼ヶ城》の星空とは雲泥の差!でも我が自宅の庭で眺める星々もそれなりに味わい深いものがあり楽しむことが出来ました。

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(今度は近場で星の良く見える場所を探そうかな?八方ヶ原方面にも遠征しようかな?)

昨日は、久しぶりにAZGTiで遊んでみました。でも以前対策した三脚との接地面の問題が⇒https://skymusic-fun.blog.ss-blog.jp/2019-02-09今一つ納得できなかったので、色々考えた挙句、部品取りと化していた今は使っていないメーカー不明(たぶん中華製)《ミニポルタ風架台》の三脚部分を利用することにしました。
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天面の中央が凹んでいるので、1/4と3/8インチの互換ネジが出っ張っていても問題無い。

ただこのままでは固定用ノブネジの長さが合わない(短い!)ので、別のノブネジの部品を代用してみました。でも今度は逆に長過ぎる結果に (-_-;ウーンどうしよう?

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そこで手持ちのワッシャーを2枚挟み込んで調整してみると、今度は固定することが出来ました。これで架台の問題は解決。AZGTiはフリーストップとしても使えるのでお気楽観望にも最適だし、何より以前と比べて安定感が増しました。

話は変わって、昨日【アズ】に立ち寄った帰りがけに、和枝さんから子供用(今度お孫さんが生まれるので.\(^-^)/)の望遠鏡を買いたいとの相談を受けました。ちょっとまだ早い気がするけど真っ先に思い浮かんだのは、今話題の学習用望遠鏡《MAKSY60》。⇒https://www.sightron.co.jp/news/maksy60.newtony.htmlでも未だ現物を覗いたことが無いので、それを想定して以前紹介した手持ちの同サイズのマクカセ・笠井《PICO‐6》で色々確かめてみることにしました。そもそもこのサイズの望遠鏡の観望対象は月や惑星に殆ど限定されるので、アイピースのとの相性が肝心かも?使い易さや値段も考慮し手持ちのZOOMアイピースと組み合わせてみました。
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この2つの比較では、最初のアイピースで充分かな~( ̄~ ̄)ξ。SVBONYの方は色収差等が更に抑えられて良いのは分かるんだけど、価格が望遠鏡本体の半分くらいするのでちょっと不釣り合いですよね。

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因みに更に上のグレードのZOOMアイピースで試してみたら、視野が更に広くなり(高倍率では暗くなるがそれ程像が破綻することも無く)、このサイズとは言えマクカセのポテンシャルの高さ改めて感じた次第(まあコントラストだけはそれなりですが)。以前このサイズのマクカセに対してあまり良い印象はなかったのだが、月惑星に限れば十分楽しめるかな!それから低倍率用に32mmと40mmのPLアイピースを試してみました。これぐらいだと地上の観望にも使えそうです。ご参考までに!

今日の1曲、若き日のジョン・ハイアットが参加したことでも知られるナッシュヴィルのカントリー&ルーツ・ロック・バンド、【White Duck】の記念すべきファースト作品から "Billy Goat” 。

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=2VmfXldpdzg

Ps
スタークラウドの宮野さんがTwitterで私のブログ記事を紹介してくれました。
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https://mobile.twitter.com/hinostar1/status/1318409715848605696
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第4回DeepSky観望会in鬼ヶ城 [天体観測&イベント]

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この前予告した先週の金曜日から日曜日(16日~18日)に福島県いわき市の《鬼ヶ城》で開催された【第4回DeepSky観望会in鬼ヶ城】に行ってきました。予報通り天気は朝から雨。観望会は絶望的な状況なこともありテンションは下がったまま・・・(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)ノ現地に向かいました。オマケに途中でトラブル発生。《あぶくま高原道路》小野インターで降りる予定だったのに、ぼ~っとしていた為かナビの案内を見逃して高速磐越道に入ってしまった・・・ゲッ!仕方なく次のインターまで当てもなく遠回りする羽目になり予定より遅くなってしまった。高速代740円も勿体なかったなあ~・・・先が思い遣られます。

取り敢えず現地に無事到着して先ずはひと安心です。到着の連絡をしたところ体験館の方で発表があるというのでそちらに移動しました。皆さん私が到着するまで待っていてくれたようです。

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受付をしている方が今回のイベントを主催した《いわきスターライト・フェスティバル》代表の小沼さん(お久しぶりです!今回も宜しくお願いします)。

始まるまで少し時間があったので、皆さんが持参した愛機を取り囲んで暫し談笑。

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萩谷さんは《スコープテック・ゼロ》⇒https://scopetown.jp/products/zero/マウントのPR用双眼望遠鏡デモ機(ビクセンA62SS鏡筒?)を持参。軽くて取り回しも良く使い易いです。実際に翌朝星を観た感じは予想以上に中々良いです。それと萩谷さんお手製のEZMミラーの角度にご注目。約70°程に傾いているので野鳥観察にもピッタリかも!

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(談笑中の左から金澤君、後ろ姿の萩谷さん&奥にちょこっと写っている唯一の女性参加者の滝田さんとおおたま村の観望会でもご一緒した渡辺さんと齋藤さん。)


先ずは《ミザールテック》伊藤さんによる《日野金属》時代からの天文機材製作に関する変遷のお話です。アイピース用十字線の張り方の動画や以前TVで放映された映像を織り交ぜながら、機材製作に纏わる苦労話や貴重な体験談等のお話を聴かせて頂きました。

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(発表中の伊藤さんと隣は皆さんお馴染みの望遠鏡販売店《スタークラウド》代表⇒https://www.starcloud.jp/SHOP/165435/list.html&日の出光学⇒https://bino.hinode-opt.jp/代表の宮野さん。その左は長野からお越しの関さんと遠路遥々愛知から来られた廣野さん。廣野さんが今回持って来られたのは何と66cm反射望遠鏡!いや~観れずに残念です!)

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(公開されているこの作製方法の動画は今でも予想以上の再生回数があるそうです。)

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(テレビ朝日の《じゅん散歩》で放映された映像の一コマ。左の伊藤さんと高田さん。)

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その後続いて、宮野さんのお店で取り扱っているFOT(Founder optics ファウンダーオプティクス)鏡筒に関する発表がありました。

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(発表中の宮野さん)
今回は北軽井沢観測所の大久保さん監修の元、スタークラウド宮野さんの協力で、台湾のロンバーン社が素晴らしい高精度の鏡筒を供給出来るようになった経緯を話して頂きました。

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自ら製作した《ダブルパス検査装置》を現地に導入し、光学精度を確認してから輸入。更に入荷後改めて検査を行って、納得できる製品のみを納品するという姿勢に大いに感動しました。検査工程の映像を交えながら、信頼できる製品を造り上げるまでのお話は興味深く実に面白かったです。(個別のロンキーテスト等の検査証明書を添付して納品するそうです。余程自信が無いとこれは出来ない!他のメーカーさんにも是非見習って欲しいものです・・・( ̄~ ̄)ξ )
Ps
この後、《ダブルパス検査》の実演がありました・・・後述。

次に我が同好会、平田さんの発表がありました。

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(解説中の平田さん(中央)と左に萩谷さん右に福島在住の金澤君。)
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お題はUnistellarの《eVscope》⇒https://camp-fire.jp/projects/view/210759を使った新しい天体観望スタイルの紹介です。最近は観望会等のイベントでも電視観望される方が増えてきましたが、更に一歩先取りした未来の天体観望の方向性を示すと言う意味で興味深いお話でした。眼視観望スタイルとは対極にありますが今後の展開に要注目ですね!(実は夜明け直後にeVscopeのデモに私だけ偶然立ち会っていたのですが、日が昇り明る過ぎたのかアラインメントが上手く行かなかったようです。)

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(こんな単純な構造で電視観望できるのが不思議!iPadがコントローラーになっています。またユーザー・コミュニティーを通じて世界中の愛用者と情報交換や画像の共有が出来るらしいです。)
Ps
平田さんは最近、舟越さんのツァイス製屈折望遠鏡とアイピース一式を譲り受けたそうです。やはりチャンスは逃さず大人買いも必要ですね!

続いて萩谷さんの《ビノテクノ・EZM正立ミラーシステム》のお話です。

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(解説中の萩谷さん)
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以前お話した様にビノテクノ代表の服部さんと交流がある萩谷さんですが、服部さんとのプロトタイプから現在に至るまでの貴重な製作過程や妥協を排した基本理念(高精度切削加工による調整レスの製品造りを目標)&ミラーシステムの原理をCAD等を使って分かりやすくお話し頂きました。以前より更に突っ込んだお話が聴けて面白かったです。

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(プロトタイプはデザイン性の悪さから、このままでは売り物にならないと駄目だしされたそうです。メカニカルな感じで悪くないと思いますが?)

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(CADは3次元で構造が見えるので、解説がより分かり易くなりますね。初期に比べデザインが洗練されてきましたね。)

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(一目盛が百分の一ミリのゲージを使ってミラーの位置決め。マニアの方も納得の精度保証。またアルミ、誘電体&銀蒸着の違いによるミラーの特徴(色調&見え味に関する傾向)の話も参考になりました。以前第1回観望会の際、「誘電体コーティングもなかなか良いよ。」と伺っていたのを参考に、今回、耐久性に秀でた誘電体のEZMを購入したのですがその判断が正しかったと確信しました。ミラーの強度も十分でちょっとティッシュペーパーで擦ったぐらいでは傷が全くつかないそうです。オマケに萩谷さんの主観ですが一番明るく感じるそうです。そしたら宮野さんが「私の場合は入射角度が何度かを確認してからコーティングするとの回答が・・・深いですね~。)

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(架台の《スコープテック・ゼロ》をPR中の萩谷さん。実は僕も発売以来気になっていた製品です。凄く使い易そうですね!)

次の発表は昨日に引き続き、我が同好会の理論派・舟越さんの《天体望遠鏡のスターテスト概要紹介》(第4章)です。(昨日行われた(第3章)は残念ながら参加できませんでしたが。)

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(発表中の舟越さん。)

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天体望遠鏡に関する専門書(舟越さん曰く、原本の著者は極力難しい数式を使わずに直感的に理解できるよう《フレネルゾーン》概念を取り入れて解説・・・?)を参考に、《回折(Diffraction)》について解り易くお話して頂きました(解り易くと言う割には、私には結構難しいんですが・・・(^_^;)。

次の発表の前にしばし休憩です。そこで今回の参加された方々とお持ち頂いた機材の一部をご紹介。

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(右から第1回のDeepSky観望会以来の西川さんと初お目見え?伊藤さん&関さん。)

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(こちらも常連、県内在住のアマチュア写真家である丹野さんと松本さんのツーショット。丹野さんは今回私が持って行った自動導入経緯台の《 AZマウントPro 》に甚く感動され、いずれ購入したいと決意したそうです。)

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(右から平田さん、舟越さん、丹野さん)

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(紅一点の滝田さんとお隣から渡辺さん、齋藤さん、ちょこっと萩谷さんに小沼さん、そして金澤君)

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(忘れてました。これは私の写真ですが見るからに怪しい?お隣は萩谷さん。)
では機材編。でも雨天の為、半数の方々は持参した機材は出さないまま終わったみたいです。

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右端は?さんのボーグの屈折鏡筒。中央が斎藤さんの6インチマクカセ(インテス製)で左が舟越さんのお馴染みクエスター。

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これは宮野さんの双眼望遠鏡。鏡筒は勿論FOTでしょうね。更にブルーのEZMとLavenduraアイピースの存在感が凄い!

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これは舟越さんが持ってきた。今話題のお子様&超初心者向けの小型マクカセ(マクシー)。蓋を開けると内部の構造が一目でわかる文科省推薦(嘘です!)の教材向け鏡筒?私は覗いていませんがでも実力は侮れないと巷では噂になっています。(早速双眼視化した方もいるみたいですね。)
Ps
舟越さんがツァイス鏡筒を手放したのは、8インチのクエスターを新規購入する為らしいです。受注生産の為に出来上がるのに時間が掛かるそうですが待ち遠しいですね。今度是非見せて下さい。

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これは関さん持参のSE120屈折双眼望遠鏡。アクロマートですが、F5の短焦点で明るいと言う特徴があり、眼視での星雲星団観望は実に魅力的だそうです。小沼さんも「これで観るM31は良いですよ~!」と太鼓判を押していました。

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当日、自分の持参した双眼望遠鏡の写真を撮るのを忘れてしまいました。でも皆さんには《AZマウントPro》の静粛性と思いの外自作の45度正立ファインダーの受けが良かったみたいです。

休憩後、宮野さんの《ダブルパス検査》の実演がありました。

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この検査の詳しい原理は分かりませんが、光源を高精度のミラーを使って鏡筒前で反射させ、ビームスプリッター前にカメラを置いて検査するらしいです。光路が2倍になる為、より厳しい検査が可能との事。

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(実演に使ったミラーは伊藤さんが3枚製作した内の一つだと言っていたような?)
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FOT鏡筒は巷でも非常に高い評価を受けているようです。
 ⇒天文リフレクションズの連載評価記事。
・最高の小型屈折望遠鏡はコレか!?【連載第1回】Founder Optics FOT85レビュー 
・外観インプレッション【連載第2回】Founder Optics FOT85レビュー 
・最高の眼視体験とは?【連載第3回】Founder Optics FOT85レビュー 
・フォト性能を評価する【連載第4回】Founder Optics FOT85レビュー 

宮野さん大変有意義な体験をさせて頂きました。ありがとうございました。

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この後は、舟越さんが持参した大平技研の室内用プラネタリウム《メガスター》をみんなで拝見!(残念ながら本体の写真撮るの忘れましたm( _ _ )m)今日の悪天候で星を観ることが出来なかった参加者たちはそれでも大満足!記憶を辿り、星々が彩る四季折々の美しい姿を思い出しながら、みんなでゆったりと鑑賞しました。(あまりの心地よさに金澤君は本当に眠ってしまいました。)

その後はみんなでお酒を飲みながら楽しく談笑しました。そして散会して宿泊場所の《ききり荘》に移動。今日はお疲れさまでした。普通はここで話は終わりの筈が・・・?

夜中に突然、私の携帯電話が突然鳴り響きました!見ると松本さんから電話が数回入っていました。何事かと返信すると「井上さん、満天の星空です!」。確かに予報では午前1時頃から晴れる予報だったのですが、疲れとお酒も手伝ってようやく寝付いたばかりだったのです。でもそう聞いたら居ても立っても居られず飛び起きて、一目散に暗がりの中望遠鏡を置いてある体験館に向かいました。到着すると何故か未だ小沼さんが・・・?それはみんなが撤収した後で、一人黙々とイベントの後片付けをする小沼さんの姿でした。本当に頭が下がる思いでした。それから二人だけで観望会を開きました。東から南東にかけては若干薄曇りでしたが、萩谷さんの持参した鏡筒と私の双眼望遠鏡で見比べながら至福の時を過ごしました。次第に短い時間ではありましたが晴れ渡り、素晴らしい満天の星空を堪能することが出来ました。漆黒の夜空に煌めく満天の星々!久しぶりの美しさに感動して、ふと幼い頃に観た記憶の断片が蘇りました。《鬼ヶ城》周辺の星空の素晴らしさを改めて感じた次第です。

その後、宿泊場所に戻って(余り音を立ててみんなを起こしては悪いので)車で少し横になっていました。ふと外を見ると朝もやがいい具合に・・という訳で写真を撮りました。

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(カメラのレンズが少し曇っていたので、写りは良くないです。でも朝靄が雲海みたいで美しいです。)
車に戻ると野鳥がご挨拶。(関さんに見せたらモズと分かりました。)

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野鳥達にとっても此処は楽園のようです。(気のせいか何かを咥えているように見えるのですが・・・?)

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それと道路脇のフェンスにあけびが生っていました。山のご馳走がこんな処に・・・結構レアな光景だと思いませんか?
そして別れの時・・・いやまだ終わりません!関さんの双眼望遠鏡に合ったアイピースを探している内に、何故かいつの間にか持参したアイピースの見比べ談義に!

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(左右異なった焦点距離のRPL( リアルプローセル)アイピースが付いている関さんの双眼望遠鏡。合焦しない場合でも宮野さんの話では落とし込みのアダプターで何とか対応できるとの事。良かったですね。)

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(萩谷さんに相談中の関さん。)

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(西川さん持参のニコン製NAVシリーズのアイピースと《Tele Vue Apollo 11mm》の50周年記念モデル(シリアルナンバー付き、世界限定生産300本)を見比べる平田さんと松本さん。

呆れる程とことん星好きの皆さん、またお会いしましょう\(^o^)/。
Ps
帰り際に、小沼さんから参加者全員に記念品が配られました。

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今回も大変お世話になりました。私にとって小沼さんと一緒に観た《鬼ヶ城》の満天の星空はかけがえのない一生の宝物になりました。心から感謝いたします。本当にありがとうございました・・・m( _ _ )m。
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記憶を頼りに出来るだけ忠実に書いたつもりですが、もし誤表記や間違い等が有りましたら速やかに対応致しますので連絡願います。
Ps++
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昨日、イベント終了後の記念写真を小沼さんが送ってくれたのでUPします。

今日の1曲、【Lonnie Knight】で ‎” Motherlode” 誰が何と云おうと良いものは良いんです!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=SDO3KN03-5w
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やってみないと分からない? [天体観測機材]

最近、何気なく天文関連のブログを検索していたらこんな記事が目に留まりました。Lambdaさんと言う方のブログ⇒https://m-lambda.blogspot.com/2019/05/blog-post_18.htmlの記事《衝撃!筒内気流除去の術》なのですが、掻い摘んで言うと筒内気流の対策(銀色のシートを筒に巻き付ける)で気流の乱れによる像の劣化を最小限にできるらしいのです。と言う訳で早速やってみました。

取り敢えず、アルミの防災シートを購入(これがベストかどうか分かりませんが)。

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広げるとこんな感じ。

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これを望遠鏡に巻き付ける。私の場合、キャリーハンドルの代わりに結束バンドを使っているので、擦れて破れないようにアルミシートは2枚重ねにしました。本当は外気順応の為には1枚の方が良いらしいですが・・・。

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で仕上がりはこんな感じ。効果の程はともかく目立つこと間違いなし。接眼部分は剥き出しですが、余ったところは温度順応後に適当に縛って置けば良さそう。

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ついでに今まで使っていたフードも内側に植毛紙を貼り、外側に銀色のシートを巻き付けてみました。再来週の観望会でお披露目予定です。さてさてその効果の程は如何に?

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Ps
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来週の土曜日(17日)に《第4回DeepSky観望会》に参加する為、いわき市の《鬼が城》に行ってきます。コロナの影響で県外への遠征は控えていただけに、久しぶりに遠出の観望会なので嬉しさも一入。今からワクワクしています。更に今年買った双眼望遠鏡での初めてのディープスカイ観望。いや~楽しみだあ~.\(^-^)/

Ps+
趣味が木工細工と言う、以前紹介した青木さんから連絡があり、《与一の里》のフリマで半額セールをやるというので行ってきました。それで買ってきたのがこのテーブル。約CD一枚分の値段でこれは掘り出し物でした。

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今日の1曲、いつもながらマイナーな曲ですみません。【fairfield parlour】で
”In My Box”

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=x7bDlSESMHc
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星旅祭2020プレイベント・星空観望会 [天体観測&イベント]

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昨日、《星旅祭㏌大田原2020》のプレイベント《星空観望会》を市内の多目的中央公園で行いました。昼間は天気が良かったのですが、夕方から天候が徐々に悪化!(日頃の行いが悪いからかも?)今夜はダメか(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)ノ?と今回参加したスタッフ全員(星旅祭実行委員の石川さん&斎藤さんと私)諦めかけていたのですが、次第に雲間から、土星、木星、火星そしてお月様が顔を出してくれたお陰で、何とか来場してくれた皆さんに楽しんで頂くことが出来ました。次回は今月の24日(土曜日)にまたやります。お近くの方は是非遊びに来てね!

石川さんの愛機と観望の様子。
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佐藤さんの愛機、セレストロンC6.
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私の愛機、BKMAK180と火星を観望中の若いネパール人のご夫婦。異国の地で眺める星々に甚く感動されたご様子でした。(写りが悪くてごめんなさい。)
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【観望会後記】
悪天候にも拘わらず予想以上に多くの方が参加してくれました。曇っている間は仕方なく望遠鏡で地上の風景をお見せする等の対応をしたのですが、それでも遠くの物が直ぐ近くに見えることに皆さん驚いていました。星が見えなくても、望遠鏡の素晴らしさを体験して頂くだけでも意義があることを改めて感じた次第。勿論、土星の環や木星とガリレオ衛星(昨日は左右に2つずつ並んでいました。)そして接近中の火星や満月に大人の方も子供達も皆さん大歓声!今回の反響で本番に向けて俄然やる気が出てきました。
Ps
仕事を早々に切り上げ慌ただしく準備したせいで、ファインダーやその他の必要な部品等を置き忘れてしまいセッティングには苦労しました。何事もやはり余裕を持って準備しないと駄目ですね!

今日の1曲、 ブリティッシュ・フォークロックバンド【Magna Carta 】で ”Highway To Spain” この爽やかさが心地よいのです。

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♪⇒ ·https://www.youtube.com/watch?v=LVxWQb4XMxM
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