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【Deep.Sky.Camp 2024春】in いわき鬼ヶ城に行ってみた! [天体観測&イベント]

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今月12日から14日亘り、いわき市の【鬼ヶ城】で開催された恒例の【Deep.Sky.Camp 2024春】に参加してきました。今回の注目イベントは何と言っても【ポン・ブルックス彗星】&【ω星団】の目視観望です。今回コメントはできるだけ控えて(いつもオフレコ発言も記事にしてしまうので・・・(・_・;)。)写真を中心にその様子を少しだけお伝えしたいと思います。

今回も宿泊場所は本館【ききり荘】北側のコテージです。集合時間より早めに到着する予定なので、昼食は手弁当。と言うのも週末に別客の大宴会の予約があるそうで、昼食対応が出来ないとのことから、久々にピクニック気分で特大のおにぎりを作って持参しました。自分で言うのも何ですが、大自然の中で頬張るおにぎりは格別に美味かったです。

本日の参加者は、主催者の小沼さんと我が同好会から舟越さん、寺岡さん、萩谷さん、そして私。その他に鶴田さんとNさん、そして何と飛び入りでNさんの息子さんが参加する事になりました。萩谷さんは仕事の都合で合流するのがだいぶ遅くなるとの事。Nさん一行は翌日からになります。

さて気がかりなのはお天気模様ですが、到着時は曇っておりましたが、次第に晴れてくるとの予報なのでまずは一安心。観望場所はいつもの風車前の空き地になります。南側が開けていて地平線近くまで見通すことが出来ます。ここなら【ω星団】もバッチリ拝めそうです!萩谷さんは一度山梨で観たことがあるそうですが【M13】の2倍強ぐらい大きい印象だったとか・・・うむ~益々見たくなりますね!

さて到着してから皆さんとの再会のご挨拶済ませた後は、早速ウッドデッキに出て、持ち寄った機材で地上観望しながら光学談議に花が咲きました。

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上の写真は、舟越さんが自作した【40mm軸外し反射望遠鏡】です。手作り感満載と言った趣ですが、予想以上に良く見えます。然も驚くことに反射望遠鏡にも拘らず、斜鏡の影響を排除できるため有効最低倍率まで下げられるという優れものです。(スペック等詳細は舟越さんのホームページ⇒https://violetzebra3.sakura.ne.jp/をご覧下さい)

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覗いているのは寺岡さん。観え味はどうですか?

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持参したMasuyama(マスヤマ)アイピースで観望中の小沼さん。

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熱心に覗き込んでいるのは都内からお越しの、あの伝説の【御神体】=【300mmフローライト屈折望遠鏡】を所有されている鶴田さん。

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これは寺岡さんの1群3枚の自作アイピース。レンズの枚数が少ないので抜けは抜群!自作とは思えない観え味に驚いてしまいました!

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【40mm軸外し反射望遠鏡】はどんな風に観えるのか?ちょっと試しにスマホで撮影してみました。若干はみ出しておりますが…m(__)m 舟越さん曰く星を観ると原理的に【非点収差】が現れるそうです。でももっと大型化したら、夏の天の川観望に威力を発揮しそうですね。

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私が持参した、以前ブログで紹介したセレストロンの5mmアイピース。レンズ清掃中に一部のレンズを割ってしまったので、スマイスレンズ他を取り払った約25~26mmの2群4枚?の改造アイピース。周辺部はともかく抜けは悪くありません。

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寺岡さん持参の【賞月観星100°13mm】アイピース。全周見回すのは大変です!

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私が持参した自作の【プロジェクターレンズ屈折望遠鏡】に上記の100°アイピースを装着して覗き込んでいる小沼さん。恐ろしいくらいの視界の広さにびっくりです!

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各自持ち寄った色々なメーカーのアイピースを交換し、それぞれの印象を述べながら、大勢で見比べするのも実に楽しいものです。

さて時間が迫ってきたので、本館で夕食を済ませた後、機材のセッティングの為に観望場所まで移動しました。

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空模様はこんな感じです。

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小沼さんに【ポン・ブルックス彗星】を双眼望遠鏡で覗かせて頂きました。光度はだいぶ下がっていましたが、しっかりと尾を確認することが出来ました。

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舟越さんの愛機【7インチ・クエスター】

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私は電視観望用の機材をセッティングしました。【SharpCap】の新機能である【ライブスタッキング】を試してみたのですが、残念がら少々期待外れの結果に終わりました。

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寺岡さんの愛機、【スカイウォッチャー】の14インチ 自動導入ドブソニアン望遠鏡。実はこの約350mmの望遠鏡にスマホ・ホルダーを装着して、私のスマホで【M13】球状星団を撮影してみたら驚くべき結果に・・・?寺岡さんもその写り具合には驚いたご様子でした。

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明日、他の天体で再チャレンジさせて頂こうと思います。

その後、夜中の11時頃から雲行きが怪しくなってきたので、全員撤収する事にしました。萩谷さんも合流したので、お酒を飲みながら暫し星空談議に花が咲きました。

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小沼さんが【SeeStar50】で撮影した系外銀河の画像。左右の違いが分かりますか?右のほうがより暗い星々が沢山写っていますね。秘密はバーディノフマスクでAFピント出し~ヘキサゴンマスクで撮影するらしいです。

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小沼さんは直近に発見された新星…【さそり座V1723 Sco 】の光度変化を撮影したり、その他にも枚挙に暇がない程、日々の星空に関する探究心たるや物凄いものがあります。この点に関しては萩谷さんも絶賛しておりました。私も同感です。毎回お話しているだけで新しい目から鱗の発見があり、自然と知識が身に付いて大変勉強になります。

さて明日に備えて今日はそろそろこの辺でお開きにしますか。

翌日、少々寝不足気味でしたが、朝方5時半頃起床しました。デッキから外を眺めるとこんな珍しい光景が!

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まるで雲海のようです。何となく今日は予報通りお天気は良好になる予感。

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午前中は舟越さんの講義があるので、準備に余念がない小沼さん(右)

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今回の講義は前回に引き続き【天体望遠鏡のスターテスト概要ー第14章】《非点収差》です。舟越さん自作の【軸外し反射望遠鏡】の収差とも関連がある当にタイムリーなお話です。その他にも【Stranger than Fiction!】Neil English著~単焦点アポクロマートと長焦点アクロマートの比較~要点解説の2本立てで大変興味深い講義となっています。

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いや~今回も大変勉強になりました。長年疑問に思っていた問題の答えに漸く辿り着くことが出来ました。感謝感激です!

本館で昼食を済ませてから、機材のセッティングまで間があるので、皆さんとお互いの機材を比較しながら又もや光学談議に花が咲く!

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鶴田さんが購入予定の双眼望遠鏡用に購入した、ケンコーの【 AZEQ6GT-J NEWスカイエクスプローラー 】赤道儀です。何と実売の約半額で売られていたそうでにわかには信じられません。本当ならまるで宝くじに当たったみたいですね。

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丁度【PENTAXー75 ED HF Ⅱ】が載せられていたので、十数種類のアイピースで見比べをしました。小沼さんは【Docter optics】のアイピースの観え味に甚く感銘を受けたようで、夜になって舟越さんが海外サイトで検索したら、同一商品が2千数百ユーロで出品されていることが判明。でも現在のレートで日本円に換算すると20万円越え・・・ゲッ!【ニコン】の高級アイピース・NAVシリーズが2本も買えてしまう・・・一同絶句!

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舟越さんが眺めているのは、小沼さん所有の【ライカ】製ZOOMアイピース。この他にも高級アイピースが目白押し。普段お目にかかれない高級アイピースを覗かせて頂き私も大満足!

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舟越さん所有の【Brandon】アイピース(今は入手困難でかなりの高級品ですね!)も【クエスター】との相性はバッチリでした。

PS
舟越さんから【Brandon】アイピースに関する追加情報があり、実は【国際光器】さんで取り扱っているそうです。高級品であることは間違いありませんが。

その後、今夜の観望会の機材準備の為に、いつもの会場である風車前に移動しました。

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私が所有しているケンコーの普及価格帯の双眼鏡【ミラージュ7】(10倍&視界6.5度)を小沼さんに観て頂いたのですが、概ね高評価を頂きました。私が買ったのは記憶が定かではありませんが、8年前ぐらい前?だったと思います。ですが、当時の購入価格は4千円弱(激安!)と記憶しています(調べたところ今は1.5倍ぐらい高い)。そう考えると今後も更に価格が上昇する可能性も予想され、今でもハイC/P製品であることは間違いないと思います。それから、上の写真の小沼さんが桜材を再利用して自作した【双眼鏡】用の架台も秀逸ですね!私が持参した普及価格帯の双眼鏡でも、固定をすると驚くほど細部が明瞭に観えることに改めて気付かされました。やはり望遠鏡のみならず、土台となる【架台】は永遠の【課題】ですね・・・(/ω\)。

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その後、本館で夕食を頂きました。今回も支配人の小松さんを始めスタッフの皆様方、いつもながらのを有難うございました。因みに毎回(たぶん私だけかも?)ご飯はお茶碗3杯欠かさず頂きました。何故って?美味しいからに決まっているでしょう!

その後観望会場に移動して、各自持参した愛機をセッティングに取り掛かりました。Nさん親子も程無くして合流し(Nさんはこの前の米国【皆既月食】イベントに参加されたの事です。)更に賑やかな観望会を呈してきました。

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明るいところで眺める【7インチ・クエスター】は更に神々しいですね!

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左の摘みを回すと【バローレンズ】&右の摘みを回すと【ファインダー】に切り替えることが出来て、あらゆる意味で機能性と外観の美しさが高度に融合した【唯一無二】の逸品であることが分かります。Nさんも言っておられましたが、精緻で他鏡に観られるような所謂【白飛び】が全く発生せず、陰影(コントラスト)が明瞭で只々見惚れてしまいます!参考までに、私が持参した双眼装置を付けて、同じく持参した鏡筒【Mak127sp】と比較しながら覗かせて頂いたのですが(比較するのも恐れ多いのですが)、こんな普及機の双眼装置でも、まるで間に何も無いかの様な素晴らしい鋭像を観ることが出来ました。これは観ているだけで幸せになれる言わば【芸術品】ですね!

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程なくして、Nさんと息子さんが合流。息子さんはタカハシの60mm?鏡筒と【AZ-GTi】&【ASI294MC】CMOSカメラで電視観望&撮影に挑むようです。

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鶴田さんも準備万端なようですね!

幸い4月にしては珍しく晴れ渡り、気流も安定した晴天に恵まれ、素晴らしい観望会になりました。
只、残念な事にお目当ての【ω星団】を殆どの参加者が目視で確認することが出来ませんでした。

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(Nさんのご子息の撮影中の様子。【ω星団】がハッキリと写っていますね。)
電視観望ではしっかりと捉えることが出来たようですが・・・?高度が低い(約5.5°)と光害の影響も重なって目視のハードルは予想以上に高いようですね。私の観望位置は木陰に隠れて、残念な事に全く撮影することが出来ませんでした。

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小沼さんは、持参した【導入支援装置】を駆使して観望中です。【Sky safari】等の天体シミュレーションソフトと連携して、視野内にある対象が直ぐに判る?機材のようです。

私は寺岡さんと協力して、昨日の【スマホ撮影】に再挑戦しました。

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【夜景モード】+【天体写真】ONの状態で【M53 子持ち星雲】を約1分間撮影。ピントが合っているので、短時間でもこれくらいは写ります。

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ピントは合っていませんが、撮影時間約4分間の画像がこちらです。

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続いて【M97】ふくろう星雲です。同じく撮影時間は約4分です。下はタイムラプス動画です。

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次はこと座の【M57】環状星雲です。撮影時間は上記とほぼ同じです。拡大すると中心星まで写っているのは驚きです!

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更に【M27】アレイ星雲です。Nさんも言っておられましたが、色合いが自然なのは正直ビックリですね!

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【M10】ソンブレロ星雲はこんな感じです。中央の暗黒帯も明瞭ですね。

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おおぐま座の座の【M81】は渦の様子もしっかりと写っていますね。

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最後に撮影が困難と思われる【網状星雲】です。静止画ですが高度が低いので、寺岡さんも撮影は難しいと言っておりましたが果たして・・・?うっすらと確認できますね。撮影時間を延長できれば更に明瞭になると思われます。スマホでここまで撮影できるとは正直驚きました。私の機材で更なる検証に挑戦してみたくなりました。

最後に、今回の遠征で電視観望が上手くいかなかった原因が判明しました。

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左側と下側に見られる縞模様とここには映っていない、四角い赤い囲み線が画面内を移動して対象を確認できない現象です。CMOSカメラを換えても同じ現象が発生するので、多分ソフトウエアの問題だと予想しておりましたが、案の定そうでした。右中央やや下の【自動位置合わせ(惑星/銀河)】がONになっていたことが原因でした。ご参考までに。

こうして有意義な観望会が終了しました。また皆さんと再会できる日を楽しみにしております。
















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祝!【天文学史と長久保赤水】発刊 [天体観測&イベント]

こんにちは!

最近嬉しいNEWSが飛び込んできました。私が所属している【長久保赤水顕彰会】から新しい本が発刊されました。然も著者が私の【すばる天文同好会】仲間である【川口和彦】さんだからです。タイトルは【天文学史と長久保赤水】です。

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私も未ださわりしか読んでいないので、内容について感想を述べることが出来ません。代わりと言っては何ですが、国立天文台の【渡辺潤一】教授の推薦文をご紹介したいと思います。

「本書は赤水の業績が、極めて長い人類の天文学史や宇宙観の変遷の中で、どういう場所を占めているかを示す良い論考となっている。西洋天文学を理解しつつも、旧来の宇宙観を脱せず苦悩する過渡期の賢者として、しかし学問は庶民のためと言う信念を持ち、地図のみならず、天文学でも「天象管闚鈔」によって一般の人々へ普及させた偉業が見えてくる。赤水の幻の天文学書についても触れており、今後、新たな発見を期待したい。この発刊を大いに喜ぶと同時に、こうした研究が今後も継続され、後世に伝えていってほしいと願う。」   自然科学研究機構国立天文台上席教授・国際天文学連合副会長 渡辺 潤一

興味が湧いてきましたら、お手に取ってお読み頂けたら嬉しいです。ご購入はこちらから⇒http://nagakubosekisui.org/【長久保赤水顕彰会】また同時に現在会員も募集中!今現在、北海道から沖縄まで850名と会員が急増中ですよ。

PS
現在川口さんは【長久保赤水顕彰会】の事務局に在籍し、研究と執筆に専念したいとのご本人の申し出により、天文同好会の方は退会されています。

さて次の話題は、この前自作した【ガリレオ式望遠鏡】をさらに改良したので再UPします。

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ヘリコイド・フォーカサーを装着すると倍率が高くなり過ぎて、然も色収差が目立ち大変見難いので・・・どうしよう?そこで手持ちの【BORG】の【OASIS 〔7314】に交換して短縮を図ることに・・・結果は大成功でした。手動ですがピント合わせが片手で簡単に出来るので問題ありません。倍率は5~6倍程度ですが、明るく覗き易くなりました。こんどのいわきの観望会に持参して、参加者の皆さんにお披露目しようと思っています。

PS+
今日は音楽の代わりに、我が同好会・事務局の寺岡さんがYouTubeにUPしたタイムラプス動画をご覧下さい!
春の星雲星団マルカリアンチェーン
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https://www.youtube.com/watch?v=QqJf02mZCjc


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【DeepDeep.Sky.Camp 2024春 in いわき 鬼ヶ城】に参加してきます! [天体観測&イベント]

こんにちは!
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来月の12日(金)~14日(日)に亘って開催開催される恒例の【DeepDeep.Sky.Camp 2024 in 鬼ヶ城 】に今回も参加してきます!正直なところ、皆さんが【命と主権喪失の危機的状況!】にある中で、本来なら自分の趣味だからと言って遊んでいる場合ではありません・・・が、この情報を一人でも多くの星仲間にも伝えなければ!と言う目的にも兼ねております。どうかご理解下さい m(__)m。

今回持ち込む機材は【電視観望&眼視観望】のハイブリッド機材です。

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ケーブルの長さの問題で、今まで実践投入を躊躇した【組み合わせ】ですが、個人的には最も理想的なスタイルだと思っています。でも正直上手くいくかどうか全く分かりませんが・・・(*ノωノ)!

PS
我が【すばる天文同好会】のホームページのアクセスが急上昇!ライブドア・ブログで3位にランクインしたらしいです。
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子供達と作る【ステランタン】& 予想外のお宝発見! [天体観測&イベント]

先週の日曜日(17日)に市内の公民館で【ステランタン】作りのイベントにスタッフ参加してきました。とある団体が主催したイベントの一環です。この他にも子供達が楽しめる企画が複数用意されていて、子供達が自ら興味のある講座を自由に選ぶことが出来るらしいです。

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我ら【星旅祭】実行委員とその他のボランティアスタッフの方々。近くの中学校の生徒さん達も参加してくれました。年配のご婦人方には、子供達やスタッフに振舞う昼食を調理して頂きました。

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開会前の子供達の様子。続々と集まってきました。何しろ数十人の子供達に作り方を指導するのは大変!小学2~3年生の低学年が主体なので尚更です。然も使用する器具が足りないので、限られた時間で全員の足並み揃えて完成させるのに一苦労。でも何とか無事終了することが出来ました。

その後、皆で昼食の【カレー】美味しく頂きました。ご馳走さまでした!

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閉会式の前に子供達が作った【ステランタン】の点灯式の様子。上手く出来たかな?

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こうして子供達と楽しいひと時を過ごすことが出来ました。もしかすると機会があれば【星空観望会】等も開催するかもしれないので、楽しみに待っててね!

実はビックリすることがありました。公民館のスタッフさんから、倉庫に使っていない天文機材が複数あるとの情報が・・・?

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それは何と、【タカハシ】の反射望遠鏡と赤道儀一式でした。状態も悪くなさそうですし、このまま仕舞いっ放しにしておくのは勿体ない。

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その他にも赤道儀と鏡筒が4~5台ほどあるようです。これらの機材を使って【観望会】が出来たら最高だろうな~!

今日の1曲、名曲【DUELING BANJOS】を往年のカントリースターである【グレン・キャンベル】とバンジョーの名手、【カール・ジャクソン】の懐かしい1973年のライブ映像をお楽しみください。グレン・キャンベルは歌も上手いけど、ギター演奏も抜群ですね!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=i5vfw5f1CZo

PS

本当は今回の動画
【深田萌絵さんと緊急対談】日本を売り渡すものは何か?日の丸が悪いのか?(その2)

は明日紹介する予定だったのですが、まだ多くの日本人が気付いていないし、余りにも酷過ぎる(特に熊本県民の方々には真っ先に知って頂きたい!)大変重要且つ、喫緊の問題なので、遅ればせながら緊急UPさせて頂きます。先ずは原口議員と深田さんがこの前対談された以下の動画をご覧下さい。
正直これをご覧になれば、日本を内側から弱体化させている【反日&亡国&利権を貪る豚野郎たち、所謂シロアリ軍団】の正体の概要を垣間見ることが出来ると思います。とは言え、あまりにも奴らが巨大過ぎて、残念ながら全体像は私も把握し切れていません。一時間弱の長い動画ですが、是非ご覧頂き、情報を拡散願いますm(__)m・・・合掌!

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https://www.youtube.com/watch?v=pPAm1l7_j3c

この前、【山本太郎議員】の動画内で【一億円】と言う大金を容易に工面できるかどうかの国別調査の結果に関する話を聞いたのですが、驚くべきことに日本は米国に次いで世界第2位らしいです(確か2百数十万人。直近のデータに拠れば、現在の日本の個人の実質GDPは【OECD】加盟国の中で最下位。なのに何故こんな多くの人達がお金を持っているのでしょうか?それは一部の特権的な政治家や天下り官僚達が、本来であれば国民に還元されるべき【お金=政府が発行する国債】を中抜きをして私腹を肥やしているからではないですか?。)原口議員が訴えている、応能負担の原則に則れば彼らから真っ先に納税させて、足らなければ使途が明らかに出来る【国債】を発行して賄えば良いんじゃないですか?改めて言いますが、是非この情報を身近な人達に伝えてあげて下さい・・・合掌!。


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星空観望会in大田原市【黒羽図書館】 [天体観測&イベント]

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昨日、久しぶりの星空観望会にスタッフ参加してきました。場所は、大田原市の黒羽地区にある【黒羽図書館】です。参加メンバーは我ら【 Team星空探検隊 】の私と石川さん、藤原さんの他、市内の中央公園で個人的に観望会を開いている星仲間の佐藤さん+【ふれあいの丘天文館】のボランティアスタッフの金田さん、以上の5名です。

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イベントに先立って、【黒羽図書館】のスタッフの方々にご挨拶を兼ねて本を一冊寄贈させて頂きました。私が所属している《長久保赤水顕彰会》から刊行されている、以前ご紹介したマンガ【 道知るべ 續 長久保赤水の一生 】です。残念な事に栃木県内では未だ赤水についてご存じない方が多いので、顕彰会員である私としては、出来るだけ多くの方に読んで頂きたいとの願いから贈った次第です。

まあその話はともかく、今回私が観望会に持ち込んだ電視観望の為の機材一式です。

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以前の写真と比較するとかなり仕様が異なっているのが一目瞭然ですね!欲張って眼視&撮影用の【VOYAGER MAK80】も同架すると【AZ‐GTi】の耐荷重の許容範囲を超えてしまい、追尾精度に少なからず影響があることが判ったので少々軽量化しました。40mmの【 SV165 】も現在はファインダー仕様にして運用しています。見た目の色合いのマッチングも良いのでかなり気にっています。その下の画像は昨年暮れに新たに購入した24インチのモニターです。本当はもっと大きなディスプレイが理想的なのですが、これ以上大きいと私の車には入りきれなくなる可能性があるので妥協しました(価格も激安だったので (⌒_⌒; タラタラ )。

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これは石川さん愛用の機材です。退職したら機材を一新されるそうですが、他人事とは言え気になりますね!

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これは佐藤さんが持参した、以前笠井トレーディングで扱っていた【NERIUS】の127㎜3枚玉アポ?らしいです。ヤフオクで運良く、然も激安で落札できたとの事。架台は私と同じ【AZマウントPro】でアダプターを介してビクセン?のピラー脚に載せています。かっこいいですね!

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これは金田さんの望遠鏡ですが、高級品は所有したことが無いので詳細は不明です(ペンタックスかタカハシ?)。

それで観望会結果はどうだったかと言うと、残念ながら天候不良の為、敢え無く惨敗!

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でも図書館のスタッフの方々と一組だけ来場された親子連れの方に、何とか木星と私のシミュレーションソフトを駆使して楽しんで頂くことが出来ました。寒い中、来場頂き感謝申し上げます。子供達の ” ありがとうございました ”の一言が嬉しくて胸がいっぱいになりました。

次回は必ずリベンジして、星空の美しさを分かち合いたいと思っていますので、楽しみに待っていてください・・・合掌!。
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天文ネタ&その他に皆さんにお伝えしたい大事なこと! [天体観測&イベント]

いつもご覧頂き、有難うございます。マイナーなブログではありますが、お越し頂いた皆さんに感謝です!メジャーなブログではありませんが、私なりに噛み砕いて、皆さんにとってあまり知られていない、でも大事なお話をご披露&情報の橋渡し役として今回もブログをUPしたいと思います。

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さて私の日頃の天文啓蒙活動の原動力は天文に対する個人的欲求以上に、未来を担う子供達に伝えたいメッセージがあるからです。残念な事に近年、自ら命を絶つ小中高生が後を絶ちません。私の記憶では、一昨年は5百人超の子供達が自殺に追い込まれています(大学生も含めると8百人超?)。おまけにWHOの勧告では”【不審死(所謂遺書を残さずにお亡くなりになった方のこと。遺書を残さないと現行ではおかしなことに、全て不審死として処理されてしまうようです)】の半分は自殺者に含めなければならない” はずなのに、なぜか日本政府は未だ無視し続けているのです(確か不審死だけでも7万人超・・・半分の3万5千人を追加すると自殺者はとんでもない数になります。ある意味世界一位の韓国と変わらないかもしれません)。自殺と言う言葉で表現すると、彼らが何故そんな行動に至ったのか、多分永久に分からないと思います。自殺と言う言葉は、多分私も含め、個人的な問題に悩んだ末の結末と考えてしまうからです。でももしかしたら彼らは”見えない他の何かに殺されたのかも?” と俯瞰して考えて直してみると、彼らをそこまで追い込んだ別の要因が浮き彫りになってきます。私見で申し訳ありませんが、国民をないがしろにしてきた政府の姿勢そのものが招いた結果(貧困化や自虐史観の歪んだ教育による日本人としてのアイデンティティーの喪失等々)だと考えています。

そんな訳で、我々に今何が出来るのか?もしかすると我々の活動で子供達が、一度立ち止まって思い留まってくれるかもしれない? ”あの時見たお星さま綺麗だったね~。また観たいなあ~・・・” たとえどんな些細なキッカケでも良い!束の間の安らぎでも良い!それで子供達が命の大切さ、そして生きる希望を見い出せるのであれば・・・?いやきっと伝わる!それを信じているからこそ、日々活動できるのです。

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さて話題は変わって、この前UPしたこの写真覚えていますか?故障したプロジェクターを(壊れたのはメーカーさんの責任ではありません。私は寝ている間、常時点けっぱなしにしてたので消耗度が激しく内部のスクリーンが焼けて使い物にならなくなったからです。通常の使い方なら、多分数年は持つと思いますが、私の場合は1年~1年半で使い物にならなくなりましたが(〃ノωノ)。

でもこのまま捨てるには忍びないので、レンズだけでも再利用できないか?と考えて解体することにしました。

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バラしてレンズ部分を取りだしてみたら、意外や意外これが予想以上の光学性能?!室内灯の反射光で確認すると、?群5枚のレンズ構成であることが判明!どおりで300インチに拡大しても、隅までキッチリ見える訳です。手持ちの安価な接眼レンズでちょい観したら色収差も殆ど気にならず、上々の観え具合。何か創作意欲がわいてきます!

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内径を測ると約65㎜。このサイズのVU管があればピッタリのはず。そんな訳で今日近くのDIY店に行ったらお目当てのVU管がありました。でも長さ1.5m?のサイズしかなく、鏡筒サイズは20~30センチあれば十分なので、残っても他に使い道がありません。値段も思ったより高く1400円以上もします・・・勿体ないような気がします。どうしよう?他にもっと安くて代用できるものは無いか、目下思案中です。

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さて、いわきの小沼さんから次回の【鬼ヶ城 Deep.Sky.Camp 2024】の案内メールが届きました。同好会仲間の舟越さんが作製した【無遮蔽ニュートン反射】のお披露目や【非点収差】に関する講義も予定されており、期待に胸が膨らみます。興味のある方は早い者勝ちですので、参加されてみては如何ですか?

PS
今週末の10日(土)に大田原市の【黒羽図書館】で我ら”Team星空探検隊”の観望会を開催します。お近くの方は、是非遊びに来てね!


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毎年恒例の慌ただしい師走を振り返る! [天体観測&イベント]

久しぶりにブログを更新します。いつもの事ですが、今年の12月は例年以上に仕事が忙しくて、全く余裕がありませんでした。おまけに週末はイベントが目白押しで、ネタはあっても記事にする気力も体力も・・・(T_T) ご期待に沿えず申し訳ない(たぶん誰も期待していないとは思うけど)。と言う訳で前回から随分経過しましたが、何卒ご勘弁願いますm(__)m。

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先ずは、今月9日(土)に交流センター《くるる》で開催された ”黒磯駅前活性化委員会” 主催の恒例イベント【キャンドルナイト】に行ってきました。前回同様、いわき市の橋本さんが《室内プラネタリウム》を設置するというので、私と貴さんと今回は秋山君(貴さんの会社の同僚)の3人でスタッフとして参加しました。結果どうだったのかというと、事前予約された方々を中心に当日の申し込みにも対応するという予定だったのですが、思いの外、事前予約された方が来場されず、人数の割り振りや確認に追われ少々手こずりました(その後の橋本さんに聞いた話では、事前申し込みの受付が完了した事を、何らかの見える形で相手方に伝えていなかったことが判りました。多分それが原因ではないかとスタッフ一同見解が一致。)そんな訳で今回は大盛況とは行きませんでしたが、それでも100名程の方がプラネタリウムを観覧され、楽しんで頂くことが出来ました。

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ワークショップ【光の箱】を担当されたこの方は(2枚目の写真)、高校時代は天文部に在籍していたそうです。天文部がある高校は少ないので、ある意味凄い偶然かも!ワークショップも小さいお子さん達で賑わっていましたね。

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橋本さんと雑談中のスタッフの皆さん。

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実際に玩具の電車を走らせていました。中々凝った演出ですね!

多分来年も開催すると思います。お近くの方は一度足を運んでみては如何ですか?

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(保護者代表の方々とハロープラザ活動振興係長の松本さん(右))
次に16日には那須塩原市内関谷地区の図書館、通称”ハロープラザ”に於いて、同地区内の小学校保護者会の方からの依頼で近隣の子供達を対象にした観望会にスタッフとして参加してきました。とは言え天候不良で残念ながら参加された皆さんに、実際に望遠鏡で月や惑星をお見せすることが出来ませんでした。その代わりにプロジェクターを使っての秋や冬の星座解説や、ベランダで実物に見立てた月や球状星団の写真等々を望遠鏡を使って観て頂きました。勿論、先月私が自作した【ガリレオ式望遠鏡】もお披露目しましたよ。

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(解説中の貴さんと藤原さん)
返す返すも、当日来場者、特に子供達に観せられなかったことが悔やまれます。次回は必ずリベンジしたいと思います(たぶん日頃の私の行いが悪いせいで、運に見放されたのかも?(・_ ; )面目ない。


更に翌17日は、お隣大田原市の【ふれあいの丘 天文館】で【塩原ビバ】さんとのコラボイベントの第3回目が開催されました。

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開催に当たり【ふれあいの丘天文館】の館長渡辺さんからご挨拶と月の【地球照】に関するお話をして頂きました。

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その後は、屋内の65cmの反射望遠鏡や屋外の屈折望遠鏡等でぺガスス座球状星団のM15、白鳥座のアルビレオ二重星、アンドロメダ星雲、土星、木星等々観望して頂きました。子供達も過去二回のイベントで慣れてきたのか、質問したり、持ち前の知識を披露したりと和気あいあいとした中で進行しました。

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その後は、景品付きのクイズ大会等で子供達も大盛り上がりでした!

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最後に屋外に出て、各々が自分の作った望遠鏡で夏、秋&冬の天体観望しました。中には冬の代表格である【M42】オリオン大星雲を自分で導入したらしく、私に向かって「先生、オリオン星雲ですよね!」と一言。実際に私が確認すると確かに視野内に入っています。その事を伝えると本当に嬉しそうでした。最初は望遠鏡も覗いた経験が無かった子供達も、いつしか今回のイベントを通して自分で見たい星を探すことが出来るようになっていました。小さい頃、天体観測に夢中になっていた自分の姿を思い出しました・・・感無量です!

その他にもご紹介したいイベントがあるのですが、折を見てご紹介できればと思っています。

PS
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【SharpCap】の進化が止まりません!昨日、最新バージョンの新機能を確かめるべく望遠鏡を持ち出したのですが、予想外の展開に絶句!これについても後日UPする予定です。期待しないで待っててね(^^;!明日は大晦日だけど間に合うかな?

今年最後?の一曲、【Sierra Hull & Adam Steffey】のフラットマンドリン演奏で、名曲”Big Sciota” 何度か彼女の幼い頃の演奏を紹介しましたが、この演奏も素晴らしいです。天才ヴァイオリン奏者の【吉沢ひまり】さんもそうですが、音楽に年齢は全く関係ありませんね!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=F9BFap-L-Bk

PS+
11月に参加した第7回【鬼ヶ城 Deep.sky .Camp 2023秋】の様子が来年1月5日発売の【星ナビ】に掲載される旨の連絡が小沼さんからありました。気になる方はチェックしてね!


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久しぶりに【電視観望】してみた! [天体観測&イベント]

今週末は珍しく私が参加するイベントが無かったので、久しぶりに望遠鏡を持ち出して【電視観望】をしてみました(約一か月ぶりかな?)。最近は子供達を対象にした地元での天文普及活動が主流になっていて(半分は嘘です!毎日忙しいことも重なり、お恥ずかしながら仕事終わりで疲れた後の 大好きな ”一杯” の誘惑と格闘する日々です・・・(^^; )極力個人的なアクションは控えておりました。

さてこの前【Sharpcap】の最新版(ver4.1)で ”プレートソルビング” 機能が追加されたことをお伝えしましたが、昨日、条件を変えて再度検証してみることにしました。今回使用した機材は【VOYAGER MAK80】+ZWO【Uranus-c】+【QBPフィルターver1】+0.5倍レデューサーです。

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月明りの影響は全く無かったのですが、相変わらず自宅から道を挟んだ東側は、某店舗の照明が明る過ぎて少なからず支障がありそうです。店舗の照明の上に【オリオン座】が昇り始めています。

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これは昨日観望した【M27】亜鈴星雲です。一目見てこの適当な画像は、私が撮影したもの(下手くそ!)であることが分かりますね?最近は【Seestar‐s50】の様なスマホで簡単に撮影できる機種が各社から続々と登場しております。驚くほど高精細で殆ど失敗無もく、誰が撮影してもほぼ同じ画像を得ることが出来ます(ただ本音を言うと正直あまり興味がありません。個性の欠片もありませんから。SP製作も含めて幼い頃から、無ければ自分で出来るだけ《工夫して形にする》という ”アナログ的思考” &”アナログ的過程” +”アナログ的行動” のスタイルが自分にはしっくりくるので\(^_^ ))。

因みに下の画像をよく見ると伸びた《 ホット・ピクセル (緑色の輝線)》が少し見えています。【Uranus-c】は【ダーク&ホットピクセル】ノイズに関しては他社に比べてかなり少ないのですが、でも完全ではありません。

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ダーク補正処理をすると除去できるらしいのですが、意外と面倒です。ところが最新バージョンでは・・・↓

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《露出したピクセルをマスクする!》の項目をONにするとほぼ除去できるらしいです。実際に試していないので効果の程は定かではありませんが、本当ならば嬉しい機能ですね。これに関しては次回検証する予定です。

更に
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【ディープスカイ・イメージ・アノテーション】機能をONにすると、今見ている天体の情報を瞬時に表示することが出来ます。これは楽しい!【馬頭星雲】の周辺にもこんな色々な【反射星雲】があったとは(⌒▽⌒ 私が知らなかっただけ?

今回撮影に使った【Uranus-c】は画角が広い分、周辺減光が目立ちます。ならばフラット補正も必要か・・・( ̄~ ̄)ξ 思案のしどころです。惑星撮影用に購入した機種ですのでそこま求めるのは酷かもしれませんが(_ _;)。。

今週末9日(土)は【くるる】で開催予定の【キャンドルナイト】に参加してきます。前回の様子はこちら⇒https://skymusic-fun.blog.ss-blog.jp/2023-06-18
12/16 【塩原ハロープラザ観望会】に行ってきます。また今後の【Team 星空探検隊!】のイベント情報はこちらから⇒
https://peraichi.com/landing_pages/view/stargazingparty2022naunogahara?_gl=1*1gl5m6i*_gcl_au*MjEyODA3MTEwOS4xNzAwNzc1ODc4&_ga=2.12712436.235973814.1701179195-1231607051.1649479832

今日の1曲、ボーカロイド曲の中で一番大好きな曲は何?と聞かれたら、私はこれ!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=vTilJu0I0UY






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塩原ビバ&Team星空探検隊!コラボイベント第2回目は・・・? [天体観測&イベント]

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今月の18日(土)に那須塩原市の西那須野公民館に於いて、【塩原ビバ&Team星空探検隊!】のコラボイベント《 マイ望遠鏡を作ってみよう!そして宇宙を見てみよう 》の第2回目が開催されました。その様子を少しだけご紹介したいと思います。

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前回、絵心の殻らも無い恥ずかしい (-_-; 手書きのネームプレートを付けていたので、今回は他のスタッフの分まで含め、PCで作ってみました 。きょう一日私は ”ヒロ” 先生と呼んでもらおうと思っています。

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参加者を出迎えているのは、いつも元気な【塩原ビバ】案内人の【アンちゃん】こと安在さんです。私達【Team星空探検隊!】スタッフも含め、前回イベントに参加した子供達との距離感も徐々に近づいているのか、前回よりも和やかな雰囲気で始まりました。

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参加者の中には、待ち切れないのか予定時間より早く会場に足を運び、操作方法を思い出しながらこの前作った望遠鏡を覗き込む子供達の姿も!

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フリップを指さしながら前回のおさらいの後、今度は《 望遠鏡の種類 》について説明中のアンちゃんと石川さん(左)。

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続いてヒロ先生(私)が自作した【ガリレオ式望遠鏡】⇒https://skymusic-fun.blog.ss-blog.jp/2023-10-29を参加者全員に見てもらい(視野は当然ながらかなり狭いですけど、適当に作った割には予想以上に観えるので子供達にも大うけ!)廃材等を利用した製作工程についても出来るだけ分かり易く解説しました。更にスマホで撮影した月の画像に思わず子供達も ” お~っ!”

暗がりでも見易くする為に望遠鏡のポインター部分に貼る《蓄電蛍光シール》を各自に配り、暗がり対策も万全です。その後全員で記念撮影・・・パチリ!

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(自作ガリレオ式とケプラー式望遠鏡の見え方の違いを代わるがわる確認する子供達。)
その後、MY望遠鏡を持ち出して、中庭で街灯を使って対象の導入方法をもう一度練習してから、本命の天体観望(事前の予報では、残念ながら曇り・・・のはずでしたが、幸運にも一時的に東側が晴れていてお月さんが姿を見せてくれました!)に移りました。時折雲の晴れ間から木星や夏の大三角も。ただ風がかなり強く吹いています。子供達の見たい物を導入するスキルも前回よりも確実に上達しています。

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その後また屋内に戻り、安在さんが作った《図解ボード》を基に、今問題となっている《光害》ついてお話をしました。これ凄く大事なことなんですよね。

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それから石川さんが配布した《スペクトル・シート》を使って、光源の種類によって見え方が変化する事とそれによって物質を見分けることが出来るという《光》について話をしました。

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(これ結構面白いです。私もつい夢中になって撮影しまくりました。)
因みに私も屋外に出て街灯をスマホに翳(かざ)して写真を撮るとこんな不思議な写真が撮れました。綺麗ですよね!

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屋内に戻ってから、ガリレオの残した月のスケッチについて説明の後、また外に出て石川さん手作りの《ライトボックス》の上で《月のスケッチ》に挑戦!みんな上手く描けたかな?大きい反射望遠鏡も子供達には大人気でした!

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私も子供達に他にも色々な種類の望遠鏡がある事を知ってもらおうと幾つか持参して展示しました。機会があればいつかその望遠鏡で星空を観せて上げられたらなあ~!

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最後に《木星のガリレオ衛星・位置観測》の用紙を全員に配布。みんな家に帰ったら必ず観てね!

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またスタッフの藤原さんからペットボトルを再使用した《レンズ簡易保護キャップ》の作り方解説も。とにかく盛りだくさんの内容で、参加者の皆さんも大満足の様子でした。次回は来月17日に、大田原市の【ふれあいの丘 天文館》で最終3回目を開催予定です。

PS

当日の様子は【塩原ビバ】⇒https://www.facebook.com/hashtag/shiobaraviva/さんのFacebookでも公開されています。
PS+
記録係のミトさんが当日撮影した写真を幾つか紹介します。自分の写真は撮れないので、私にとってはある意味貴重です。有難う!ブログで使わさせて頂きます。

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《スペクトル・シート》の撮影画像を披露している。

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お天気はこんな感じでした。

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ニュートン式反射望遠鏡について説明中。

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その他の望遠鏡の種類と構造を子供達に説明中。

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”一番大きい屈折式の空気望遠鏡の長さは60mもあったんだよ!”

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自作のガリレオ式望遠鏡を並んで覗く子供達。

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全員で記念撮影。みんな楽しそうです!

今日の一曲、以前ご紹介した ”Cherokee Shuffle ”のドブロバージョンです。めちゃめちゃかっこよくて演奏も抜群に上手いです!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=FCkGz3MO5N8
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久々に第7回【鬼ヶ城 Deep.sky .Camp 】に行ったら凄い・・・!? [天体観測&イベント]

先々週の11月10日(金曜)福島県いわき市で開催された第7回【鬼ヶ城 Deep.sky .Camp 2023秋】に参加してきました。今日はその様子を少しだけ?ご紹介したいと思います。

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今回荷物は少なめにと思ったのですが、それでもこんな具合 ・・・ちょっと多いかな?(^^;。

今年9月に4年ぶりに開催された、福島県いわき市恒例の音楽イベント【ブルーグラスフェスin鬼ヶ城】⇒https://skymusic-fun.blog.ss-blog.jp/2023-09-30にも参加しているので、迷うことなく鼻歌歌いながら往路は順調そのもの。唯一の不安は今夜の天候がどうなるのか?だけなのですが、事前の予報では残念なことにどうやら雨らしい (T.T) ガーン!会社の同僚からは「最近〇〇さんが参加するイベントは殆どが天候最悪じゃない?」と来る前に突然言われてギクッ!ここは何とかにわか《雨男》のレッテルを貼られる前に回避したいところですが、果たしてどうなる事やら?

結局現地には11時半ごろ無事到着しました。一応集合時間は14時なのですが、それまでまだ時間があるので【ききり荘】で昼食をとることに。程無くして同好会仲間の舟越さんと合流。伺ったところ我が同好会からの参加者は舟越さんと私の二人のみとの事。その後イベント主催者の小沼さんと再会(先月は色々お世話になりました(⌒▽⌒。)彼によると【非公式・鬼ヶ城・有形天文遺産指定望遠鏡】・・・なんじゃそりゃ?勝手に指定していいの・・・(`□´)コラッ! !を所有されている鶴田さんは既に到着し、今回宿泊予定のコテージにいるらしい。昼食後に3人でコテージの方に向かいました。その後は参加者の皆さんが続々と到着。

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さてここからは、ブログネタが溜まり過ぎて消化しきれないので、駆け足で行きます。これは舟越さん所有の【ニュートン式反射望遠鏡】のレプリカです。

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今回2種類の【ニュートン式反射望遠鏡】を持参してくれました。上の金ぴかの玩具っぽいレプリカはジャンク品だったらしく、格安で購入できたとの事。下はメイドイン・ロシアの由緒正しき光学メーカー品で、シベットさんのライブドア人気ブログの【浮気なぼくら】⇒http://uwakinabokura.livedoor.blog/archives/22786096.htmlでも紹介された一品です。大きさは舟越さん曰く、こっちの方がより実物に近いそうです。光学精度云々については後程。

PS
誠に勝手ながら、昨日の子供達を対象にしたイベントでこの画像を使わせて頂きました。

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その後、遅れて到着した【日の出光学】代表の宮野さんが持ち込んだお勧めの双眼鏡を幾つか覗かせて頂きました。


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これは【ヒノデ 8x25-T2】双眼鏡⇒https://bino.hinode-opt.jp/item/8x25-t2.html/です。【ED】レンズ採用の野鳥観察等に最適な双眼鏡だと思います。恐らく他の製品と比較しなければ、軽量で扱いやすく観え味もかなり高レベルで殆ど不満は無いと思います。

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ところがです!この【ヒノデ 6x21-U1】双眼鏡⇒https://bino.hinode-opt.jp/item/6x21-u1.html/を覗かせて頂いて私の従来の双眼鏡に対する印象が激変しました!口径が小さいのにも拘わらず、その視野周辺までの更なるフラット感と透明感&明るさには驚かされました。噂では最近この製品の評価がうなぎ上りとか!それぐらい魅力的な双眼鏡だと思います。素晴らしい~お勧めです!

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双眼鏡を比較観望中の参加者の皆さん。見比べてみると機種それぞれに特徴があって面白いです。

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これは小沼さん所有のアクロマート双眼望遠鏡です。ウイリアム・オプティクスの前身メーカー製の鏡筒(萩谷さんに伺ったら予想以上に激安!)をクレードル&EZM(正立天頂ミラー)を含めすべて萩谷さんが手掛けた逸品です。良く見えますよ~(注意深く見ると分かるのですが、EZMの各パーツの連結は【ほぞ組】を採用して人為的なズレが生じないように高精度に組み立てられています。流石です!色合いも私好みで良いですね!)

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中央はお馴染み舟越さんの3.5インチ【クエスター】。今回は7インチのクエスターも持参したらしいです。この前も言いましたが輸送費だけで〇〇十万円の望遠鏡です。多分現在【クエスター】の両サイズの鏡筒を所有されている方は多分日本国内では非常に少ないと思います。何故なら個人的な意見で申し訳ありませんが、この鏡筒は所有者を選ぶから?私はそう思っています。

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これは今回私が持参した自称【変態】否、【編隊望遠鏡】です。(電視観望用の機材ですが、残念な事に天候の影響で今宵の実践投入はお流れになってしまいました。)Nさん(記憶に間違いが無ければ、前々回以来ですね。お久しぶりです!)に「これで動くの?」と聞かれたのですが、「一応今のところ大丈夫です。ただ使い込んでいくと耐久性や追尾精度に影響あるかも?」とお答えしました。

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これは次のイベントでお披露目する為に自作した【ガリレオ式望遠鏡】です。参加者の皆さんも普段覗くことの無いある意味特殊な望遠鏡なので・・・一応概ね高評価を頂きました。

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まだ参加者全員揃ってはいないのですが定刻になりましたので、恒例の舟越さんの講座【スターテストの概要紹介】第7章の講義が開始されました。私も初回から受けておりましたが(諸事情により2回ほど欠席)結論を言えば、今回漸く私のような凡人にも理解できる、真に為になるお話を聴かせて頂きました。内容の詳細については割愛させて頂きますが、皆さん真剣に耳を傾けている姿が印象に残りました。

その後、今回の参加者が全員揃ったところで、正式にイベントの開幕です。先ずはそれぞれ自己紹介。今回東北大学の物理学科の学生さんお二人、紅一点の遠藤さんと城台君が参加してくれました。私が申すのも何ですが、残念な事にこのイベントも年々高齢化の波が押し寄せているので若い人たちの参加は大歓迎ですね。

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また、心優しい舟越さんは、遅れて合流したお二人の為に、もう一度先程の講義をダイジェストでお話してくれました。驚くことに各章ごとに製本して小冊子にまとめ整理されていて、大学生のお二人にも読むようにと勧めておりました。ほんと予想以上にマメな人だな~~舟越さんの熱い思いに今回も感心しきりです!

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(宮野さんは私の動画撮影に使用している【ZOOM Q2n 】が気になったらしく思わずパチリ!”結構お高めですか?” いえ、そんなに高いものではないですよ。)
また小沼さんは別件で自ら設計され、製作予定(途中?)であった【無遮蔽反射望遠鏡】のお話を聞かせてくれました。いつか実現できると良いですね!

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続いては、東北大の学生である城台君の発表です。今回のテーマは【蔵王御釜 ライブカメラ Twitter botの作成】です。要するに蔵王の山頂にある火口に設置されている国交省の定点カメラを利用して、Twitterに動画を自動でUPするシステムを、様々なプログラムを組み合わせて構築した経緯に関する取り組みのお話です。その目的は”地上は曇っていても【雲抜け】と呼ばれている数少ない山頂付近の晴れ上がり&満天の星空を事前に予測する為です。データを解析し積み重ねていくことで、ピンポイントで晴れ上がりの時間帯に現地に行くことが可能になります。いや~目の付け所が良いですね。面白い!他にも今後色々応用できる可能性があるので、今後の期待大です!

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城台君に【編隊望遠鏡】の説明をしている私。

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Nさんと城台君に自作ガリレオ式望遠鏡の説明中。

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続いての発表は我が同好会の?・・・(あれ~舟越さんお一人忘れてましたよ!)つい最近我が同好会の事務局担当になった寺岡さんです。私も同じ会に属しているにも拘わらず今回初めてお会いしました。お初ですが今後とも( `・∀・´)ノヨロシクです。でもって今回のテーマは【スマホによるコリメート撮影】ですが、持参されたデータがPC等の諸事情により上手く使えず、敢え無く断念!因みに彼のスマホでコリメート撮影した写真はこちらからどうぞ!⇒https://subarutakahagi.livedoor.blog/archives/25533220.html
https://subarutakahagi.livedoor.blog/archives/25543820.html

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彼が撮影に使用しているスマホ・ホルダーは最近私が購入した製品と同一の物でした。

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因みにこれは小沼さん所有のVixenのスマホ・ホルダーです。大振りですが、結構使い易いらしいです。試しに買ってみようかな?

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小沼さんの【アポダイジング・マスク】や【絞りシャッター】に関するお話も大変興味深く拝聴しました。既に情報を得ていたとは言え、設計、製作と検証&データの積み重ねによる更なるブラッシュアップを継続されていたことに関しては改めて首を垂れるばかりです。私の機材にも対応可能な【絞りシャッター】アダプターと【バーティノフマスク】の完成が待ち遠しいです。いずれ購入するつもりですので、その際は宜しくお願いしますね!


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その後はみんなでお酒を飲みながら暫し雑談。何と言っても話題の中心は宮野さんが持参したZWO社の【 Seestar S50】ですね。実は最近、小沼さんも萩谷さんも購入したらしいです。【 Seestar S50】が徐々に眼視派を浸食中です。

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小沼さんが紹介された一連の写真を見ると、電視観望が急速に身近な存在になりつつあることを実感します。

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宮野さんが撮影した写真をご覧になれば、所有したくなる気持ちがお分かりになると思います。宮野さんがお住いの都心ではこういった写真を撮影するのはハードルが高いですもんね!でも【 Seestar‐S50】ならスマホ一つで簡単に撮影できてしまいます。私は電視観望&眼視観望+ステラリウムを連動させて運用するつもりなので今のところ必要ないのですが、面白そうなのは確かなようです。

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この写真は同じ同好会仲間の巻さんの【eVscope】で撮影されたものです。巻さんの【eVscope】は20等級まで撮影可能なので冥王星もご覧の通り。良く見ると実は衛星のカロンも写っているらしい?若干星像が肥大しているのでちょっと判り難いけど、条件が整えばもっとハッキリするかも?

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話題が変わりますが、萩谷さんとNさん&舟越さんの3人は長野県の【小海星フェス】に行ってきたとのこと。Nさんと萩谷さん情報では、当日に最も惑星がよく見えたのは、Nickさんという方が自作された反射望遠鏡らしいです。観え味は望遠鏡そのものか、はたまたアイピースで変わるのか?ある意味永遠のテーマかもしれませんね。

さてお天気の具合ですが、晴れるのは日付が変わったあたりからだそうです。【衛星イオの木星通過】のイベントや【Lemmon】彗星の観望もお預けですね。仕方ない今夜は大人しく寝ることにします。おやすみなさい。むにゃむにゃ~Zoo!Zoo!・・・

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今日の朝のお天気は予報通り良さそうです。でも夜は晴れるのは夜中の10時頃までらしいです。それよりも強風が吹き荒れているので心配です。観望できるかな?昨夜は日付が変わったころから晴れだしたらしく望遠鏡を設置された方もいたようです。どうでした観えましたか?

朝食は本館の【ききり荘】で頂きました。何よりもご飯が美味しいので、毎回お代わり連発でお腹いっぱい食べてしまいます。そう言えばその時にNさんに8センチ屈折(製造メーカーは失念しておりますが)で撮影した木星の画像を見せて頂いたのですが、これが信じられないくらい高精細で素晴らしい出来栄えに一同驚愕!条件が重なると小口径でもここまで撮影できるんですね( ̄~ ̄)ξ。いや~びっくりした!

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朝食後に私が自作した空気望遠鏡を覗きこむ小沼さん。接眼部単レンズのガリレオ式望遠鏡は珍しいので予想以上に楽しんで頂けたようです。

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(小さな望遠鏡を覗きこむ小沼さん(右)と鶴田さん(中央)舟越さん(左))
舟越さんのニュートン式反射望遠鏡はアイピースが交換できるようにプチ改造したらしいです。覗かせて頂くと思いの外良く見えます。これはアリですね!

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日が昇ったので、宮野さんが【Seestar S50】で試しに現在の太陽の様子を見せてくれました。うひょ~!フィルターも内臓されているのですね。至れり尽くせりで他に必要なものは何もありませんね。恐れ入りましたm(__)m!

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(望遠鏡を前に会話が弾む舟越さんと宮野さん)
これまた以前紹介した舟越さんの4センチニュートン式反射望遠鏡。ミラー&接眼レンズはメーカー品に換装済み?小さくても本格仕様なので良く見えます。

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朝早くから宮野さんの双眼鏡で見比べをしている皆さん。舟越さんのツァイス製双眼鏡も覗かせて頂いたのですが、当然ながらこれも凄い!

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紅一点の遠藤さんとツーショット写真。枯れ木も山の賑わいみたいでより一層彼女が引き立って見えますね~・・・ところで枯れ木って誰?・・・でも今日晴れると良いね。

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クエスターはやはり写真映えしますね。

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夜までお酒でも飲みながら気長に待つことにしましょう。未だ強風が吹き荒れていますが、果たして収まるのでしょうか?ちょっと不安になってきました( ̄Д ̄;)=3ハァ..

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これはクエスターの収納バッグと三脚です。Nさん曰くこのサイトロンの三脚は丈夫で良いらしいです。私も一つ買おうかな?

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外の景色は紅葉が見頃になっていましたね。暖かいので〈山つつじ〉が狂い咲きしていました。

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鶴田さんは双眼望遠鏡の魅力に目覚めてしまったらしく、各社の望遠鏡の光学精度について舟越さんに色々と質問されていました。

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私のガリレオ望遠鏡で絞り効果を検証中の小沼さんと私。

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Nさんに以前購入したSvbonyの単焦点ズームアイピースを試して頂いている様子。Nさん曰く「このアイピース評判良いらしいよ!」実はこれで未だ星空を観望した事が無いので ”よし今宵の惑星で実践投入だあ~”・・・と言っておきながら現場に持っていくの忘れた間抜けな私・・・(_ _;)。。

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夜になっても未だ強い風が吹いていて、予断を許さない状況に只々祈るばかりです。取り敢えず20時ごろ迄は観望できそうなので観望場所の【風車】前に車で移動し望遠鏡を設置。今宵は85㎜の双眼望遠鏡で星空探訪。それにしても超寒いです。誰かが車内温度が1.3度だと言っていたが、体感的には零度以下です。それと引き換えに空は予想以上に晴れ上がり、眩いばかりの凄い満天の星空に遭遇することが出来ました。

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漆黒の闇に星々が宝石のように輝いています。しかも22時頃には風が嘘のようにピタリと止んで、次第に惑星たちも切れの良い鋭像を観せてくれるようになりました。小沼さんの話ではここ鬼ヶ城でもかなり上位に入るくらい今宵は条件が良いそうです。そんな訳で皆さん黙々と、時には歓声を上げながら次から次へと対象を導入し、覗き込んだり、アイピースを交換し合いながらお互いの望遠鏡を見比べしたりと星空談議に花が咲いていました。遠藤さんはNさん所有のニコンの高級アイピースに魅せられて「絶対に買うと決めました!」みたいなこと言っていたような?いよいよ新たな【宙ガール】の誕生か!

舟越さんのクエスターでは木星とM27を覗かせて頂いたのですが、さすがと言うべきか惑星の像質は素晴らしかったです。アレイ星雲も立体的にぽっかりと浮かんでいる様が見事で、星雲の細かな濃淡の様子が手に取るように分かり感激しました。

萩谷さんの【Founder Optics FOT85】双眼望遠鏡も言うまでも無く凄かったです。この上記2機種は私にとっては目の毒ですね!欲しくても買えそうにないしヽ(≧Д≦)ノウワァァン!!

Nさんが私の望遠鏡を覗きながら、「良いですね~やっぱり80㎜~100㎜ぐらいの双眼望遠鏡が稼働率など総合的に考えてベストだと思いますよ!」と一言。私も同じ意見です。

城台君の姿はAskar 『FMA180 』口径40mmだっけ?で撮影していたみたいです。

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Nさんが撮影した【Lemmon】彗星の画像。10等級だったのが6等級まで増光していて、小口径の鏡筒でも容易に観ることが出来ました。

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鶴田さんは自動導入経緯台が上手く動作せず悪戦苦闘していました。どうやらギアの摩耗などのハードとソフトウェアの両方に問題がありそうだと話していました。

昨日お帰りになった寺岡さんや宮野さん達にも、今宵の素晴らしい星空を見せてあげたかったなあ(⌒▽⌒

その後は皆さん急いで撤収して、コテージで冷えた体を温めながらみんなで宴会をやりました。寒かったのでより一層お酒が上手かったです。萩谷さんとも久しぶりにじっくりとお話が出来て大満足。いや~楽しかったなあ!

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最後にご紹介が遅れましたが、この方は【Deep.Sky.Camp】の常連である《ミザールテック》の伊藤さんです。時々何かしらの珍しい品を携えて参加されるので楽しみなのですが、今回は【ワイドスキャン・アイピース16mm】ワンペア!(えっ!まだ在庫あったの?)等を持ってきてくれました。アイピースは小沼さんが買ったのかなあ?私は【ローレットビス】と【2インチアイピースキャップ】を即買いしました。だっていつの間にか無くなるし、ネットで買うと送料の方が高いので (^^; 。

さてさてこんな感じで無事私の第7回【鬼ヶ城 Deep.sky .Camp 2023秋】の遠征が終了。私は都合により皆さんより一足早く現地を後にしました。参加された皆さん、またお会いできる日を楽しみにしております。

PS
状況に応じて、更に追記&写真UPするかも?限られた時間の突貫工事故、何卒ご理解下さい。

今日の1曲、お勧めの動画です。ご覧下さい。ウクレレとピアノのコラボ良いですね~。ボサノバにピッタリ!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=0RwJ4YJynrE
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