お手軽望遠鏡!ACUTER VOYAGER MAK80その後・・・?Ⅱ [天体観測機材]
然し、異常気象なのか分かりませんが、流石にもういい加減にして欲しいですね。こんなに長く天候不良が続くとストレス溜まりまくりです。イベントに向けての撮影も出来ないので、相変わらずの機材ネタでご勘弁願います。今回も前回に引き続き、【ACUTER MAK80】についてお伝えしたいと思います。
前回は廃材を利用して作製した専用のフードを紹介しましたが、今回もプチ改造をしました。まず一つ目は双眼装置を使用する際のバランス調整用のカウンター・ウェイトです。
最初は手持ちのウェイトを吊り下げる形で運用しようと思ったのですが、如何せん安定度に掛けました。何か良いものは無いかとDIY店で偶然見つけたのがコレ!
配管用のU字ボルトです。内径10.6mmなので問題無く使えそうです。早速装着してみたところ、こんな感じになりました。何かカウベルみたいで少々厳ついですが、締めるとしっかりと固定できるし、値段も600円弱と安いので当面はこのままで行こうと思います。
その後フードカバーを暫く眺めていたら、ある事を思いついた。手持ちの鏡筒は殆ど前玉に、ミクロンクロスに包んで乾燥剤を入れているのだが、こいつにも何か出来ないかなあ~・・・と思って考えていたら、観葉植物の鉢底ネットが目に留まった。組み合わせてみたら、偶然にもぴったりと嵌めることが出来ました。隙間に乾燥剤を挟み込んで、1件落着です。
今日の1曲、【Ry Cooder】の演奏で “Dark End of the Street”。このスライドギターの渋み、味わい!今どきのお子ちゃまには無理かな~?
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=pOpYmPO-vVA
前回は廃材を利用して作製した専用のフードを紹介しましたが、今回もプチ改造をしました。まず一つ目は双眼装置を使用する際のバランス調整用のカウンター・ウェイトです。
最初は手持ちのウェイトを吊り下げる形で運用しようと思ったのですが、如何せん安定度に掛けました。何か良いものは無いかとDIY店で偶然見つけたのがコレ!
配管用のU字ボルトです。内径10.6mmなので問題無く使えそうです。早速装着してみたところ、こんな感じになりました。何かカウベルみたいで少々厳ついですが、締めるとしっかりと固定できるし、値段も600円弱と安いので当面はこのままで行こうと思います。
その後フードカバーを暫く眺めていたら、ある事を思いついた。手持ちの鏡筒は殆ど前玉に、ミクロンクロスに包んで乾燥剤を入れているのだが、こいつにも何か出来ないかなあ~・・・と思って考えていたら、観葉植物の鉢底ネットが目に留まった。組み合わせてみたら、偶然にもぴったりと嵌めることが出来ました。隙間に乾燥剤を挟み込んで、1件落着です。
今日の1曲、【Ry Cooder】の演奏で “Dark End of the Street”。このスライドギターの渋み、味わい!今どきのお子ちゃまには無理かな~?
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=pOpYmPO-vVA
お手軽望遠鏡!ACUTER VOYAGER MAK80 その後・・・? [天体観測機材]
前々回紹介した、ACUTER 光学の【VOYAGER MAK80】ですが、その後幾つかの進展と使っていて気付いたことがありましたので、追加でレポートしたいと思います。
まず前回課題の付属ファインダーの迷光処理に関しては、今回手持ちのジャンク部材を加工したフードと植毛紙を新たに追加しました。とは言え残念な事に、これでも乱反射は収まりませんでした。どうやらプリズムを含め内部の光学的な問題らしいので敢えてこれ以上の対策は断念しました。近接した強い光源が無く、更に視軸を外さなければ殆ど問題無いので取り敢えずこのままにしておきます。
次に、ファインダーにフードを新調したので既存のキャップを付けることが出来なくなってしまいました。なので大好きなお酒のボトルキャップ(たぶん下戸(げこ)の人は持っていない)を再利用しました。
さてマクカセの必需品と言えば、コントラストUPと結露防止対策のフードですよね。仕事そっちのけ?いや仕事しながら数日考えていたら、ふとある物が目に留まりました。某車メーカーのイベントで頂いた?ゴジラがプリントされたスチール缶です。何気に鏡筒の前に重ねてみたら、なんとピタリと嵌るではありませんか。
早速、加工して嵌め込むとこんな感じになりました。かなりコンパクトに収納できそうです。ただ見栄えはともかく、金属丸出しなので結露対策には程遠い・・・?
なので追加でゴムの粘着シートを貼り付け。更に買ってから一度も使わずに放っていたヒーターを巻き付けてみました。
フードを縮めるとこんな感じ。
でも伸ばすと依然金属丸出し。このままで内部に植毛紙を貼ったり、艶消しの塗装処理を施すと格納できなくなる上、結露対策も不充分・・・考えた挙句!
パッキン素材でお馴染みのEPDMシートをカットして内部に貼り付けてみました。フードの伸縮の度に付け外す必要がありますが、簡単だし嵩張らないので悪くないと思います。植毛紙は未だ貼っていませんが何となくこのまま行けそうな気がします。
Ps
接眼部近くのチューブ内も若干テカっていたので、植毛紙で対策をしました。ちょっとしたことですが、積み重なると見え味が結構違ってくると思います。ご参考までに!
今日の1曲、【Dry Branch Fire Squad】で “Long Journey ”。
記憶では二昔程前に手放した古いCDですが、歳を重ねるに従って、その味わい深さが漸く理解できるようになりました。時の変化と共に音楽の志向も少しづつ変わってくるようです。
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=bWBHC7JnZ34
Ps+
前回のSkysafariの記事に関して補足しておきます。タブレット端末による2画面表示の操作に関してですが、その際使用していたLenovo製タブレットには方位センサーが組み込まれていなかったようで、インストール後にSkysafariが正常に機能しなかったことも操作性の不満に繋がっていたようです。この件に関しては他の端末で再度検証する必要がありそうです。
Ps++
先週の土曜日、大田原市内の《光のカフェ》⇒http://www.hikarinocafe.com/hachisu/で催された【野田徹&The Cave Band】のライブに行ってきました。
今回のライブ会場は、後ろの体育館内です。⇒https://www.youtube.com/watch?v=fnDpkPnTpXk
コロナ禍の中、久々の生ライブだったので大盛り上がりでした。澄み渡る青空の元、メンバーの皆さんのリラックスした演奏が心地よく響いてきます。新曲も2曲ほど披露してくれたのですが、これがまた実にいい曲で、更に野田さんのボーカルと各楽器のバランスも良くて音響的にも申し分なく、屋内なのに野外ライブのような開放感に浸ることが出来ました。⇒https://www.youtube.com/watch?v=MkjCc4MjpLE新曲「Until The Day」 2022.09.17 蜂巣小珈琲店 体育館 LIVEより
スペシャル・ゲストとして、黒磯高等学校・吹奏楽部の皆さん⇒https://www.youtube.com/watch?v=25EEoCgSSScとの共演等もあり、楽しさいっぱい、あっという間の2時間でした。次回のライブも楽しみに待ってま~す\(^o^)/。
メンバーお勧めの《那須エリア》のカフェ3店舗以上制覇のご褒美、記念のキーホルダーもゲットしてきました!
まず前回課題の付属ファインダーの迷光処理に関しては、今回手持ちのジャンク部材を加工したフードと植毛紙を新たに追加しました。とは言え残念な事に、これでも乱反射は収まりませんでした。どうやらプリズムを含め内部の光学的な問題らしいので敢えてこれ以上の対策は断念しました。近接した強い光源が無く、更に視軸を外さなければ殆ど問題無いので取り敢えずこのままにしておきます。
次に、ファインダーにフードを新調したので既存のキャップを付けることが出来なくなってしまいました。なので大好きなお酒のボトルキャップ(たぶん下戸(げこ)の人は持っていない)を再利用しました。
さてマクカセの必需品と言えば、コントラストUPと結露防止対策のフードですよね。仕事そっちのけ?いや仕事しながら数日考えていたら、ふとある物が目に留まりました。某車メーカーのイベントで頂いた?ゴジラがプリントされたスチール缶です。何気に鏡筒の前に重ねてみたら、なんとピタリと嵌るではありませんか。
早速、加工して嵌め込むとこんな感じになりました。かなりコンパクトに収納できそうです。ただ見栄えはともかく、金属丸出しなので結露対策には程遠い・・・?
なので追加でゴムの粘着シートを貼り付け。更に買ってから一度も使わずに放っていたヒーターを巻き付けてみました。
フードを縮めるとこんな感じ。
でも伸ばすと依然金属丸出し。このままで内部に植毛紙を貼ったり、艶消しの塗装処理を施すと格納できなくなる上、結露対策も不充分・・・考えた挙句!
パッキン素材でお馴染みのEPDMシートをカットして内部に貼り付けてみました。フードの伸縮の度に付け外す必要がありますが、簡単だし嵩張らないので悪くないと思います。植毛紙は未だ貼っていませんが何となくこのまま行けそうな気がします。
Ps
接眼部近くのチューブ内も若干テカっていたので、植毛紙で対策をしました。ちょっとしたことですが、積み重なると見え味が結構違ってくると思います。ご参考までに!
今日の1曲、【Dry Branch Fire Squad】で “Long Journey ”。
記憶では二昔程前に手放した古いCDですが、歳を重ねるに従って、その味わい深さが漸く理解できるようになりました。時の変化と共に音楽の志向も少しづつ変わってくるようです。
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=bWBHC7JnZ34
Ps+
前回のSkysafariの記事に関して補足しておきます。タブレット端末による2画面表示の操作に関してですが、その際使用していたLenovo製タブレットには方位センサーが組み込まれていなかったようで、インストール後にSkysafariが正常に機能しなかったことも操作性の不満に繋がっていたようです。この件に関しては他の端末で再度検証する必要がありそうです。
Ps++
先週の土曜日、大田原市内の《光のカフェ》⇒http://www.hikarinocafe.com/hachisu/で催された【野田徹&The Cave Band】のライブに行ってきました。
今回のライブ会場は、後ろの体育館内です。⇒https://www.youtube.com/watch?v=fnDpkPnTpXk
コロナ禍の中、久々の生ライブだったので大盛り上がりでした。澄み渡る青空の元、メンバーの皆さんのリラックスした演奏が心地よく響いてきます。新曲も2曲ほど披露してくれたのですが、これがまた実にいい曲で、更に野田さんのボーカルと各楽器のバランスも良くて音響的にも申し分なく、屋内なのに野外ライブのような開放感に浸ることが出来ました。⇒https://www.youtube.com/watch?v=MkjCc4MjpLE新曲「Until The Day」 2022.09.17 蜂巣小珈琲店 体育館 LIVEより
スペシャル・ゲストとして、黒磯高等学校・吹奏楽部の皆さん⇒https://www.youtube.com/watch?v=25EEoCgSSScとの共演等もあり、楽しさいっぱい、あっという間の2時間でした。次回のライブも楽しみに待ってま~す\(^o^)/。
メンバーお勧めの《那須エリア》のカフェ3店舗以上制覇のご褒美、記念のキーホルダーもゲットしてきました!
AZ-GTi をSkysafariで動かしてみた感想は? [天体観測機材]
週末に晴れるのは久しぶり。という訳で、昨日は中秋の名月を眺めながら、前回上手くいかなかった【AZ‐GTi】と《Skysafari》の連携を再度試してみました。
やっぱり今回も、Synscanを起動してアラインメントが終了してからSkysafariを接続しようと試みたのですが上手くいきませんでした。何で?ネットで調べてみたところ、Android の マルチウィンドウ機能 を使い、1つの画面に SynScan と SkySafari を常に同時に表示させないと動作が安定しないとの記事を見つけました。もしかするとこれが原因かも!と言うことで早速、分割画面で連携させたのだがまたもや SkySafariの接続が出来ない!何で?(-_-;ウーン もしかするとプリセットする際の入力情報が間違っているのかも?私はAZ‐GTiの取説に記載されていたIPアドレスとポート番号を入力していたのだが、偶然ネットで目に留まった《スタパオーナー》さんのブログに記載されていた情報をそのまま入力してみたら、すんなりと上手く接続することが出来ました。《スタパオーナー》さん、貴重な情報有難うございました。感謝申し上げます。 m(__)m。
夕方に東の空から満月が顔を出したので、ACUTER MAK80に双眼装置と付属のアイピースの代わりに《 FUJIYAMA 》Or25mm(スマホ・ホルダーに付けられる大きさのものが他に無かったので。あまり太いアイピースだと固定できないようです。)を付けてしばし中秋の名月を観賞しました。
風が強く、高度が低いにも拘わらずマクストフらしいなかなか切れのある鋭像 ですね。記念にパチリ!(多少上側が青みがかって見えますが、色収差ではありません。これは大気分散の影響です。こんな時こそADC の出番ですが、観望に夢中で忘れていました。このテストはまた後日改めて。)それと余談ですが、MAK80付属のファインダーはフードが無いので、近くに明るい光源があると乱反射の影響で見難くなります。フードを自作する等何らかの対策が必要かと思います。
Ps
夜中に、ふと急に思い立って望遠鏡を持ち出し惑星観望。この組み合わせは片手でも楽に持てるので、お手軽観望に最適ですね!やはり稼働率は高くなりそうです。ただAZ‐GTiの水平も適当なままアラインメントしたので、導入精度はそれなりでしたが。ただ気になったのは、画面が分割されるので文字も小さくなり目が疲れます。慣れていないことも重なり、アプリの連携操作を却って煩わしいと感じることもあります。デモや電視観望には向いていると思いますが、観望対象のナンバーを端末に打ち込んで、ワクワクしながら視野に導入されるのを待つ・・・眼視観望主体の私にはそんな従来のシンプルな操作の方が好みには合っているような気がします。
当分の間はスマホでSkySafari を電視観望時のモニターとして運用し、導入操作はタブレットで行うことに決めました。
今日の1曲、懐かしい【Desert Rose Band】で “Ashes Of Love”
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=sDd4pANzlro
やっぱり今回も、Synscanを起動してアラインメントが終了してからSkysafariを接続しようと試みたのですが上手くいきませんでした。何で?ネットで調べてみたところ、Android の マルチウィンドウ機能 を使い、1つの画面に SynScan と SkySafari を常に同時に表示させないと動作が安定しないとの記事を見つけました。もしかするとこれが原因かも!と言うことで早速、分割画面で連携させたのだがまたもや SkySafariの接続が出来ない!何で?(-_-;ウーン もしかするとプリセットする際の入力情報が間違っているのかも?私はAZ‐GTiの取説に記載されていたIPアドレスとポート番号を入力していたのだが、偶然ネットで目に留まった《スタパオーナー》さんのブログに記載されていた情報をそのまま入力してみたら、すんなりと上手く接続することが出来ました。《スタパオーナー》さん、貴重な情報有難うございました。感謝申し上げます。 m(__)m。
夕方に東の空から満月が顔を出したので、ACUTER MAK80に双眼装置と付属のアイピースの代わりに《 FUJIYAMA 》Or25mm(スマホ・ホルダーに付けられる大きさのものが他に無かったので。あまり太いアイピースだと固定できないようです。)を付けてしばし中秋の名月を観賞しました。
風が強く、高度が低いにも拘わらずマクストフらしいなかなか切れのある鋭像 ですね。記念にパチリ!(多少上側が青みがかって見えますが、色収差ではありません。これは大気分散の影響です。こんな時こそADC の出番ですが、観望に夢中で忘れていました。このテストはまた後日改めて。)それと余談ですが、MAK80付属のファインダーはフードが無いので、近くに明るい光源があると乱反射の影響で見難くなります。フードを自作する等何らかの対策が必要かと思います。
Ps
夜中に、ふと急に思い立って望遠鏡を持ち出し惑星観望。この組み合わせは片手でも楽に持てるので、お手軽観望に最適ですね!やはり稼働率は高くなりそうです。ただAZ‐GTiの水平も適当なままアラインメントしたので、導入精度はそれなりでしたが。ただ気になったのは、画面が分割されるので文字も小さくなり目が疲れます。慣れていないことも重なり、アプリの連携操作を却って煩わしいと感じることもあります。デモや電視観望には向いていると思いますが、観望対象のナンバーを端末に打ち込んで、ワクワクしながら視野に導入されるのを待つ・・・眼視観望主体の私にはそんな従来のシンプルな操作の方が好みには合っているような気がします。
当分の間はスマホでSkySafari を電視観望時のモニターとして運用し、導入操作はタブレットで行うことに決めました。
今日の1曲、懐かしい【Desert Rose Band】で “Ashes Of Love”
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=sDd4pANzlro
お手軽望遠鏡!ACUTER VOYAGER MAK80 [天体観測機材]
前回のブログで、新しい望遠鏡を手に入れたことをお話しましたが、今回はそれを紹介したいと思います。サイトロンの「ACUTER VOYAGER MAK80」です。
購入に至った経緯ですが、現在Sky-Watcherのマクカセを中心にカタディオプトリック式の鏡筒は4本程所有しております。グレゴリータイプが口径180mm、127mm、60mmの3種類でと90mmのマクカセに補正レンズを組み合わせたF‐500mm(F5.6)の変わり種があります。他に100mmカセグレン式鏡筒が1本。グレゴリータイプはF値が結構大きい為、もっぱら適性のある惑星観望や撮影に使用しています。残りの機種については、ミラーの経年劣化や像質と色収差が目立つ等若干問題があるので、殆ど使用していません。
現在、電視観望用には40mmのファインダー改造アクロ屈折鏡筒にQBPフィルターなどを組み合わせて、それなりに満足しておりますが、観望対象によってはもう少しクローズアップしたいとか細部を見たいと思うことがあります。
(今AZ‐GTiとskysafariの連携に格闘中ですが、何故か上手くいきません(-_-;ウーン。もう少し時間が掛かりそうです。どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、是非ご教示下さい。)
また架台のAZマウントProを三脚を用いない卓上仕様にして運用してみたいとの野望?がありコンパクトで取り回しが良く、尚且つ性能が良くて値段も手頃な鏡筒を探していたら運よく、サイトロンで販売しているこの【VOYAGER MAK80】行きついたという訳です。販売当初の価格が記憶では確か16.000円台、何といっても最大の魅力が、グレゴリーではなく、憧れのルマックタイプ!注文しようとしたら既に完売。諦めていたのですが、最近再発したとの噂を耳にして早速購入した次第です。ただ初期のロットはお試し販売だったらしく、今回のロットとは若干仕様が異なっているようです。値段も30%程高くなっていて、もはやハイC/Pとは言えませんが(何せ10年程前、Sky-WatcherのMAK127をシュミトさんから購入した時は、税込みで24.000円でしたから。円安&消費税UPが恨めしいです (-。-;
さてここからは、このMAK80についてレポートしたいと思います。まず鏡筒はしっかりしたキャリーバックに入っています。別に買い足す必要が無いのでこれは助かります。
付属品一式です。ファインダー、正立プリズム、撮影用スマホ・ホルダー、アイピースが20mmと10mmの2種類付いています。残念ながら全て造りは値段相応でちゃっちいですが、性能は見た目に反して!・・・結論から言えば予想以上に良いと思います。
(スマホからホルダー越しに撮影するとこんな感じ。)
撮影用スマホ・ホルダーは、アイピースガイドが留めネジで固定出来るのでズレる心配がなく、使い易いです。
(ファインダー越しにスマホで撮影してみました。ね!思ったより良いでしょう。)
ファインダーはこのサイズでは珍しい正立プリズムタイプ。以外にも像質は周辺まで思ったよりフラットで驚いてしまいました。単品売りしたら結構売れるのでは?
正立プリズムについて特筆すべき点はありませんが、実用には問題無いと思います。敢えて言わせてもらえれば、90°ではなく45°タイプだったら、フィールド・スコープとしても使えるので更に良かったと思います。またアイピースに関しても、色収差も少なくて覗きやすいので好感が持てます。更にアリガタに1/4インチのネジ穴が切ってあるので、三脚に直接取り付けることが出来るのは有難いです。
さてメインのMAK80の性能に関して、私見ではありますが予想以上にGoodです。造りはともかく、見え味に関しては決してお子様仕様ではありません。実際に夜空を観望した訳ではありませんが、地上の風景を見る限りでは、視野周辺までフラットで色収差も皆無です。高級機にしか使用されていなかったルマックタイプの鏡筒が、この価格で手に入るというのはある意味驚異的です。現状の価格でも間違いなくハイC/Pと言えます。
更に双眼装置を付けたら、もっと快適かも?と思ったのですが、この前ネットで検索したら、接眼部と鏡筒本体の連結部分(ゴムのパッキンで密着させている)の強度が足りず、撓んだりゴムが切れたりする事例を見かけたので躊躇しましたが、人柱覚悟で試してみることにしました。
いやー快適です。これだけの負荷を掛けても接眼部が撓む心配はないようで、正直安心しました。これで稼働率UP間違いなしですね。(双眼装置付属のウイリアム・オプティクス製20mm66度アイピースをMAK127で使うと、視野の周辺部で像質の崩れが結構気になるのですが、MAK80では不思議とあまり気になりません。私見ですが、かなりフラットな印象です?(もっとも対象までの距離で随分印象が変わります事をご承知置きください。ただ当初はアイピースの特性に依るものと思っていたのですが、何となくそれだけでは無いような気もします)。まあこれは副鏡を補正板とは異なる曲率にすることで収差補正向上したルマックタイプのメリットの片鱗かも?と言ったとこでしょうかね。
続いてAZマウントProを卓上仕様にして、お気楽観望に使えないか検証してみました。試してみたところ一つ問題点が発生しました。鏡筒を取り付けると台座部分が小さいので倒れてしまいます。反対側にウエイトか鏡筒を付ければバランスはとれるのですが、まだ不安定です。三角の台座部分を何らかの方法で補強する必要がありそうです。これは今後の課題ですね。
Ps
今後は電視観望等でも使う予定です。結果については乞うご期待です(^-^)。
今日の1曲、前回ご紹介した【The Chick】の "Landslide" を以前紹介した【The Petersens 】のライブバージョンでどうぞ!
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=joUwy8lpvP0
オマケで本家【The Chicks】のライブから “The Long Way Around”もどうぞ。
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=s5HKLteH9Mc
Ps
先程、雲の切れ間に月が顔を出したので、急遽撮影に取り掛かりましたが、準備している僅かの間に雲に覆われて敢え無く断念!仕方なく近くの電柱や木々を撮りました。因みに撮影に使用したのは、付属の10mmアイピースと90°正立プリズム&スマホ・ホルダー。改めて思いましたが、セッティングが容易な事は非常に快感です。癖になりそう(^_^;)。
購入に至った経緯ですが、現在Sky-Watcherのマクカセを中心にカタディオプトリック式の鏡筒は4本程所有しております。グレゴリータイプが口径180mm、127mm、60mmの3種類でと90mmのマクカセに補正レンズを組み合わせたF‐500mm(F5.6)の変わり種があります。他に100mmカセグレン式鏡筒が1本。グレゴリータイプはF値が結構大きい為、もっぱら適性のある惑星観望や撮影に使用しています。残りの機種については、ミラーの経年劣化や像質と色収差が目立つ等若干問題があるので、殆ど使用していません。
現在、電視観望用には40mmのファインダー改造アクロ屈折鏡筒にQBPフィルターなどを組み合わせて、それなりに満足しておりますが、観望対象によってはもう少しクローズアップしたいとか細部を見たいと思うことがあります。
(今AZ‐GTiとskysafariの連携に格闘中ですが、何故か上手くいきません(-_-;ウーン。もう少し時間が掛かりそうです。どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、是非ご教示下さい。)
また架台のAZマウントProを三脚を用いない卓上仕様にして運用してみたいとの野望?がありコンパクトで取り回しが良く、尚且つ性能が良くて値段も手頃な鏡筒を探していたら運よく、サイトロンで販売しているこの【VOYAGER MAK80】行きついたという訳です。販売当初の価格が記憶では確か16.000円台、何といっても最大の魅力が、グレゴリーではなく、憧れのルマックタイプ!注文しようとしたら既に完売。諦めていたのですが、最近再発したとの噂を耳にして早速購入した次第です。ただ初期のロットはお試し販売だったらしく、今回のロットとは若干仕様が異なっているようです。値段も30%程高くなっていて、もはやハイC/Pとは言えませんが(何せ10年程前、Sky-WatcherのMAK127をシュミトさんから購入した時は、税込みで24.000円でしたから。円安&消費税UPが恨めしいです (-。-;
さてここからは、このMAK80についてレポートしたいと思います。まず鏡筒はしっかりしたキャリーバックに入っています。別に買い足す必要が無いのでこれは助かります。
付属品一式です。ファインダー、正立プリズム、撮影用スマホ・ホルダー、アイピースが20mmと10mmの2種類付いています。残念ながら全て造りは値段相応でちゃっちいですが、性能は見た目に反して!・・・結論から言えば予想以上に良いと思います。
(スマホからホルダー越しに撮影するとこんな感じ。)
撮影用スマホ・ホルダーは、アイピースガイドが留めネジで固定出来るのでズレる心配がなく、使い易いです。
(ファインダー越しにスマホで撮影してみました。ね!思ったより良いでしょう。)
ファインダーはこのサイズでは珍しい正立プリズムタイプ。以外にも像質は周辺まで思ったよりフラットで驚いてしまいました。単品売りしたら結構売れるのでは?
正立プリズムについて特筆すべき点はありませんが、実用には問題無いと思います。敢えて言わせてもらえれば、90°ではなく45°タイプだったら、フィールド・スコープとしても使えるので更に良かったと思います。またアイピースに関しても、色収差も少なくて覗きやすいので好感が持てます。更にアリガタに1/4インチのネジ穴が切ってあるので、三脚に直接取り付けることが出来るのは有難いです。
さてメインのMAK80の性能に関して、私見ではありますが予想以上にGoodです。造りはともかく、見え味に関しては決してお子様仕様ではありません。実際に夜空を観望した訳ではありませんが、地上の風景を見る限りでは、視野周辺までフラットで色収差も皆無です。高級機にしか使用されていなかったルマックタイプの鏡筒が、この価格で手に入るというのはある意味驚異的です。現状の価格でも間違いなくハイC/Pと言えます。
更に双眼装置を付けたら、もっと快適かも?と思ったのですが、この前ネットで検索したら、接眼部と鏡筒本体の連結部分(ゴムのパッキンで密着させている)の強度が足りず、撓んだりゴムが切れたりする事例を見かけたので躊躇しましたが、人柱覚悟で試してみることにしました。
いやー快適です。これだけの負荷を掛けても接眼部が撓む心配はないようで、正直安心しました。これで稼働率UP間違いなしですね。(双眼装置付属のウイリアム・オプティクス製20mm66度アイピースをMAK127で使うと、視野の周辺部で像質の崩れが結構気になるのですが、MAK80では不思議とあまり気になりません。私見ですが、かなりフラットな印象です?(もっとも対象までの距離で随分印象が変わります事をご承知置きください。ただ当初はアイピースの特性に依るものと思っていたのですが、何となくそれだけでは無いような気もします)。まあこれは副鏡を補正板とは異なる曲率にすることで収差補正向上したルマックタイプのメリットの片鱗かも?と言ったとこでしょうかね。
続いてAZマウントProを卓上仕様にして、お気楽観望に使えないか検証してみました。試してみたところ一つ問題点が発生しました。鏡筒を取り付けると台座部分が小さいので倒れてしまいます。反対側にウエイトか鏡筒を付ければバランスはとれるのですが、まだ不安定です。三角の台座部分を何らかの方法で補強する必要がありそうです。これは今後の課題ですね。
Ps
今後は電視観望等でも使う予定です。結果については乞うご期待です(^-^)。
今日の1曲、前回ご紹介した【The Chick】の "Landslide" を以前紹介した【The Petersens 】のライブバージョンでどうぞ!
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=joUwy8lpvP0
オマケで本家【The Chicks】のライブから “The Long Way Around”もどうぞ。
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=s5HKLteH9Mc
Ps
先程、雲の切れ間に月が顔を出したので、急遽撮影に取り掛かりましたが、準備している僅かの間に雲に覆われて敢え無く断念!仕方なく近くの電柱や木々を撮りました。因みに撮影に使用したのは、付属の10mmアイピースと90°正立プリズム&スマホ・ホルダー。改めて思いましたが、セッティングが容易な事は非常に快感です。癖になりそう(^_^;)。