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双眼観望用アイピースを人柱覚悟で買ってみた! [天体観測機材]

先週の観望会では、主に惑星が対象だったこともあり、いつもの様に望遠鏡には双眼装置を装着して来場者に見て頂きました。でも使用したアイピースのゴム製のアイカップが欠損していた為、外光が目に入って見難かったり、眼鏡を掛けている方の多くが外さないと上手く覗くことが出来なかったり、幾つか問題点が見つかりました。

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(ウイリアムオプティクス製WA20mm(見掛け視野66度)。薄いゴムのアイカップは経年劣化で破れやすいのが難点。明るく抜けが良く中心像は良いが、短焦点レンズとの組み合わせではやや周辺像の乱れが気になる。)

そこでネットで検索したらこんなアイピースが目に留まりました。SVBONYの SV190 ウルトフラットフィールド接眼レンズ1.25" UF 18mm(見掛け視野65度)です。値段も格安(一個税込み、送料込み7580円也、Amazonにて)で作りも良さそうだし、アイレリーフも20ミリなので眼鏡使用者にもぴったり?という訳で人柱覚悟で購入してみました。

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(アイカップを外すとTネジが切ってあるので、カメラの装着も可能と思われる。)

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(大きさの比較用に3種類、左からUF18mm、WA20mm、賞月観星UWA16mm)

余談ですが、UWA16mmのアイカップを外すとWA20mmと共用できることが判明。
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今日は、月蝕なので実際に装着してお月様を観望することにしました。

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その前に地上観察。近くの携帯電話の中継局のアンテナを観てみたのですが、視界は公称スペック通りWA20mmとほぼ同等ですが、第一印象としてまず歪曲収差が非常に少なく視野が平坦に感じられます。外周に向かっての像の乱れがあまり気にならず、また色収差も良く抑えられており好感が持てます。覗き易くアイレリーフも長めなので、眼鏡を掛けたままでも大丈夫でしょう。子供たちも見やすくなるかな。

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(夕方5時頃のお月様・・・手持ち撮影の為に写りが悪いですがご容赦をm(__)m。左側が欠けて見えますね。この後天候が悪化し観望は断念しました(T_T)。)

お月様も同様に良く見えました。あくまで主観ですが値段を考えると中々のハイCPだと思います。観望会でもガンガン使えるのでオススメです!

今日の1曲、【 Eden's Edge】で ”Swingin Door” 全曲に亘りドブロがいい味出してます。またこの曲が入ったアルバムの発表後にメインボーカルの女性がトラブルにより交代したとの噂が・・・残念です。
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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=mfVqerk6Tr4

Ps
先週の観望会の様子が、貴さんのホームページでも紹介されています。今後の観望会開催情報も掲載されていますので、是非ご覧になって下さい。
https://peraichi.com/landing_pages/view/stargazingparty2021naunogahara
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