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テストの結果は? [天体観測機材]

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昨日の夜、以前紹介した新たに電視観望に使う予定の鏡筒をテストしました。双眼望遠鏡で眼視と電視の同時観望をするのには出来るだけ軽量な鏡筒が必要なのです。テストの対象は満月に近いお月様。対物レンズ(古いキャノン製望遠レンズの前玉を再利用・・・多分単レンズ?)のスペックが分からないので、お月様がどれぐらいの画角に収まるのか確かめたかったのです。地上の景色では一応OKだったので、たぶん大丈夫!と思っていたのですが・・・ここで問題発生。

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無限遠でも何とかピントはぎりぎり合ったのですが、フィルターを付けるとその厚みのせいで合焦しないのです。おまけに対象のお月様も小さ過ぎるし、更に全体がベールを被った様でスッキリしない。低倍率のファインダーとして使うのは全く問題無いのですが、カメラを通すと色々粗が見えてしまうようです。

因みにMAK90だとこんな感じ。出来ればこれぐらい大きく映って欲しいのです。
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という訳で予定変更。
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仕方なくお気に入りの自作45°正立ファインダーをバラして再度改造することにしました。
安物といえども一応アクロマートなので地上の景色の映り具合も悪くないですね。それでも何となく焦点距離が足りなそうな予感がして、双眼装置用の1.6倍バローも付けておきました。
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でこっちの方は、元の鞘に収まりました。90°で少し重いことを除けば、低倍率(多分5~6倍)で明るいしファインダーとしては申し分ない。それに自作なので愛着もあるのです。

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今日は、日中に太陽を使ってテストすることにしました。でも専用のフィルターが無いので、余っていたソーラーフィルターの切れ端で急遽造りました。
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で結果はどうだったかと言うと
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まあほぼ狙い通りの大きさに収まっています。でも欲を言えば2倍バローの方が良いかもしれませんね。取り敢えずバローレンズを付け換えることで今後の応用範囲も広がりそうです.\(^-^)/。
Ps
《AZGTi》はお気楽観望には最適なのですが、久しぶりに外部電源では無くアルカリ乾電池を使ったら、乾電池BOXを収納するのが大変でした。取説通りに入れようとすると何故か上手くいかないのです。配線とコネクター位置を色々考えた挙句、コネクターと配線を揃える必要があるみたいです。

取説では・・・。
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こんな感じなのですが、自分は配線出ている左下にコネクターを合わせて
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ケーブルを三つ折りにして
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収納するとキッチリ収まりました。上手くいかない時は試してみてね!(取説の図とは違っているので、あくまでも自己責任でお願いします。)

Ps+
《星旅祭2020》のポスターやパンフがもう直ぐ出来上がります。近々UPする予定です。イベントの詳細はこちらまで⇒https://peraichi.com/landing_pages/view/hoshitabi2020

今日の1曲、たまにはこんな音楽は如何?【FINGERS Mitchell Cullen】のスピード感溢れる素晴らしい演奏をどうぞ!

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=OHZZuO2vY50
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