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架台が課題!AZマウントPro [天体観測機材]

先週、ファーストライトを迎えた双眼望遠鏡の話をしましたが、実は導入するに当たり架台をどうするか悩んでおりました。現在使用中のiOptronの《ミニタワーⅡ》はビクセンGP規格にしか対応していない為、ロスマンディ規格では搭載できないのです。悩んだ末、ミニタワーⅡの上位機種の後継機である《AZマウントPro》を購入しました。

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専用ケースの外観はほぼ同じですが、付属品の幾つかは別途購入する必要があります(ウエイト、サブサドルプレート、三脚等)。幸いミニタワーⅡの付属品がそのまま使えるので、私の場合は余計な経費が掛からずに済みました。

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ビクセンGP/ロスマンディ互換のサドルプレート。
 
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新たに高度ノブを固定する為のロックレバーが付いていて、簡単にガッチリとロック出来るのは便利ですね。
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コントローラー収納用のフックが標準装備になっています。(ミニタワーⅡでは自作していたのでこれは助かります。)

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ミニタワーⅡとの一番の違いはバッテリーが内蔵されたこと。遠征の度に8本の乾電池を持っていく必要がなくなり、電池交換の煩わしさからも解放されて物凄く使い易くなっています。充電器も満充電になるとインジケーターが赤から緑に切り換わり分かりやすい!連続でも約10時間程、駆動出来るみたいです。

実際に使用してみた感想は、ミニタワーⅡとは比較にならない程に使い易くなっており、正直驚いてしまいました。以前には無かった方位センサーが内蔵されたお陰でアラインメントが超簡単に!架台の水平をとってから電源を入れると望遠鏡が勝手に動き出し、適当な基準星に向かうので、その後視野の中央に手動で導入するだけでアラインメント完了。これだけでお気楽観望には充分な自動導入精度があります。またミニタワーⅡではできなかった3スターアラインメントにも対応しているので、更に高度な追尾が可能で撮影用にも重宝するはずです。最も特筆すべきはその動作音の静かさ!ベルトドライブによる高静音設計でオマケにバックラッシュの発生も皆無。田舎暮らしとは言え、今までは動作音が大きいので近所迷惑にならないように夜間の観望には気を遣っていたのですが、その心配もありません。その他Wi-Fi内蔵なので、天文シミュレーションソフトとの連動も可能とのこと。これから大いに活躍してくれそうです。

Ps

双眼望遠鏡用の収納BOXを作ってみました。DIY店で購入したハードBOX(奇跡的にピッタリの物がありました。ただ前後の隙間は1mmぐらいしかありません。)樹脂製の緩衝材を敷き詰め、左右はプチプチの緩衝材で包み、前後は望遠鏡本体を動かないように緩衝材で挟み込む構造に。このままでは彩りが寂しいので緩衝材はお気に入りのメキシカン柄の布で包んでみました。

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今日の1曲、カントリー・ロックの名盤、1971年【Rio Grande】の唯一作から “So Good To Be Free”をどうぞ!どこか懐かしいメロディーに心が癒されます。

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=tR3BF7kZ-Hg
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