面白くなりそう?Part3 [天体観測機材]
ベリーダンスの時に頂いた花です。春の訪れを予感させる素敵な花ですね!
さて前回は、ケンコーの100CについてUPしましたが、今回は比較検証用に手に入れたVixenのMC90編です。とその前に、望遠鏡の台座の代用として手に入れた金具の件ですが、そのままでは見栄えが悪いので黒の艶消し塗装をしてみました。望遠鏡本体が軽いので何とか実用になりそうです。
前回のおさらいですが、ケンコー100Cに関しては、造りはプラスティックを多用して安っぽい感じですが、見え味は悪くありませんでした。お気軽観望には十分使えると思います。但し製造中止になってからかなりの年月が経過していると思われますので、保存状態の良い個体を見つけるのは難しいかもしれません。特に鏡面の劣化には注意が必要です!
これが今回手に入れたMC90です。以前、誠報社でも同様機種が販売されていたようです。先ず外観ですが100Cに比べるとこちらはノブやフロントカバーも含め、オール金属製でしっかりした造りになっています。また接眼部分はTネジ仕様になっているので、Tリングを介してカメラを接続することが出来るのも特徴の一つ。D:90mm、F:500mm f/5.6と言うマクカセにしては珍しい短焦点仕様。中を覗くと100C同様センターチューブ内に補正レンズが見える。100Cは主鏡が球面の為、補正用に3枚のレンズを組み込んであるらしいのですが、MC90の場合は主鏡は放物面のはず。既にメニスカスレンズがあるにも拘わらず補正レンズを採用しているのは、f値を下げるためなのでしょうか?それから副鏡の径が100C同様大きいので、コントラストはあまり期待できないかな?と思ったのですが昼間の景色や月を眺めてみた限りでは思ったほど悪くないです。ただ短焦点の為、当然ながら像面湾曲は若干強めです。星像は周辺部では流れてしまいます(眼視では問題ありませんが)。以上のことから観る時は高倍率だとfの明るさがスポイルされるし、倍率が低すぎると副鏡の影が気になるので、中倍率(50倍~25倍)で楽しむスタイルがピッタリかな?小さいので取り回しも楽だし、お気軽観望として十分楽しめます!
しかしながら、不満もあります。接眼部分の留めネジが小さくて締め難いこと。なので手持ちのTネジ用のアイピースホルダーを装着してみました。ルックス抜群になり使い勝手が向上しました。45°の正立プリズムを付けてバードウォッチングにもいいかも!
今日の1曲、【Brantley Gilbert 】で ”The Ones That Like Me”
⇒https://www.youtube.com/watch?v=WUFpGGe8U_E