プロジェクターのレンズで望遠鏡を作ってみた! [天体観測機材]
(ステランタンはこんな感じ!季節ごとの星座が浮かび上がる仕組みになっています。)
こんにちは!今日18日(日)午前10時から、市内の大山公民館で催されるイベントにスタッフ参加してきます。石川さんからのメールで、ある団体さんから依頼されて50名程の子供達に【ステランタン】の作り方を講義するとの事。地味なイベントですが、子供達への天文の普及には大事な活動だと思っています。
さて話は変わって、2週間程前に書いた記事の中で、壊れたプロジェクターのレンズを再利用して望遠鏡を作る!と宣言しておりましたが、昨日漸く出来上がりましたのでUPします。
壊れたプロジェクターのレンズ部分の写真。口径は60㎜かな?
少しづつ解体して、取り出したレンズがこれ ↓!
ズーム仕様になっているので、回転させるとレンズが前後に動く仕組み!でもベース部分を含めると結重過ぎるので本体のみを使用。
フード部分も取り敢えず外しておきます。因みにレンズ枠取り外すと更に細かく分解出来そうなのですが、一応このままにしておきます。
明かりの反射光から複数枚(5~6枚か?)のレンズで構成されているようです。プロジェクターの投影画像は限りなくフラットであることが要求されるので納得です。内径は65㎜の塩ビ管で何とかなりそうです。
DIY店を捜し歩いたら、丁度良さそうなVU管があったので早速購入。25㎜のアイピースである程度位置決めをして糸鋸で切断。
ヤスリとリューターで内部を削り、更に複数の手持ちのパーツを組み合わせた【ヘリコイド・フォーカサー】を無理やり嵌め込みました。
そうして出来上がった自作望遠鏡がこれ!手作り感満載でお世辞にもカッコイイとは言えませんが良しとしましょう。地上の風景やお月様等を覗きながら複数のアイピースで試してみたのですが、アクロマート仕様なので色収差はそれなりですが、像質は予想通りフラットでかなり良好です。但し星像がきっちりと点になっていないのが不満で更に追い込む必要がありますが、電視観望なら使えるかも?若干星像が肥大しそうですが、一度試してみたいと思います。因みに製作費用は数百円でした。壊れたプロジェクターのある方、是非お試しあれ!
今日の1曲、私のブログではお馴染みの【The Petersens 】(LIVE)から ”Thunder Ridge”をどうぞ。 An Emmett Franzのオリジナル曲らしいです。ドブロがいい味出していますよ~カッコイイですね!
♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=8hFts9PYRX4
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