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座右の銘Ⅱ [日々雑感]

以前ブログで、座右の銘は何かについて《平凡の中の非凡》と言う言葉を紹介して、その真意について書きましたが、若干解り難くて漠然とした印象を持たれたかと思います。そんな中つい最近、私が最も伝えたかった事に、正にぴったりな素晴らしい言葉に偶然出会うことが出来ました。

それは既にご存じの方もいらっしゃると思いますが【一燈照隅】と言う言葉です。正確には【一燈照隅(いっとうしょうぐう)】、【万燈照国(ばんとうしょうこく)】と書きます。『照千一隅 此則国宝』も多分同じような意味で使われているようです。その昔【比叡山延暦寺】の開祖の伝教大師こと、【最澄】が唐から持ち帰り、伝え広めたとされています。文字通り「最初は一隅を照らすような小さな灯火でも、その灯火が十、百、万と増えれば、国中を明るく照らすことが出来る」という意味。要するに最初は一隅を照らすようなちっぽけな行いでも、一人一人が自分が置かれている立場や環境で地道に精一杯努力することが、組織や地域社会、延いては国家にとって最も貴重な振る舞いになり、至宝になるとの教えです。私も今の境遇がどうであれ、どんな人でも唯一無二の素晴らしい役割を持って現世に生まれてきており、その役割を通して、世のため人のために尽くすことが大切であると解釈しています。昨今の《今だけ!金だけ!自分だけ!》と言った殺伐とした風潮の世の中で、最も必要とされている教えではないでしょうか?短い言葉ですが、思い出す度に心が洗われるようで、微力な私でもいつの間にか不思議と自信が湧いて元気が出てきます。❝ 生きる ❞とは、そんな自分の役割を探す旅なのかもしれませんね。

PS
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私も度々撮影スタッフとして参加し、コロナ禍で中断して以来、現在も未だ再開していない【那須塩原市 産業文化祭音楽祭】の実行委員長を務めた音楽仲間の伊藤さんから、久しぶりにイベントの便りが届きました。私は先約があるので参加できませんが、お近くの方は、足を運んでみては如何ですか?

PS+
今週の17日(土)に、我が【すばる天文同好会】の総会&交流会があるので、茨城県高萩市まで遠征してきます。同好会の仲間達とは年末ぐらいしか会うことが出来ないので、毎回楽しみにしています。後日その様子をブログにUPする予定なのでお楽しみに!今回は私の?の発表もあります。

今日の1曲は、1960年代、ニューヨークで白人フォーク・ブルース・シーンの全盛期に登場した米オクラホマ州出身の女性シンガー&バンジョー奏者の【Karen Dalton 】の歌と演奏で "Reason To Belive" です。フレッド・ニールやボブ・ディランらと交流もあった彼女ですが、生前は2枚のアルバムを残したのみで、商業的にも成功しなかったこともあり知名度はかなり低いようです。そんな訳で、つい最近まで彼女の存在を知りませんでした。でも聴いてみると私好みの、何とも言えない味のある歌声ではないか ∑( ̄。 ̄ノ)ノ!12弦ギターやテナーバンジョーの演奏もかなり渋~い!また素晴らしいアーティストに巡り合ってしまいました。

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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=iNaktcBnAdw
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