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《すばる天文同好会》30周年記念総会&忘年会 in 高萩 [天体観測&イベント]

先週の土曜日(18日)に年末恒例の、私が所属する《すばる天文同好会》の総会&忘年会に参加する為、茨城県の高萩市に行ってきました。昨年はコロナの影響で中止となってしまいましたが、今年は久々に仲間たちと再会できること&県外へ遊びに出かけられることが出来て本当に良かった\(^o^)/。その様子を少しだけご紹介したいと思います。

会場となったのは、高萩市内の高台にある旅館《山の湯》さんです。⇒https://www.choujunoyu.com/hotel.php
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私が泊った部屋からは観ることが出来ませんでしたが、反対側からは遠く太平洋が望めるみたいです。
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建物の横からですが遠くに海が見えます。(手持ち望遠にて撮影)
実はここ《山の湯》さんが同好会発足の地なのであります。30年前の発足当初の会員数は川口さんを含め僅か4名だったとの事。今では30世帯の大人数になりました。その思い出深い場所で総会が開かれ、今日メンバーの一人として参加できることに感慨無量です。

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事務局、受付担当の仲田さん(右)と会員の清水さん(左)。今日はお世話になりますm(__)m。清水さんに会うのは今日が初めてです。

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ロビーの様子と奥で雑談中の会員の方々。今日はタイミングが良ければ《レナード彗星》が金星のすぐ傍で観ることが出来ると幹事の一人、巻さんが話していたのでその話題で盛り上がっているみたいです。

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入口正面に立派な翡翠の置物が展示されていました。岩盤を彫刻した物らしいですが、ちょっとこれ凄いです!

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なんてお話している内に定刻になり、総会の開始です。今年の活動報告と会計報告、そして来年の活動計画等々。(本日の参加者は16名とのことですが、実際の会員数はもっと沢山いらっしゃいます。なので未だお会いしたことが無い方も・・・?)それからこの前紹介した《長久保赤水の天文学》を発刊された川口さんが、赤水所縁の《松月亭》⇒https://blog.goo.ne.jp/uemura1048/e/dcc0fa4ee46e5e509c9ff0c9f193612aで観望会等のイベントを開催したいとの提案があり了承されました。私は仕事の関係で夏のイベントには殆ど参加できないのですが、これだけは何とか都合をつけて参加しようと考えております。それと話が逸れますが、《マンガ 道知るべ 續 長久保赤水の一生》読みましたが、実に面白かったです。皆さんにも是非一読をお勧めします。また読後の感想文も募集しております。詳しくはこちらまで⇒http://nagakubosekisui.org/

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(左から川口さんと富岡さん、そして笹山さん。川口さんと富岡さんはお二人とも《東亜天文学会》の総会で活動成果のリモート発表をされたらしいです。)

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また恒星の掩蔽観測で有名な日立市在住のアマチュア天文家の富岡さんが《東亜天文学会》からまた表彰《山本一清記念学術奨励賞》されたとの報告がありました。九州まで観測の為に遠征した際の貴重なお話を伺うことが出来ました。御年79歳になられたとの事ですが、いまだ精力的にアマチュア天文家として尽力されていることには本当に頭が下がる思いです。益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

さてその後は、隣の席で宴会へ!とその前に記念撮影。

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カメラをセッティング中の川口さんと右の吉田さん。そうそう吉田さんと言えば、天文草創期の彗星発見の第一人者の一人《関 勉》さんに、外国で発行された関さんが発見した彗星の切手を寄贈したことが縁で、これまた関さんが発見した小惑星に吉田さんの名前を付けて頂けるとの僥倖のお話を以前ブログにUPしましたが、この度めでたく正式に命名されたそうです。それと我が同好会より《会友》と認められ了承されました。併せておめでとうございます!

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(宝くじが当たる確率より凄い!)

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みんなで記念写真、ハイチーズ!

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富岡さんのお話に熱心に耳を傾ける山形さん。私も正直なところお話を伺うまで《掩蔽観測》の面白さが理解できなかったのですが、よくよく考えてみれば、遥か彼方の恒星の光をほんの一瞬遮る現象から数億キロも離れた小惑星の大きさや形状が判るなんて実はとんでもなく凄い事だと漸く気付きました。恒星食は地上のほんの限られたエリアでしか観測できません。だからその為に足場も無いような山奥や人里離れた原野に遠征する必要があるのです。それも自費で!それに「天文学者の方々は専門的な観測装置は扱えるけど、アマチュアが使う機材だと極軸を合わせることすら出来無いから役に立たないんだよ!」とのお話には思わず苦笑してしまいました。ある意味アマチュア天文家の観測が重要なウエイトを占める分野であり活躍の場であることが理解できました。またそこに醍醐味がある事も教えて頂きました。

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久しぶりの大宴会。皆さん楽しそうですね!

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舟越さん(右)所有の《大平技研》製の家庭用高級プラネタリウムを前にして記念撮影。左は山形さんです。家庭用とは言え約車1台分の値段ですから、おいそれとは手が出ません!この後二次会で部屋の照明を消してみんなで星空観賞しました。それと舟越さんが注文した新しい望遠鏡(8インチ?クエスター・・・これまた超高級機!)の件ですが、納期1年の筈がコロナの影響で2年経った今でも未だ届いていないようです。届いたら是非覗かせて下さいね(^-^)。

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山形さんの奥さんが覗いているのは、舟越さん持参のロシア製世界最小マクストフ望遠鏡。副鏡の遮蔽率が凄い事になっていますが、思ったより普通に観えました。舟越さんは非常にレアな機材をいっぱい持っておられます。舟越さんのブログにリンクが貼ってあるので、興味のある方はそちらをどうぞ。

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(右から川口さん、笹山さん、山形さん)
誰かが持ち込んだ反射望遠鏡を囲んで光学談義に花が咲いています。ミザールと日野金属時代の製品ではレデューサーの取り付け位置が云々・・・ホント楽しそうです。

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その後2次会へ・・・私は翌日の帰郷に備えて早めに床に就きましたが、皆さんは深夜遅くまで語り明かしたご様子でした。とまあ~こんな感じで久しぶりに同好会の仲間たちと楽しく交流することが出来ました。また来年も宜しくお願いしますm(__)m。
Ps
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最後に30周年記念の帽子を頂きました。喜んでイベントで活用させて頂きます。

今日の1曲はすばる天文同好会の仲間たちに捧げたいと思います。【斉藤和義】で ”空に星が奇麗”
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♪⇒https://www.youtube.com/watch?v=0HWK5xibc4U
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