第10回 ”星空案内人の集い” に行ってみた! [天体観測&イベント]
今月23,24日の両日に亘り、福島県三春町で開催された【第10回星空案内人の集い】に参加してきました。そのイベントの模様を今回はご紹介したいと思います。
こちらがイベント会場となった【さくら湖自然観察ステーション】です。緑豊かな里山をバックに大きな天体観測用のドームの佇まいが印象的です。因みに館内に入るとこんな感じ。
子供達が喜びそうな淡水魚や昆虫のコーナーもありますが、やはり個人的に興味があるのは天体や星景写真の数々。そして野鳥ですかね!
開会式までまだ時間があるので、とりあえず向かいにある【三春の里】で腹ごしらえすることに。
幾つか食事ができる所があるのですが、古民家の【里の茶屋】をチョイス。店内は土間と囲炉裏があり、開放的で落ち着いた雰囲気が良い感じです!
山菜おこわの ”わっぱ御膳“ を注文。ご馳走様でした!それから今回は目立つようにと背中に”星旅祭”のロゴの入ったTシャツを着てきました。祭の宣伝というもう一つの目的もありますので。
お腹がいっぱいになったところで、一足早く会場に向かい準備のお手伝いをすることにしました。既に会場では、3月の交流会でもお世話になった地元【天文サークル星空の会】の吉田さんが機材の準備に取り掛かっていました。
持参した”星旅祭”のパンフレットを準備。
”星旅祭”のブースを準備中の、ふれあいの丘天文館スタッフ&星旅祭実行委員の梁島さん。隣には星座ポインター他、彼の手作りの作品が並んでいますが、これがとんでもなく便利なお役立ちグッズで、作り方を教えて欲しいです!
横には【北茨城星の会】笹山さんが持ち込んだ、スターベース東京さん提供の手作り望遠鏡用木製架台が並んでいます。売れ残ったら、じゃんけん大会の景品にするというのでみんなで示し合わせて不買作戦に出るとの噂が・・・(-。-; 惨い!
これは前回から新たに設けられた、優秀発表者に贈られる【渡部 潤一奨励賞】の副賞です。直ぐあれと分かりますね!これもスターベース東京とビクセンさんにご協力頂いたみたいです。
高橋製作所天文同好会の中島さんは、タカハシの機材を展示していました。。老舗のオーラが凄い!やはり存在感が際立っていますね!
そうこうしていると受付開始時間になりました。今回は全国11都道府県から50名超の方が参加するとの事でもう既に沢山の方が並んでいます。
14:00からいよいよ発表会が始まりました。テーマは様々で、日頃の活動報告や観測成果、そして観望機材の改良事例や海外の天文文献の解説等多岐に渡っています。尚、司会進行は吉田さんです!
まず最初の発表者は我がすばる天文同好会の舟越さんです。【メシエカタログ原典の紹介と活用例】というテーマで発表しました。原典(フランス語)を読める人は殆どいないので貴重なお話を聴かせて頂きました。後でフランス語はどこで習ったのか聞いてみたら、数学の論文書くのに必要だった云々・・・とのこと。頭良過ぎでしょ!
続いては、東北大学天文同好会 OB会 の原田さんです。【雨降る夜の楽しみ~カタログの向こうに想いを馳せて~】と題してお話をされました。立派な御髭が印象的です。
3番目が我が同胞、星旅祭実行委員の梁島さんのお話です。【星旅祭2018のご案内、および観望会のご協力依頼】と題して星旅祭をPR。参加者の皆さん、ご協力お願いしますm( _ _ )m。
次は【 天才ダジャレオヤジの戯言 】と題した我が同好会の川口さんの発表です。江戸中期の水戸藩の地理学者《長久保 赤水》(ながくぼ せきすい)等のお話と同好会員へのアンケートの結果報告と今後の課題のお話でした。いつものダジャレを封印し、予想に反してまともな話をされていました。でも川口さんの順番になった途端に、どういう訳か機材の調子がおかしくなる等、期待を(必ず何かが起こる?)裏切らない所はさすがです。
5番目は【浜野和天文台】の細井さんによる【小惑星による恒星食観測 一晩2観測成功事例】という観測体験事例のお話でした。普段あまり目にすることのない分野の話でなかなか面白かったです。
続いては佐野小観望会でもご一緒させて頂いた【 ひたち星の会 】の八重座さんの発表です。それは【車椅子のあなたの笑顔に会いたく・・・】という車椅子の方や小さなお子さん達にも観望して喜んでもらえる様に、新しい観測用の機材を作製した体験事例でした。いや~感動しました。私も常々お年寄りの方 に いつか観せてあげたいと考えていたので、物凄く参考になりました。
次は【アニメ・マンガを活用した天文普及】と題した【日本天文愛好者連絡会】の友田さんの発表がありました。アニメーションやゲームとのコラボ企画は年配者の私から見れば斬新!若い人達へのアピールと言う意味で、天文普及活動の新しい方向性を示唆するもので要注目でしょう。今後このようなアプローチが益々増えてくるのではと思いました。
ちょっとこの辺で休憩をしましょう。この三春の里では何故か猫が沢山いました。確認しただけでも7匹はいたと思います。のんびりした寝姿を見るだけでも癒されました。
ご飯の心配も無いんだニャン(=^・^=)!
続いて天文愛好者連絡会 田中 千秋さんのお話。タイトルは【まちかど観望会の科学】です。理論派の田中さんらしく、観望会というテーマを科学的な視点で分かりやすく解説して頂きました。
本日最後は【阿武隈天文同好会】、大槻さんの【自作エアードームを使ったプラネタリウム投影について】という発表です。この後、簡易プラネタリウムの実演がありました。農業用のシートを利用し低予算で作製可能との事で非常に興味深かったのですが、残念ながら時間的な制約で見ることが出来ませんでした。
隣では【夢のほしぞら配達】代表の橋本さんが、【モバイルプラネタリウム投影方法あれこれ】とのコンセプトでプラネタリウムの実演をしていました。モバイルプラネタリウム最先端の映像技術を体験したのですが・・・いや~面白かった!デジタルの進化は予想以上に凄いです。天候に左右されないので、天文イベントにはピッタリかも?
ちょっとブレて星が流れてしまいました。
こんな映像も投影できます!
以上で、初日第一部の発表は終了です。皆さんお疲れさまでした!第二部は明日の9:00からと言うことで、その後質疑応答や自己紹介等で交流を図りました。
右側の川合さんは昼間でも惑星や星を赤道儀などを使わずに導入できるという強者!天体の位置が頭にインプットされているみたいです!いちばん左の大学生、見里さんは新幹線に乗って遠路はるばる神戸から・・・お疲れ様です!
右側のご婦人は東京の荒川区からお越しの杉本さん。お話から察するに、長年公共のプラネタリウムにお勤め?そのお隣はJAAA【日本天文愛好者連絡会】の茶木さん。左側の男性は私と同じ星旅祭の広報を担当している藤原さんです。そう言えばこの前渡した星旅祭のマグネットステッカーを車に貼って祭の宣伝してくれているそうです。無駄にならず良かった~!
これが今夜の宿、田園生活館です。木造の落ち着いた雰囲気で、大きなテラスは夜空の観望にピッタリです!
ゆっくりと温泉に入って夜7時からは懇親会が始まりました。みんな楽しそうです!
恒例のじゃんけん大会の一コマ。私は天文手帳とタカハシオリジナルのクリアファイルをゲットしました。
梁島さんが持っているのが同じクリアファイル。左側に写っているのは小田さん。小田さんと言えば3月の交流会で〇〇万円(一昔前なら軽自動車が一台買えました!)のニコン製双眼鏡しかも2台も持ってきて、参加者一同を驚愕させた方です。目の毒だ~!
右側の方は40㎝のドブソニアン(通称ニンジャ)でお馴染みの米田さん。隣の岸さんは昨年、川崎市から南会津にお引越ししたのですが、天体ドーム完備の自宅兼リゾート施設がようやく完成したそうです。
ちなみにこんな感じ。羨ましい!今度遊びに伺いますね!
見里さんは大きな月の写真をゲット!(アルプス谷周辺を写したもの。ちなみにCMOSカメラはZWO社のASI174。とんでもなく高解像度で欲しくなってしまいました。)
2次会は場所が無いので、本日貸し切りと言うことで宿の廊下で胡坐をかいて酒盛りです。気の合う仲間がいれば、場所なんてどこでもいいんです!
空が晴れ、星が瞬き始めた!との報告があり急遽、俄か観望会を決行。月や木星そして火星を堪能しました。
それから梁島さんお手製の【ステラポインター】は凄いです!星空案内人の必需品かも?これで遊んでいるのは、スターリング・プラネタリウムの社長、杉中さんです。
その夜、部屋に戻った私はガマガエルの大合唱に遭遇し熟睡できませんでした・・・もう少し酒飲んでおけばよかった (-。-;
翌朝9:00から発表会第二部が始まりました。先陣は【北茨城星の会】の松本健一郎さんの【雨情の里星まつり】と題した活動報告でした。ある時、星まつりのイベントを企画し、大々的に宣伝をしてメーカーさんや市長も列席したにも拘らず、当日誰も集まらなかった体験談はみんなの笑いを誘っていましたが・・・( ̄~ ̄)ξ いえいえ他人事ではありません!
次はすばる天文同好会の先輩、仲田さんの【ひたちなか市佐野小学校観望会の実施結果】と言うテーマの発表です。昨年秋、私が初めて参加した観望会の報告でしたが、参加人数の推移からみる現状の問題点の考察や今後の課題についてお話をされました。発表前に”ドキドキしているよ” みたいにおっしゃっていましたが、どうしてどうしていつもと変わらず堂々としていましたよ!
3番目に【新潟天文研究会】の斎藤さんの活動報告がありました。観望会のみならず、オリジナルカレンダー作成を通じた啓蒙活動や小学校、ホームセンター等での写真展など積極的な取り組みが印象に残りました。
ここで予定にはなかったのですが飛び入り参加で、秋田県【横手星の会】のゼウス竹内さんの動画を鑑賞することに!7月の火星大接近を分かりやすく動画にまとめたもので、面白かったです。それよりも普段からこの怪しい格好で活動されているみたいで、どう見ても新興宗教の教祖にしか見えません。インパクトは抜群でした!
発表会、最後は【天文サークル星空の会】の吉田さんです。【星空案内人の集い、10年目をむかえて!】と題して、発起人の彼にこのイベントを企画した経緯と第一回から今日までの振り返りを話して頂きました。色々なご苦労も垣間見えて、益々応援したくなりました!
このあと茶木さんの司会で【国立天文台】の縣(あがた)さん、【JAAA日本天文愛好者連絡会】の田中さん、そして星ナビでお馴染み【アストロアーツ】の上山さんの講演がありました。スペシャル対談ということでみなさん真剣に耳を傾けていました!
最後に投票が行われ、【渡辺 潤一奨励賞】の受賞者の発表がありました。
最優秀賞の八重座さん
優秀賞の斎藤さん
特別賞(縣 秀彦 奨励賞)の大槻さんと舟越さん
受賞者の皆さん、おめでとうございました!
閉会式の後、皆さんで記念写真を撮り解散となりました。名残惜しいです!
その後、・・・
栃木県高根沢町からお越しの菊池さん。久しぶりの太陽の黒点を見せてくれました。自宅に天文台をお持ちだそうです。家からそう遠くないので今度遊びに伺いますね!
昼間の金星を導入中の川合さん。
ステーションのスタッフの方が天体ドームの中を見せてくれました。タカハシ製25㎝フローライト屈折望遠鏡です。公共天文台の望遠鏡は大口径がトレンドですが、こと惑星に関してはこれぐらいの屈折が最強でしょう。是非とも最接近時に覗いてみたいです(^◇^)!
こうして二日間に亘るイベントが終了しました。星浸りの本当に楽しい二日間でした。皆さん!また来年お会いしましょう!
今宵の1曲、再登場、オーストラリアの女性カントリーデュオ【sunny cowgirls】で ”green and gold”
⇒https://www.youtube.com/watch?v=1tt6NkzDm7Y
こちらがイベント会場となった【さくら湖自然観察ステーション】です。緑豊かな里山をバックに大きな天体観測用のドームの佇まいが印象的です。因みに館内に入るとこんな感じ。
子供達が喜びそうな淡水魚や昆虫のコーナーもありますが、やはり個人的に興味があるのは天体や星景写真の数々。そして野鳥ですかね!
開会式までまだ時間があるので、とりあえず向かいにある【三春の里】で腹ごしらえすることに。
幾つか食事ができる所があるのですが、古民家の【里の茶屋】をチョイス。店内は土間と囲炉裏があり、開放的で落ち着いた雰囲気が良い感じです!
山菜おこわの ”わっぱ御膳“ を注文。ご馳走様でした!それから今回は目立つようにと背中に”星旅祭”のロゴの入ったTシャツを着てきました。祭の宣伝というもう一つの目的もありますので。
お腹がいっぱいになったところで、一足早く会場に向かい準備のお手伝いをすることにしました。既に会場では、3月の交流会でもお世話になった地元【天文サークル星空の会】の吉田さんが機材の準備に取り掛かっていました。
持参した”星旅祭”のパンフレットを準備。
”星旅祭”のブースを準備中の、ふれあいの丘天文館スタッフ&星旅祭実行委員の梁島さん。隣には星座ポインター他、彼の手作りの作品が並んでいますが、これがとんでもなく便利なお役立ちグッズで、作り方を教えて欲しいです!
横には【北茨城星の会】笹山さんが持ち込んだ、スターベース東京さん提供の手作り望遠鏡用木製架台が並んでいます。売れ残ったら、じゃんけん大会の景品にするというのでみんなで示し合わせて不買作戦に出るとの噂が・・・(-。-; 惨い!
これは前回から新たに設けられた、優秀発表者に贈られる【渡部 潤一奨励賞】の副賞です。直ぐあれと分かりますね!これもスターベース東京とビクセンさんにご協力頂いたみたいです。
高橋製作所天文同好会の中島さんは、タカハシの機材を展示していました。。老舗のオーラが凄い!やはり存在感が際立っていますね!
そうこうしていると受付開始時間になりました。今回は全国11都道府県から50名超の方が参加するとの事でもう既に沢山の方が並んでいます。
14:00からいよいよ発表会が始まりました。テーマは様々で、日頃の活動報告や観測成果、そして観望機材の改良事例や海外の天文文献の解説等多岐に渡っています。尚、司会進行は吉田さんです!
まず最初の発表者は我がすばる天文同好会の舟越さんです。【メシエカタログ原典の紹介と活用例】というテーマで発表しました。原典(フランス語)を読める人は殆どいないので貴重なお話を聴かせて頂きました。後でフランス語はどこで習ったのか聞いてみたら、数学の論文書くのに必要だった云々・・・とのこと。頭良過ぎでしょ!
続いては、東北大学天文同好会 OB会 の原田さんです。【雨降る夜の楽しみ~カタログの向こうに想いを馳せて~】と題してお話をされました。立派な御髭が印象的です。
3番目が我が同胞、星旅祭実行委員の梁島さんのお話です。【星旅祭2018のご案内、および観望会のご協力依頼】と題して星旅祭をPR。参加者の皆さん、ご協力お願いしますm( _ _ )m。
次は【 天才ダジャレオヤジの戯言 】と題した我が同好会の川口さんの発表です。江戸中期の水戸藩の地理学者《長久保 赤水》(ながくぼ せきすい)等のお話と同好会員へのアンケートの結果報告と今後の課題のお話でした。いつものダジャレを封印し、予想に反してまともな話をされていました。でも川口さんの順番になった途端に、どういう訳か機材の調子がおかしくなる等、期待を(必ず何かが起こる?)裏切らない所はさすがです。
5番目は【浜野和天文台】の細井さんによる【小惑星による恒星食観測 一晩2観測成功事例】という観測体験事例のお話でした。普段あまり目にすることのない分野の話でなかなか面白かったです。
続いては佐野小観望会でもご一緒させて頂いた【 ひたち星の会 】の八重座さんの発表です。それは【車椅子のあなたの笑顔に会いたく・・・】という車椅子の方や小さなお子さん達にも観望して喜んでもらえる様に、新しい観測用の機材を作製した体験事例でした。いや~感動しました。私も常々お年寄りの方 に いつか観せてあげたいと考えていたので、物凄く参考になりました。
次は【アニメ・マンガを活用した天文普及】と題した【日本天文愛好者連絡会】の友田さんの発表がありました。アニメーションやゲームとのコラボ企画は年配者の私から見れば斬新!若い人達へのアピールと言う意味で、天文普及活動の新しい方向性を示唆するもので要注目でしょう。今後このようなアプローチが益々増えてくるのではと思いました。
ちょっとこの辺で休憩をしましょう。この三春の里では何故か猫が沢山いました。確認しただけでも7匹はいたと思います。のんびりした寝姿を見るだけでも癒されました。
ご飯の心配も無いんだニャン(=^・^=)!
続いて天文愛好者連絡会 田中 千秋さんのお話。タイトルは【まちかど観望会の科学】です。理論派の田中さんらしく、観望会というテーマを科学的な視点で分かりやすく解説して頂きました。
本日最後は【阿武隈天文同好会】、大槻さんの【自作エアードームを使ったプラネタリウム投影について】という発表です。この後、簡易プラネタリウムの実演がありました。農業用のシートを利用し低予算で作製可能との事で非常に興味深かったのですが、残念ながら時間的な制約で見ることが出来ませんでした。
隣では【夢のほしぞら配達】代表の橋本さんが、【モバイルプラネタリウム投影方法あれこれ】とのコンセプトでプラネタリウムの実演をしていました。モバイルプラネタリウム最先端の映像技術を体験したのですが・・・いや~面白かった!デジタルの進化は予想以上に凄いです。天候に左右されないので、天文イベントにはピッタリかも?
ちょっとブレて星が流れてしまいました。
こんな映像も投影できます!
以上で、初日第一部の発表は終了です。皆さんお疲れさまでした!第二部は明日の9:00からと言うことで、その後質疑応答や自己紹介等で交流を図りました。
右側の川合さんは昼間でも惑星や星を赤道儀などを使わずに導入できるという強者!天体の位置が頭にインプットされているみたいです!いちばん左の大学生、見里さんは新幹線に乗って遠路はるばる神戸から・・・お疲れ様です!
右側のご婦人は東京の荒川区からお越しの杉本さん。お話から察するに、長年公共のプラネタリウムにお勤め?そのお隣はJAAA【日本天文愛好者連絡会】の茶木さん。左側の男性は私と同じ星旅祭の広報を担当している藤原さんです。そう言えばこの前渡した星旅祭のマグネットステッカーを車に貼って祭の宣伝してくれているそうです。無駄にならず良かった~!
これが今夜の宿、田園生活館です。木造の落ち着いた雰囲気で、大きなテラスは夜空の観望にピッタリです!
ゆっくりと温泉に入って夜7時からは懇親会が始まりました。みんな楽しそうです!
恒例のじゃんけん大会の一コマ。私は天文手帳とタカハシオリジナルのクリアファイルをゲットしました。
梁島さんが持っているのが同じクリアファイル。左側に写っているのは小田さん。小田さんと言えば3月の交流会で〇〇万円(一昔前なら軽自動車が一台買えました!)のニコン製双眼鏡しかも2台も持ってきて、参加者一同を驚愕させた方です。目の毒だ~!
右側の方は40㎝のドブソニアン(通称ニンジャ)でお馴染みの米田さん。隣の岸さんは昨年、川崎市から南会津にお引越ししたのですが、天体ドーム完備の自宅兼リゾート施設がようやく完成したそうです。
ちなみにこんな感じ。羨ましい!今度遊びに伺いますね!
見里さんは大きな月の写真をゲット!(アルプス谷周辺を写したもの。ちなみにCMOSカメラはZWO社のASI174。とんでもなく高解像度で欲しくなってしまいました。)
2次会は場所が無いので、本日貸し切りと言うことで宿の廊下で胡坐をかいて酒盛りです。気の合う仲間がいれば、場所なんてどこでもいいんです!
空が晴れ、星が瞬き始めた!との報告があり急遽、俄か観望会を決行。月や木星そして火星を堪能しました。
それから梁島さんお手製の【ステラポインター】は凄いです!星空案内人の必需品かも?これで遊んでいるのは、スターリング・プラネタリウムの社長、杉中さんです。
その夜、部屋に戻った私はガマガエルの大合唱に遭遇し熟睡できませんでした・・・もう少し酒飲んでおけばよかった (-。-;
翌朝9:00から発表会第二部が始まりました。先陣は【北茨城星の会】の松本健一郎さんの【雨情の里星まつり】と題した活動報告でした。ある時、星まつりのイベントを企画し、大々的に宣伝をしてメーカーさんや市長も列席したにも拘らず、当日誰も集まらなかった体験談はみんなの笑いを誘っていましたが・・・( ̄~ ̄)ξ いえいえ他人事ではありません!
次はすばる天文同好会の先輩、仲田さんの【ひたちなか市佐野小学校観望会の実施結果】と言うテーマの発表です。昨年秋、私が初めて参加した観望会の報告でしたが、参加人数の推移からみる現状の問題点の考察や今後の課題についてお話をされました。発表前に”ドキドキしているよ” みたいにおっしゃっていましたが、どうしてどうしていつもと変わらず堂々としていましたよ!
3番目に【新潟天文研究会】の斎藤さんの活動報告がありました。観望会のみならず、オリジナルカレンダー作成を通じた啓蒙活動や小学校、ホームセンター等での写真展など積極的な取り組みが印象に残りました。
ここで予定にはなかったのですが飛び入り参加で、秋田県【横手星の会】のゼウス竹内さんの動画を鑑賞することに!7月の火星大接近を分かりやすく動画にまとめたもので、面白かったです。それよりも普段からこの怪しい格好で活動されているみたいで、どう見ても新興宗教の教祖にしか見えません。インパクトは抜群でした!
発表会、最後は【天文サークル星空の会】の吉田さんです。【星空案内人の集い、10年目をむかえて!】と題して、発起人の彼にこのイベントを企画した経緯と第一回から今日までの振り返りを話して頂きました。色々なご苦労も垣間見えて、益々応援したくなりました!
このあと茶木さんの司会で【国立天文台】の縣(あがた)さん、【JAAA日本天文愛好者連絡会】の田中さん、そして星ナビでお馴染み【アストロアーツ】の上山さんの講演がありました。スペシャル対談ということでみなさん真剣に耳を傾けていました!
最後に投票が行われ、【渡辺 潤一奨励賞】の受賞者の発表がありました。
最優秀賞の八重座さん
優秀賞の斎藤さん
特別賞(縣 秀彦 奨励賞)の大槻さんと舟越さん
受賞者の皆さん、おめでとうございました!
閉会式の後、皆さんで記念写真を撮り解散となりました。名残惜しいです!
その後、・・・
栃木県高根沢町からお越しの菊池さん。久しぶりの太陽の黒点を見せてくれました。自宅に天文台をお持ちだそうです。家からそう遠くないので今度遊びに伺いますね!
昼間の金星を導入中の川合さん。
ステーションのスタッフの方が天体ドームの中を見せてくれました。タカハシ製25㎝フローライト屈折望遠鏡です。公共天文台の望遠鏡は大口径がトレンドですが、こと惑星に関してはこれぐらいの屈折が最強でしょう。是非とも最接近時に覗いてみたいです(^◇^)!
こうして二日間に亘るイベントが終了しました。星浸りの本当に楽しい二日間でした。皆さん!また来年お会いしましょう!
今宵の1曲、再登場、オーストラリアの女性カントリーデュオ【sunny cowgirls】で ”green and gold”
⇒https://www.youtube.com/watch?v=1tt6NkzDm7Y