サウンドクロスin大田原2019 《アズ》ライブに行ってみた! [音楽&イベント]
先々週の土曜日、10月20日に大田原市内の4か所のステージで今年で9回目を迎える恒例の《サウンドクロス in 大田原》が開催されました。毎回このイベントは会場のひとつである《アズ》で生ライブを観ると決めている(レトロな雰囲気がピッタリだし音もいい!)ので早速訪ねてみたのですが、今回も期待を裏切らない素晴らしいライブでした。今日はちょっとだけそのライブの模様をお伝えしたいと思います。(言葉だけで伝えるのは結構難しいのですが (^_^; )
(リハーサル中)
今回の《アズ》会場では8組のアーティストの方々が参加してくれました。先ず最初は私と同じ那須塩原市からお越しの《PON PON PON》さんです。グループ名の由来は何故か秘密とのこと。ギター&ボーカル担当が二人、そして紅一点、ピアノ担当の女性の方がお一人の3人組のバンドです。《風》《かぐや姫》《さだまさし》《アリス》等、昭和を代表するフォークソングの名曲をたっぷりと披露して頂きました。特にボーカルを担当するお二人のハーモニーが抜群でしたね。(個人的には《笠木透》の “小さな町” が印象に残っています。隠れた名曲ですね!)
続いては市内在住の《Ash&だっきゃん》のお二人です。カホンと篠笛という編成のグループなのですが、コンテンポラリーな曲を中心にJazzなども織り交ぜながら素晴らしい演奏を披露してくれました。以前聴いた《コンカニフミ》の中島さんの笛は和テイストな味わいが魅力でしたが、Ashさんの現代的な曲の構成もいいですね!カホンとのマッチングも絶妙です。(イベント終了後にAshさんとお話したのですが、何と彼は以前ブルーグラスに嵌っていた時期があったそうで、《トニー・ライス》のギター演奏をコピーしたりしていたそうです。最近はガラパゴス化しているブルーグラス音楽を知っているだけでも嬉しいのに、篠笛演奏にブルーグラスのフレーズもこっそりと仕込んでいるなんてほんと涙もんですよ。因みに彼は地元の囃子保存会の会長さんです。)
続いて登場したのは《もんとにほ~》さん。日光市出身のシンガーソングライター&マルチアーティストである《AKIRA》さんののれん分けグループと言う肩書だそうです。ギター&ボーカル担当の男性を中心にボーカル&振付担当の女性二人&女の子のちょっと変わった編成のユニット。素朴な味わい深い歌詞に力強い歌声&振付に手話を取り入れて歌詞を伝えるというスタイルがユニークですね。私自身この前の大玉村の観望会の際、来場した聴覚障害を持つ若い子達に直接メッセージを伝えることが出来なかったことが、今でも心に残っています。思いをどうやって伝えるのか?ちょっと考える良い機会になりました。
(記念にCDを買いました。)
続いて登場したのは、毎回《アズ》でライブに参加してしてくれている、お馴染み仙台市出身の《音ちゃん》。今回もオリジナルソング中心に楽しく熱気溢れるステージを披露してくれました。話題満載、面白トークも健在でした。また音楽仲間の《CoCoBlue》のWakoさんAkkocoと一緒に、珍しく?カッコイイ演奏も披露してくれました。(Wakoさんとお揃いの東北楽天のユニホームがお似合いですね!)
5番目は、昨年も参加してくれたラテンミュージックバンド《Amigos》の皆さんです。お揃いのユニフォームを身に纏い、熟成されたいぶし銀のような、艶やかでムード満点のラテン音楽を奏でてくれました。特に熟年の奥様方には大好評でしたね。因みにリードギター&編曲を担当している一番右側の方は、真岡市の市内に流れるチャイム?音楽を作曲された方だそうです。
来月宇都宮でライブがあるそうなので、興味のある方は足を運んでみては如何ですか?
次の方は《寺ちゃん》こと寺田さんです。村下孝蔵の曲を中心に《松山千春》《浜田省吾》などの弾き語りを披露してくれました。それもメジャーな曲では無くあまり知られていない、初めて耳にする曲ばかりなので妙に新鮮でした。(お馴染みの “踊り子” とかは歌わないという不思議なこだわりがあるようです。)またAkkocoさんの解説によると彼はギターを始めてから2年も経っていないそうですが、演奏の上手さに正直びっくりしてしまいました。元々才能があるのかそれとも血の滲むような努力の結晶か分かりませんが予想以上に素晴らしい演奏でした。歌声も良かったですよ。
6番目に登場したのは大所帯《ハッピー・ホッピー》の皆さんです。昨年、福島県伊達市から来てくれた《MoMo》さん、そして音楽仲間の《CoCoBlue》の二人中心に今回結成されたフォルクローレバンド系?バンドです。《MoMo》さん達は普段、市内の《スマイル&ミュージック》というイベント中心に音楽活動されているとのこと。大所帯ゆえ音に厚みがあり、多彩な楽器演奏と相まって迫力満点です。まさにハッピーに相応しい楽しいステージを披露してくれました。台風19号の影響でフォルクローレの大きなイベントが中止になってしまったそうですが、また再開できると良いですね。
酉を飾るのは、那須塩原市出身のシンガーソングライターの《君島大輔》さんです。以前からイベントで名前だけは耳にしていたのですが、お会いするのは今回が初めてでした。独特の求心力のあるトークとプロに相応しいステディーなギター演奏、そして浸透力のある歌声を披露してくれました。最近インディーズ系レーベル《那須WAVE》からCDを出したそうなので、一度聴いてみては如何でしょうか?
という訳で今回も素晴らしいイベントを見ることが出来て大満足の一日でした。尚、今回のライブの模様は噂によると《那須WAVE》でライブ中継されたそうです。参加された皆さんお疲れさまでした。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。またお会いできる日を楽しみにしています。
今週の土曜日、11月4日に《第5回十文字星見台観望会》が催されるので会津方面に遊びに行ってきます。同好会仲間の岸さんがドーム内の架台EM-500 をTemma化するに当たり、ついでに観望会&BBQで交流を深めようと企画したらしいです。タカハシ製作所からも3名程来るそうで、どんな風になるのか興味津々です!
《お知らせ》
(今回のプロジェクトのマスコットキャラクター)
おおたまむら《森の小さな天文台》プロジェクトのクラウド・ファンディングが今月からスタートしました。ご賛同頂ける皆さん、ご協力の程宜しくお願い致します。福島にそして東北に元気を届けましょう!
⇒https://camp-fire.jp/projects/view/200655
今日の1曲、今日はブルーグラスの楽器の花形、華麗なフラットピッキングギター演奏をどうぞ!
⇒https://www.youtube.com/watch?v=mwcl4wtlNy8
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