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美の巨人はやっぱり凄かった! [日々雑感]

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先週の土曜日に、予てからの計画通り、那須高原の【藤城清治美術館】に行ってきました。切り絵作家である藤城氏の大ファン?を自認する私にとって初の訪問であり、美しい紅葉時期とも重なり楽しい、そして思い出に残る一日になりました。実は氏の常設美術館がここ那須高原にあることを知ったのはつい最近のことです。地元に住んでいて知らなかったの? (-。-; 御尤もな質問です。実は以前、書家であり恩師でもある柿沼翠流先生(⇒https://skymusic-fun.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306088541-2)にお会いした際にも、自宅に飾っていた藤城氏の作品をお見せしたところ、“僕の記憶では 確か栃木に美術館があったような云々・・・” の話をされていたのを覚えています。なのに自分は “え~うそだぁ~(先生ゴメン!)先生の記憶違いじゃない?そんなに都合のいい話があるはずはないでしょ~”と心の中で勝手に思い込んでしまい、悲しいことに先生の貴重な助言を忘却の彼方へ・・・という訳で知る機会を失い今日まで来てしまったのです。ところが先月紹介した【那須高原 日米交流音楽祭】の道すがら、偶然にも近くに美術館のあることが判り訪ねた次第です。灯台下暗しとはこのことでしょうか?そこで今日はその美術館と彼の魅力をほんの少しだけ紹介したいと思います。

開館直後にも拘らず多くの来場者で賑わい、駐車場はいっぱいでした。
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那須は紅葉真っ盛り!駐車場周辺も見事でした。

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エントランス前まで藤城氏のキャラクター達がお出迎え!

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しばらく歩くと目の前に古風な造りの立派な門が。落ち着いた、重厚な雰囲気・・・良いですね!

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木漏れ日の中を、紅葉を愛でながら進んでいくと・・・

残念ながらうっかりして、館内入口の写真を撮るの忘れてしまいました。入って直ぐ右側に売店とカフェスペースがありました。尚、売店から先の撮影はNGです。
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藤城氏のオリジナルグッズが所狭しと並んでいます。

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カフェスペースからの眺めも最高です!

そしていよいよ美術館内部へ・・・しかしこれ以上お見せできないのが非常に残念です!でも実物を見たら本当に感動すること間違いなしです。私は批評できるほどの美術的な知識はありませんが、素人目にもその繊細さの裏に隠された凄みには圧倒されます。それから藤城氏の作品は色彩の豊かさが特徴の一つですが、今回は特に初期のモノクロ作品にも感動しました。シンプルな画題や対象ゆえに繊細かつ大胆な技法を駆使し、奥行きを感じさせる描写力と観る者の想像を掻き立てる豊かな表現力は見事です。それと【軍艦島】、【広島原爆ドーム】や【東日本大震災】関連の現代的なテーマ作品群の圧倒的な迫力には心を奪われました。対象となったテーマの持つ普遍性と作者の込めたメッセージが作品からダイレクトに心に伝わってくるのです。立ち止まり、目を奪われ、いつの間にか心の中で自然に対話してしまう、そんな魅力が彼の作品にはあるのです。皆さんも一度じっくりと鑑賞してみては如何ですか?オススメです!

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記念にピンバッジを買いました。袋も可愛いデザインです。今度は平日に訪ねて、もう一度じっくりと鑑賞しようと思っています。

今日の1曲、再登場【Flatpick Apprentice】のギター演奏で
“Bury Me Beneath the Willow”
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https://www.youtube.com/watch?v=tRkXfIDAakw
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